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コンテナ管理ソフトの最新版「Docker 1.9」リリース、本番環境で使えるクラスタとマルチホストネットワークを搭載

 米Dockerは、オープンソースのコンテナ管理ソフトの最新版となる「Docker 1.9」を、11月3日(現地時間)にリリースした。

 「Docker 1.9」には、6月に開催されたカンファレンス「DockerCon」で発表された、Docker Engineにおける複数のホストにまたがるバーチャルネットワークの構築を可能にする機能を搭載しており、コンテナとネットワークの紐付けによって、ネットワーク・トポロジーのコントロールや、プラグインによるネットワークのスワップアウトなど、さまざまなネットワーク機能を実現する。

 Docker Engineのためのネイティブ・クラスタである「Docker Swarm」は、さまざまなテストやバグフィックス、最適化などを重ねた結果、「Docker 1.9」には本番環境で使える「Docker Swarm 1.0」を収録した。Dockerが行ったスケールテストでは、1000ノードおよび30000コンテナでも問題なく動作している。

 さらに、バージョン1.8で採用したボリュームプラグインは再設計され、より扱いが容易になっており、Docker Swarmとの連携によって、クラスタにまたがって永続的なストレージを管理できる。

 このほか、最新の「Docker Engine 1.9」や、Windowsのサポート、多彩な環境を構築可能にするコンポーズ・ファイルなどに対応した「Docker Compose 1.5」、MacおよびWindowsのための開発環境であるDocker Toolbox、Googleクラウドストレージやリード・オンリーモードなどに対応した「Docker Registry 2.2」を備えている。


【関連リンク】
Docker(英語)

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