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大学出版

Library Publishing Coalition(LPC)、大学・研究図書館の出版活動に関する年鑑(2024年版)を公開

2024年12月18日、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、大学・研究図書館の出版活動に関する年鑑“Library Publishing Directory”の2024年版の公開を発表しました。 同年鑑は2014年から刊行されており、LPCのブログでは、この10年間における変化を概観する記事も併せて掲載されています。これによると、2014年と2024年の比較において、図書館出版...

大学出版局、図書館出版者等で構成される連合体 “University-Based Publishing Futures”が発足

2024年9月30日、大学出版局、図書館出版者等で構成されるコミュニティ連合体“University-Based Publishing Futures”(UBPF)が発足しました。 UBPFは、大学出版局、図書館出版者、学術出版のインフラストラクチャーをサポートする学術関連プログラムに携わる専門家で構成される、複数のコミュニティによる新しい連合体であると述べられています。世界各国の160余りの大学出版局が参加するAssociation of University Pr...

スコットランドの大学・研究図書館が共同運営するオープンアクセス出版社Scottish Universities Press(SUP)、最初の単行書を出版

2024年9月12日、スコットランドの大学・研究図書館が共同運営するオープンアクセス(OA)出版社Scottish Universities Press(SUP)が、最初の単行書を出版すると発表しました。 SUPは、2022年にスコットランド大学・研究図書館連合(SCURL)の加盟図書館が共同で設立した非営利のOA出版社です。2024年10月から、SUPの最初の出版物として、単行書2タイトルの提供が開始されるとあります。 SUP announces first ...

香港中文大学ら、香港初となるオープンアクセス書籍に関するイニシアティブを開始

2024年7月17日、香港中文大学、香港城市大学、香港大学の3大学の図書館と大学出版局の共同で、オープンアクセス(OA)書籍に関するイニシアティブ“Open Books Hong Kong”が立ち上げられました。 香港城市大学の発表によると、これは三つの大学出版局から出版された中国語の学術書を無料で公開することで、香港で出版された学術成果を世界的に共有し、書誌多様性(書目多様性)を促進することを目指すもので、OA書籍に関する香港初の試みであるとあります。 第一弾...

CA2065 – 動向レビュー:欧米における図書館出版のいま / 設樂成実

PDFファイル カレントアウェアネス No.360 2024年6月20日 CA2065 動向レビュー 欧米における図書館出版のいま 京都大学東南アジア地域研究研究所:設樂成実(したらなるみ) 1. はじめに  近年、ダイヤモンドオープンアクセス(OA)に関する話題が増えている。ダイヤモンドOAとは、「ジャーナルやプラットフォームが著者にも読者にも料金を請求しない学術出版モデル」(1)であり購読料やゴールドOAによる論文掲載料(A...

英・ケンブリッジ大学、ダイヤモンドオープンアクセス(OA)ジャーナルのプラットフォームを開設:試験的プロジェクトの一環として

2024年6月4日、英・ケンブリッジ大学Office of Scholarly Communicationが運営するブログ“Unlocking Research”上で、同大学でダイヤモンドオープンアクセス(OA)ジャーナルのプラットフォームが2024年5月に開設したと発表されました。 開設当初は、ケンブリッジ大学図書館のOpen Research SystemsとOffice of Scholarly Communicationのチームによる1年間の試験的プロジェクト...

米・マサチューセッツ工科大学出版局、学術単行書のオープンアクセス化を目指すプログラム“Direct to Open”(D2O)の成果をまとめた報告書を発表

2024年5月16日、米・マサチューセッツ工科大学出版局が、“Direct to Open”(D2O)プログラムの成果をまとめた報告書をウェブサイト上で公開しました。 D2Oは米国の大学図書館を始めとする図書館及び図書館コンソーシアムの共同出資によって、学術単行書の持続可能なオープンアクセス(OA)化を目指すプログラムとして、2021年に立ち上げられました。 報告書では、D2Oプログラムの主な成果として、プログラム開始から3年間で240タイトルがOA化されたこと...

E2686 – オーストラリアとニュージーランドにおけるOAへの取組状況

カレントアウェアネス-E No.477 2024.04.11 E2686 オーストラリアとニュージーランドにおけるOAへの取組状況 関西館図書館協力課・三崎彩(みさきあや) ●はじめに 2023年6月、オーストラリアとニュージーランドにおけるオープンアクセス(OA)の推進等に取り組む団体Open Access Australasia(OAA)が、2022年時点の両国の研究機関におけるOAへの取組状況等に関する調査報告書“Open access initiat...

米・マサチューセッツ工科大学出版局、“Direct to Open”(D2O)の2024年分の年間資金調達目標額を達成したと発表:2024年分の全学術単行書79タイトルをOA化へ

2024年1月22日、米・マサチューセッツ工科大学出版局(MIT Press)が、“Direct to Open”(D2O)の2024年分の年間資金調達目標額を達成したと発表しました。 D2Oは、図書館の共同出資により学術単行書の持続可能なオープンアクセス(OA)化を実現するためのモデルであり、2021年に開始されました。現在は運用3年目に当たります。 D2Oが期限内に目標額を達成したのはモデル開始後初とあります。年間資金調達目標額を達成したことで、2024年分...

米・マサチューセッツ工科大学出版局、オープンアクセス出版に関する白書を公開

2023年11月30日、米・マサチューセッツ工科大学出版局(MIT Press)が、オープンアクセス(OA)出版に関する白書"Access to Science and Scholarship: Key Questions about the Future of Research Publishing"を公開しました。 全体は2部構成で、パート1では、これまでのOA出版の概観がなされています。パート2では、学術出版におけるOAに関する新たな方針の影響の理解、検証、その...