寒さも今がピーク! 鍋料理が恋しい季節です。そして、手軽に作れてバリエーションがきく鍋料理は、寒くなくても忙しい人にうれしいメニューといえます。
「おかず鍋 あとは白いご飯があれば、献立の出来上がり」(著者:吉田愛、出版:Gakken、写真:宮濱祐美子)はそんな人にぴったりの一冊。材料を切って煮るだけ、だし汁もいらないという手軽さで、野菜やたんぱく質をたっぷり摂れて、ご飯を炊けば献立になるのですから!
今回は、3品のレシピを抜粋してご紹介しましょう。
◆鶏もも肉のシンプルタッカルビ
●材料(2人分)
・鶏もも肉……1枚(300g)
A
・コチュジャン……大さじ2
・しょうゆ……大さじ1と1/2
・ごま油……大さじ1/2
→鶏肉はひと口大に切り、Aをもみ込む
・キャベツ……300g
→ざく切り
・玉ねぎ……1/2個(100g)
→縦1cm幅に切る
・溶けるチーズ……80g
B
・酒……大さじ2
・水……大さじ2
●作り方
(1)鍋にキャベツ、玉ねぎの順に入れ、鶏肉をたれごと加える。Bを回しかけてふたをし、強火にかける。
(2)蒸気が出てきたら中火にし、ときどき具の上下を返して10分ほど煮る。
(3)溶けるチーズを散らしてふたをし、チーズが溶けるまで1~2分煮る。
note
韓国の国民的鍋を手軽に作れるように工夫しました。通常は焼いてから煮ますが、そこはスキップ。具も鶏肉、キャベツ、玉ねぎの3種にしぼりました。その代わり、味つけは本場にぐぐっと近づけて。ご飯はもちろん、マッコリや日本のどぶろくとも好相性。
2025.02.14(金)
文=吉田 愛、CREA編集部(リード)
写真=宮濱祐美子
スタイリング=吉岡彰子