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開発者の成長を支援する「Google Developer Program」がスタート

 米Googleは、開発者のアプリ構築、学習、成長を支援すべく「Google Developer Program」の提供を、6月3日(現地時間)に開始した。

 Google Developer Programによって、Geminiによる技術サポートをはじめとするさまざまな最新ツールや特典を利用できるようになるほか、Googleが提供しているGoogleスポンサーコミュニティの発見および探索が可能になる。同プログラムへの参加は無料で、世界中のすべての開発者が参加できる。

 同プログラムにおけるAIによる開発者支援としては、Google for Developers、Firebase、Google Cloudといった、複数のGoogle開発者向けWebサイトのチャットインターフェースにアクセスして、以下のようなことを可能にしている。

  • ドキュメントページの詳細確認、Googleツールに対する質問、サンプルコードの生成、問題のトラブルシューティング
  • ドキュメント全体のコードスニペットに対する自然言語での説明の取得
  • コーディングなしでのGoogle APIの試用、機能テスト、結果の確認
  • 検索バーからのAIに対する質問
  • Google for Developersのドキュメントとリソースの詳細確認

 あわせて、フルスタックのマルチプラットフォームアプリ開発のための、クラウドベースのAI支援ワークスペースであるProject IDXが利用できる。Project IDXでは、幅広いフレームワーク、言語、サービス、Google製品との統合がサポートされ、同プログラムのメンバーは最大5つのワークスペースでの作業が可能になっている。

 さらに、Google Cloud Innovatorsプログラムに参加すれば、Google Cloud Skills Boost学習プラットフォームのインタラクティブラボクレジットが無料提供される。同プラットフォームでは、Google Cloud技術のトレーニングとスキル開発のリソースが用意されており、クレジットを使用して実際のGoogle Cloud環境にアクセスして、プロンプトエンジニアリングから生成AIアプリ構築まで、安全かつダイナミックな空間でクラウドスキルを習得できる。また、クレジットは新たなクラウドトレーニング学習パスにも使える。

 そのほか、同プログラムのメンバーはGoogleが主催するグループへの参加申し込みも可能で、これらのコミュニティでは同じ志を持つ個人や専門家と開発者を結び付けるとともに、開発者エクスペリエンスを向上させるための限定イベントやリソースへのアクセスが提供される。

 Google Developer Programでは、今後数か月以内に追加のトレーニングリソースやコミュニティとつながるためのさまざまな方法といった、開発の取り組みに役立つ新たなツールやリソースを利用できるようになるという。

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