クリスマスは、子供たちにとって一年の締めくくりの特別なイベントだ。そして、それを作り上げる大人たちにとっては、彼らの喜びを目にするための努力と挑戦の場でもある。
イギリス情報ブログ「ふわりいぎりす」から片足スピンオフのジゴロッキーです。改名「はる」でよろしくお願いします。人生100年時代を皆さんと一緒に考えていきたいです。
クリスマスは、子供たちにとって一年の締めくくりの特別なイベントだ。そして、それを作り上げる大人たちにとっては、彼らの喜びを目にするための努力と挑戦の場でもある。
友人の家にはウクライナからの避難民である母子家庭が住んでいる。彼らがイギリスにやって来たのは、2022年2月に始まったウクライナ対ロシア戦争の直後だった。家族といっても、そこに父親の姿はない。ウクライナでは男性が戦争中に国外に出ることを制限されており、母親と二人の子供だけがイギリスへ避難してきた。それから3年近くの時間が過ぎようとしている。子供たちはイギリスの小学校にすっかり馴染み、英語も上達し、毎日を楽しく過ごしている。小さな笑顔が見られるのは、せめてもの救いだと言えるだろう。しかし、母親の顔には深い疲れの色が残っている。故郷の行く末が見えない不安が長期間続き、彼女の心を蝕んでいる。うつ病を繰り返し、安定した日常を取り戻すには程遠い状況だ。子供たちもまた、父親のいない生活が続いている影響でメンタル的な負担を抱えている。彼らにとって、平和なイギリスという環境すら十分な癒しにはなっていないようだ。父親の帰還、それが意味するものそんな中、ひとつの「朗報」が彼らに届いた。父親がイギリスに来る許可を得たという知らせだった。しかし、それは実際には朗報とは言い難いものだった。父親がイギリス行きを許
ロンドンのクリスマスイルミネーションは、その気持ちを引き出してくれる。冷たい風に頬をさらしながら歩いていると、不思議と胸の奥が温かくなる。人々が笑顔で行き交う理由も、少しだけわかる気がする。
借りたい犬が見つかるためには、まず貸し手が私に連絡を取ってくれる必要がある。しかし、それが簡単でないことはよくわかっている。だからこそ、私は諦めず、粘り強くメッセージを送り続けるつもりだ。
2024年も無事に終わりそうだという安堵が胸に広がる。そして、この何気ない光景にこそ、冬至のもたらす希望のようなものがあるのだと感じた。
日本の運転免許を持っている人がイギリスで車を運転しようとすると、最初の12ヶ月間は国際免許を使うことができる。これはいわば、異国の道路を駆け抜けるための短期間のパスポートのようなものだ。しかし、その12ヶ月が過ぎるとどうなるか。そこで選択肢の一つとして浮上するのが、日本の免許をイギリスの免許に書き換えるという方法だ。免許を書き換えた場合、イギリスで運転できる車両にはいくつかの制限がある。総重量が3.5トン以下で、最大定員が運転者を除いて8人以下の乗用車がその対象だ。そしてトレーラーを牽引する場合には、車両とトレーラーの合計重量が3.5トン以下であること、さらにはトレーラー単体の重量が車両の空車時の重量を超えないことが求められる。このように書くと少し技術的な話に思えるが、実際には冷静に計算すれば何の問題もない。スクーターや原付バイクもイギリスで運転可能だ。ただし、その条件は排気量50cc以下、または最高速度が時速45km未満と定められている。このあたり、法律の仕組みというのはどこの国でも似たようなものだと感じる。免許の更新について考えてみよう。イギリスでは70歳未満の人は10年ごとに免許
イギリスに私立大学ってあるの?オックスフォード、ケンブリッジ大学の入試の方法とその他のイギリスの大学
人生は選択の連続だ。その一つひとつが、私たちをどこへ連れていくのかは、選んだあとでしか分からない。それでも、選ぶという行為には大きな価値があるのだと思う。
幸福を感じて生きるために転職は必要だったのか?25ー25の私の人生。
安定した収入を求め、会社にしがみつき、余計な波風を立てないように生きることを優先した。その結果、挑戦はどこかへ消え、日々は単調な繰り返しになった。
私はスマホ依存症です。画面に頼る時代。今、実験が行われている。子供を泣き止ます方法。
私自身もスマホを手放せない一人だ。1時間もスマホを見ないと落ち着かなくなる自分がいる。
イギリス人がこれを聞くと衝撃を受ける。日本人はクリスマスの日に. . .
