P-Xは海上自衛隊における「次期固定翼哨戒機」の事である。
現在主力であるP-3Cオライオン哨戒機が更新の時期に入ったため、国内産業育成の見地から2000年に国産にする事を発表し、次年度予算を獲得した。
最大の特徴は、P-3Cまでの固定翼対潜哨戒機がプロペラ機であったのに対し、本機はジェットエンジンで飛行することがあげられる。
製造元の川崎重工では、計画中の125席クラスのジェット機に本機の主翼技術を利用する事をアナウンスしている。
また、日本航空機開発協会では、民間旅客機にするための開発調査を行っている。
2007年9月28日に初飛行。