米Ionicは、モバイル向けアプリケーションフレームワーク「Ionic 2.0.0」の正式版を、1月25日(現地時間)にリリースした。
「Ionic 2.0.0」は、クロスプラットフォームのモバイルアプリ開発に対応した、新たなコンポーネントを備えており、70を超えるネィティブ機能を備えたネイティブ・プラグインシステムや、アプリの外観を簡単にカスタマイズ可能なテーマ機能を搭載している。
また、iOS/マテリアルデザイン/Windowsの3種類のモードをサポートし、アプリの動作はそのままに、ルック&フィールをそれぞれのプラットフォームに合わせて変更できる。
新たに実装した「Virtual Scroll」機能によって、開発したアプリのスクロール速度は、Android/iOSどちらも60FPSを実現するなど、画面表示に関するパフォーマンスも向上している。
このほか、最初のRC版から新たに加わったApp Scriptsではエラー処理とデバッグ機能を一新しており、Ionic Serveにはプラットフォームによるアプリの外観の違いを手軽に確認可能な「Ionic Serve Lab」機能を備えるなど、付属ツールにも新機能が搭載された。
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・Ionic(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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