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初めてのCatalyst入門(15)
Perl Catalystでメール送信を実装しよう

メール送信を便利にするビューモジュール

 本連載では、Perlで実装されたWebアプリケーションフレームワークであるCatalystについて、基本的な仕組みや実装方法などをサンプルを交えて紹介していきます。連載の最後となる本記事では、Catalystでメール送信を便利に行うことのできるモジュールについて説明します。

はじめに

 これまでの連載で、Webサイトを構築するにあたって、Catalystではどのように実現するかについて説明してきました。特に前回前々回では2回にわたって、フォーム処理を実装するのに役立つ、パラメータ検証と自動設定を行うプラグインと、フォームにまたがって一連のトランザクション処理を実現するための、コントローラモジュールについて紹介しました。

 連載の最後となる本記事では、Catalystでメール送信を便利に行うことのできるモジュールについて説明します(これまでの連載記事一覧)。

対象読者

  • Perlで簡単なスクリプトを作成したことのある方
  • Webアプリケーションの基本的な仕組み(HTTPリクエスト、レスポンスなど)についての知識のある方

必要な環境

 本連載で紹介するサンプルなどで実行している環境は次の通りです。

  • CentOS 5.3
    • Perl 5.8.9
    • Catalyst 5.80032

 また、動作確認を行ったWindowsの環境は次の通りです。

  • Windows Vista
    • ActivePerl 5.8.9 Build 827
    • Catalyst 5.80032

サンプル用のアプリケーションスケルトンを作成

 本記事では、EmailSampleというアプリケーションを使用して、モジュールの使い方などを説明します。EmailSampleアプリケーションスケルトンを作成するには、いつものようにコマンドラインから次のように入力し、実行します。

[リスト1]「EmailSample」アプリケーションのスケルトンを作成する
$ catalyst.pl EmailSample

 今回のサンプルでもViewとしてCatalyst::View::TTを使用するので、最初にWebページテンプレート用のViewも作成しておきます。

[リスト2]Viewを作成する
$ ./EmailSample/script/emailsample_create.pl view TT TT

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 花田 善仁(ハナダ ヨシヒト)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/5970 2011/06/20 14:00

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