Redmine
でチケット作成する際に、説明欄にチケットの詳細情報などを記載すると思いますが、チケットの担当者に対して、「これはチェックしておいて欲しい」内容は箇条書きにしておいても本当にやったかどうかは担当者に確認するしかなく、担当者がいない時に説明欄のチェックポイントがどこまで実施されてるかが分かりにくことがあります。
それを解決してくれるのが、この「 Redmine Checklists Plugin
」です。このプラグインを使うことでチケットの項目にチェックリストを追加することができます。
こんな時に使えそう
- チケットを消化する際にいくつかチェックポイントがある場合
- プログラム作成後にコード規約に違反していないかチェックを実施した上でチケットを次のステータスに更新しなければいけないなど
- 経験が浅いメンバーに対して、チケットを消化するにあたっての注意点や確認タイミングを明記したい場合
プロジェクトによっては、ドキュメントやプログラムの作成時に、規約違反がないかのチェックが完了していないと作業完了とできなかったり、プロセスが複雑で様々なチェックを行わなければならないことがあると思います。
こういったプロセスを全て、チケットのステータスで表現しようとすると、チケットのワークフローが煩雑になったり、他のプロジェクトとのステータスの整合性が取れなくなり、管理作業が増大してしまいます。
子チケットを作成するのもアリだとは思いますが、かなりチケットの数が増えるのであまりオススメはしません。しかも子チケットに同じ名前のチケットが大量に発生するので、さらに管理作業が煩雑化すると思います。
チケット内のチェックリストでチェック項目の実施状況を確認することで、こういった問題も解決できるようになると思います。
また、経験が浅いメンバーに対してもチケット消化のためにやること( TODO
)をチケットに書いてあげることができるので、チェックリストが作業を実施する上での指針となってくれると思います。
Redmine Checklists Pluginをインストールする
ソースコードを下記サイトからダウンロードします。
無料版と有料版がありますが、私は無料版を利用しています。無料版でも特に不自由なく利用できてます。
ダウンロード時にメールアドレスの入力が必要なので、メールアドレスを入力してソースコードをダウンロードします。
プラグインのインストール方法は下記を参考にしてください。
Redmineに設定すること
プラグインをインストールするだけで使えるようになるので、何も設定する必要はありません。
Redmine Checklists Pluginを使ってみる
プロジェクトメニューの「新しいチケット」をクリックしてチケットの作成画面を開くと、
「チェックリスト」という項目が追加されてます。
ここにチェックリストを入力していきます。
テキストボックスにチェックリストの内容を書いて「+」ボタンをクリックしてチェックリストを作成していきます。
チェックリスト作成後にドラッグ&ドロップでリストの並べ替えもできます。
作成したチケットのチェックリストにこんな感じでチェックをつけていきます。
最後に
「 Redmine Checklists Plugin
」を利用することで、チケットのステータスとして管理したり、子チケットで管理するほどではないけど、チェックはしておきたいという「帯に短したすきに長し」のような状態を解決できるようになると思います。
私がオススメするプラグイン下記の記事にまとめてますので、よかったら参考までにどうぞ。
コメント
[…] https://codelab.website/redmine-checklist-plugin/ https://www.redmineup.com/pages/plugins/checklists […]