彼らにとってクリスマスは「動かない日」であり、仕事に出るという発想自体がほとんど理解の外にあるらしい。
犬と散歩する準備はできたけど、犬がいない。犬の飼い主でなくても犬と散歩に行く方法。
犬を飼うことができなくても、犬と散歩する方法があるのではないか、と。そうしてたどり着いたのが、「BorrowMyDoggy」というマッチングサービスだ。
父の夢と現実。子供はなるようになる。親の理想通りには行かない。好きなことを見つける力を養う。
きっと私の子供たちも、私が思い描く道とは違うところを歩んでいくだろう。 それでいいのだと思う。なぜなら、人は自分自身の道を見つけてこそ、本当の意味で自由になれるからだ。
クリスマスカードと6ヶ月の旅。イギリスの郵便事情。クリスマスカードを海外に送ったら. . .
昨年の「6ヶ月カード」は今でも私の心に引っかかっている。そのカードは、一体どこをさまよっていたのだろう?郵便局で紛れたのか、それとも誰かの手を渡り歩いたのか。
これだけ暗い日が続くとちょっと鬱気味になってしまう。しかし天気のせいではないかもしれない。クリスマスの光と影。
クリスマスマーケットの屋台がひしめき合い、薄暗い夕暮れをカラフルな光で満たす。小さな観覧車がハイストリートにどっしりと腰を下ろし、その近くには大きなぬいぐるみが子供たちを誘うように微笑んでいる。
サラリーマンを辞めてから3回目のクリスマスを迎えた。アラフィフで劇的に変化した生活スタイル。
2024年のクリスマスには、私は家族とともに健康で、穏やかで、優雅な時間を過ごしたいと願っている。その日は、これまでの道のりを振り返りつつ、これからの可能性を感じる日になるだろう。
「親孝行してますか?」と聞かれて、してますと答えられるか?何を持って親孝行と呼ぶのか?
西欧の多くの言語には「親孝行」に相当する言葉がない。代わりに「感謝(gratitude)」や「尊敬(respect)」といった、より抽象的な概念で語られることが多い。
目の前の一日一日を大切に生きていくこと。それが、結婚というものの一番の核心ではないだろうか。
イギリスでは文房具は実用性重視であり、種類の豊富さやこだわりは比較的少なく、日本の文房具屋ほど品は揃っていない。使い切ったら捨てる文化がイギリスにはあり、シャープペンのような芯を入れ替えて何度も使えるものよりは、鉛筆を使う文化である。
10代の頃というのは、何かとお腹が空くものだ。そして、お腹が空くと機嫌が悪くなる。それ自体は特に珍しいことではない。ただ、空腹への耐性がついていない子どもにとって、それはちょっとしたカタストロフのようなものになる。そして、もしそれが反抗期と重なるとしたら、事態はさらにややこしくなる。私の娘も今、反抗期の真っ只中だ。さらに偏食だ。たとえば、何か食べ物を提案すると、「そんなの食べたくない」と頑なに拒否されることが多い。私はできるだけ娘が食べられるものを考え、手間暇をかけて食事を準備する。それなのに、娘は食べても食べても「まだお腹が空いている」と訴える。そしてある日、とうとうこんなことが起きた。娘はある夜、特に機嫌が悪かった。私はそれをなだめるために、娘の大好物であるパンケーキを提案した。だが彼女は、こちらの期待を裏切るように「そんなの食べたくない」と言い出したのだ。「だったらおにぎりを作ってあげればよかったのに」と、今になって思う。でもその時は、彼女の突然の拒否に気を取られて、そんなシンプルなアイデアさえ浮かばなかった。結局、娘は拗ねて部屋に戻り、その後は静かになった。諦めたのか、それとも
親になると、いろいろと考えることが増える。自分の夢が叶わなかった経験、自分が受け継いだもの、そしてそれをどう子どもに伝えるべきか。これらは、子育てにおいて重要な要素となる。だが、現実には、親が願う理想通りに子どもが成長することなど、ほとんどない。それでも親は、子どもに「こうなってほしい」という願いを抱き、日々の子育てに心血を注ぐ。それは、おそらく学校を卒業するくらいまでの話だろう。その先は、子ども自身が自分の道を選び、自分で決めていくしかないのだ。親が子どもに期待をかけすぎると、時にその重圧が子どもを苦しめることがある。なりたくもない職業に就き、ただ親を安心させるためだけに働く大人たちがいる。もちろん、その仕事の中でやりがいを見つけて活躍する人もいるだろう。だが、30代や40代になったとき、ふと「本当に自分の好きなことをしてきただろうか?」と問い直す瞬間が訪れる。そのとき、好きでもない仕事を嫌々続けてきた人と、自分の「好き」を仕事にしてきた人では、人生に対する満足度は大きく異なるだろう。世の中には、お金をたくさん稼ぎながらも、生きがいを感じず、ただやらされているような仕事を続ける人もい
