[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

株式会社ネットワールドのエンジニアがお届けする技術情報ブログです。
各製品のエキスパートたちが旬なトピックをご紹介します。

【Dell Blog】SecureConnectGateway 最新バージョンの簡単ガイド

メリークリスマス!皆様。
こんにちは、こんばんは
ネットワールドストレージ担当山元です。

今年も残すところあと1週間となりました。早いですね~。
2024年もお世話になりました。

来年もどうぞネットワールドをよろしくお願いいたします。

本日は、Secure Connect Gateway(SCG)の記事にしたいと思います。
SCGについては、これまでも何度かブログでご紹介しておりますので、過去の記事が気になる方は下記のリンクで確認してみてください。

SCG カテゴリーの記事一覧 - ネットワールド らぼ

構築方法や注意点、使いこなし術などが紹介されているのでこれからSCGと触れ合おうという方は必見です!

本日ご紹介するのは、SCG最新バージョンv5.26.00.20についてです。
リリース日は2024年10月15日とのことなので2か月くらい経過したところですね。

それでは、SCGについてみていきましょう。

今回は、今までのSCG情報を確認しながらSCGの機能についてご紹介したいと思ってます。

参考にできる情報もあると思うのでSCGの構築がある方やこれから運用していきたいという方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

導入については過去のブログ記事でご紹介した手順とほとんど同じです。
詳しい手順が知りたいという方はこちら ↓ の記事を確認してみてください。

 

blogs.networld.co.jp


仮想マシンの構築をしたことがある方は、記事を読まなくても出来ちゃうくらい簡単です。基本的にはデプロイしていくだけですね。アクセスキーPINコードあたりはちょっと何のことだ?ってなるかもしれません。
私がここで地味にハマったのはvCenter経由でtar.gzファイルのアップロードができないことでした。
ここは、ESXiホストに直接ログインしてストレージにアップロードで突破しました。

話がそれました。
無事にデプロイ完了したのでログインしてデバイスも登録してみます。

今回は、PowerEdge R450Dell Networking S4128T-ONPowerStoreUnityを登録してみました。
機器によって登録方法が違うのでご注意ください。
登録手順についてはDellのサポートサイトに詳しく載っているので参考にしてみてください。
Secure Connect Gateway(SCG)デバイス登録手順 | Dell 日本

 

なんとなく触っているだけでも直感的に登録できると思います。
PowerStoreやUnityは機器側のUIからSCGを登録という感じになりますね。
PowerStoreはPowerStore Managerの設定サポートサポート接続接続タイプから設定します。
※バージョンによって多少差異がある可能性があります。
※実施環境PowerStoreOS4.0です。

PowerEdgeは、SCGのデバイス管理デバイスの追加から設定できますね。

ダッシュボードで6つのデバイスが見えてました。

デバイスの表示で何の機器が登録されているのか確認できますね。



実は、SCGのファイルをダウンロードした時はバージョン5.26.00.18でしたが、デプロイ直後くらいですかね…5.26.00.20というバージョンリリースがあったようでそのメッセージがSCGの画面上部に表示されてました。


マイナーアップデートですがせっかくなので、ぽちっとしてみました。

過去のブログでご紹介している通りで、とても簡単で「実行しますね!」と念押しが入って30分ほど放置でサクッとバージョンアップできました。
アップデートの詳しい方法が知りたい方はこちら ↓ をご覧ください。

blogs.networld.co.jp

無事にバージョンアップもできたのでデバイス一覧から機器の名前をクリックしてみましょう。

するとこんな感じで、各機器の情報が確認できました。
機器によって見え方は若干違うようで、PowerStoreはイメージ画像がなぜかつぶれて1Uサーバーみたいに見えてました。

テレメトリーデータの収集も実行できます。

こちらも見え方は機器によって多少違うようですが、SCGで管理している機器情報が簡単にわかるのは便利ですね。





PowerEdgeの場合には、表示かダウンロードが選択できます。

表示するとこんな感じです。

Dell Networking S4128T-ONの場合は、ダウンロードのみ選択可能でZipファイル形式になっていました。
Zipファイルを解凍するとこんな ↓ テキストファイルが見えます。

中を覗くとコンフィグが確認できます。

今回は、Dell製品を統合的に監視できる便利ツールSCGのご紹介でした。
実際に触ってみて出来ることがどんどん増えて進化し続けている製品だと感じました。
簡単で素直なUIでエンドユーザー様でも触りやすいという印象でしたので、Dell製品の導入案件の際にはぜひプラスアルファとしてSCGをご提案してみてください。

それでは、2025年も引き続きネットワールドをよろしくお願いいたします。

Networld Techのブログ一覧はこちら!

https://www.networld.co.jp/product/dell_technologies/tech-blog