家族を持つということは、ただ自分の夢だけを追いかけるわけにはいかないということだ。私が父親としてどのようなステータスを持つべきなのか、それを探し続けている。
12歳の息子が、たまに会いに行くとずっとアイパッドをやってるんですよ
スマートフォンが世に登場したのは2007年のこと。それから17年が経ち、私たちはその影響を身近で観察することができるようになった。特に、子どもたち。彼らは、スマートフォンという装置の「壮大な実験」に晒される最初の世代だ。画面を見ながら生活することが、子どもたちが大人になったときにどのような影響を及ぼすのだろうか。経済的な側面、学習面、そしてメンタル的な側面。そのすべてにおいて、まだはっきりとした答えはない。ただ、確かなのは、何かが大きく変わりつつあるということだ。経済的な観点から見れば、スマートフォンはゲーム業界に革命をもたらした。オンラインで繋がった友人たちと遠距離で会話をしながら、同じ仮想空間を楽しむことができる。今ではプロのゲームプレイヤーが高額賞金を得られる時代だ。彼らの中には、スマートフォンを「武器」として扱うことで経済的成功を収めている人もいる。しかし、その一方で、学習面ではどうだろうか。オーストラリアでは16歳以下のSNS使用を禁止する法令が採択された。一方で、YouTubeの視聴は許可されている。それは教育的なコンテンツが多く存在するという理由からだ。しかし、子どもたち
軽くなる体と重くなる心 ファスティングをしたら気持ちが落ち込んだので. . .
健康法や食事制限は、人によって向き不向きがある。私にとって重要なのは、心身のバランスをとりながら、自分なりのペースで日々を楽しむことだ。
日照時間の短いイギリスの冬に、珍しく朝日が顔をのぞかせていた。気温は摂氏8度。冷えた空気が頬に心地よく、冬特有のしんとした静けさが街を包んでいた。私はいつものように息子を学校へ送る準備をしていた。出発の10分前、車のエンジンを温めるために車へと向かう。その時間が妙に落ち着く。アイドリングするエンジン音が、まるで小さなストーブのように私を温め、冬の朝の静謐な時間にそっと溶け込んでいく。息子は決まった時間に家を出て、ぴったり車に乗り込む。それがいつものリズムだ。そして今日もそのリズムに乱れはない。家を出ると、いつものようにゴミ収集車が道を塞いでいた。毎週月曜の朝に繰り返される光景だ。私は慣れた手つきでうまく迂回し、次の大通りへと向かった。数十メートル進むと、見慣れた渋滞が視界に広がる。100メートル先のラウンドアバウトを中心に、朝の通勤時間帯には必ず車の列ができる。そんな中、私は列に入れてもらうタイミングをうかがう。イギリス人たちは譲り合いの精神が優れていて、今日もスムーズに私を渋滞の列に加えてくれた。マナーのよい運転が、この国の日常風景を穏やかに彩っている。ノロノロと進む車の窓から、左手
家族というのは、時には混乱をもたらし、時には笑顔を与えてくれるものだ。そしてそのすべてが、私の選んだ道の一部なのだ。
東京で学生だった頃、知人から譲り受けたマットレスを背中に背負い、一駅分歩いたことがあった。あるいは、友人と一緒に秋葉原から冷蔵庫を運び、祐天寺のアパートまで電車で持ち帰った記憶も蘇った。
ブラックフライデーは、ただの金曜日ではない。それは消費社会が仕掛ける小さな冒険であり、欲望と理性のバランスを試す一種の知的な挑戦でもあるのだ。
近頃ではオンラインで葬儀に「参列」できるという、いささか奇妙な時代がやってきている。便利と言えば便利だが、その便利さが情を薄めてしまっているようにも思える。
成長とは、常に変化を受け入れること。その変化は時に温かく、時に少しだけ切ない。
雨が降らず、日が差し、地震も台風もないイギリスは住みやすい?移民が増える理由
この国には地震がない。何百年も前に建てられた石造りの建物がそのまま残り、古き良き時代を感じさせてくれる。そして、北大西洋の暖流と偏西風のおかげで、北海道よりも高緯度に位置しながらも比較的温暖な気候を享受している。
物語を読み終えると、私はある種の「ハリポタロス」に陥った。
「社畜」とは、会社の言いなりになり、長時間労働や低賃金を受け入れる労働者を指す。文句も言わず、ただ働き続ける姿には、ある種の美徳すら感じられるが、その美徳は多くの場合、過労と疲弊の陰に隠れている。
手間のかかる弁当という形で、母親としての愛を子どもたちに伝える。そのプロセスは過酷である一方、どこか感動的でもある。
私はイギリスでトラベルコンシェルジュとしての仕事をしている。サラリーマン時代と比べて、収入の安定性は劣るかもしれないが、その代わりに手に入れたものも多い。
苛立つことがあっても、その背後にはどこかイギリスらしい「ゆるさ」と「自己主張」がある。それを理解しつつ、次はもっと賢く立ち回りたいと心に決めた。
クリスマスケーキとお節料理、同時に予約 盛り上がる日本の年末
私たちはどこに住んでいても、年末になるとその土地ならではの文化に触れる。それは、私たちを取り巻く世界の豊かさを教えてくれるものだ。
11月も下旬に差し掛かり、寒さはこれから本格化する。今週は氷点下まで冷え込む日もあるらしい。外に出るときはコートを忘れず、心も少し温めておくといい。
退職して2年 その後 サラリーマンを辞めて、自由と不安の狭間で
道は険しいかもしれないが、それでも自分のペースで歩けることに感謝している。
髪の話をしよう 半世紀を越えた日常の一考察 どの育毛剤を使おうか 製薬会社に働く人に聞いてみた
髪の話をしよう 半世紀を越えた日常の一考察 どの育毛剤を使おうか 製薬会社に働く人に聞いてみた
静岡を出てから28時間後、ツアーは終了した。この10時間の旅は長かったが、その価値は十分すぎるほどあった。
10月末になると夏時間が終わり、ロンドンは冬時間に移行する。午後4時を過ぎる頃にはもう薄暗くなり、空はどんよりと曇りがちだ。晴れる日などほとんど期待できない。こういう時期は、ついつい空を見上げて溜息をついてしまいがちだが、そこから視線を少し落としてみるといい。紅葉を迎えた木々が、刻々と変わる色のグラデーションを見せてくれる。その鮮やかな色彩が、イギリス特有の煉瓦造りの家々と溶け合い、何とも言えない風情を醸し出している。曇り空の下で赤い二階建てバスを目にすると、「これこそロンドンだ」という気分になる。それは、もしかしたらこの街の人々が抱える無意識の郷愁みたいなものなのかもしれない。紅葉とバスとが織りなす風景は、日々の忙しさや気分の低調さをそっと癒してくれる。街はすでに2ヶ月先のクリスマスの準備に取り掛かっている。店先には華やかなクリスマス商品のディスプレイが並び始め、通りにはイルミネーションの取り付けが着々と進む。ロンドンの人々にとって、11月を乗り切る一つの方法は、クリスマスへの期待を糧にして日々を送ることだ。けれど、紅葉の季節に二階建てバスに囲まれながら、落ち葉を踏みしめてゆっくりと
子どもたちが通学路で安全に過ごせるよう、親たちはもっと厳重な配慮を迫られることになる。ふと気づけば、穏やかだったはずの場所が、もうかつての場所ではなくなっていた。
MOTに合格しなければ、車の保険も税金の支払いも手続きが進まない。期限切れのまま運転すれば罰金も科されるため、この証明書の有効期限には常に気を配る必要がある。
60歳を超えたロンドンの生活はまた新しい色を帯び始める。もしかすると、リタイア後にロンドンに住んでみたくなる理由の一つかもしれない。
妻がこだわり、夫がそれを静かに見守る。そういうふうに、どちらかが譲り、どちらかが支えることで、絶妙なバランスが生まれる。それが夫婦関係の妙であり、長く連れ添うコツなのだと私は思う。
2022年9月4日以降に購入したオイスターカードの料金(7ポンド)は返金不可となっている。
いつの間にかテレビという存在が、家族の関係を取り持つ役割を果たすようになったなんて、まるで時代が逆戻りしたかのようだと思う。テレビが、家族仲をもう一度深める手助けをしてくれる。
ディーゼル車を所有していた多くの人々は、急な規制により泣く泣く新車を購入しなければならなくなり、その負担はかなり重いものでした。
イギリスのカジュアルなところが好き:イギリス美術館カフェの休憩時間
イギリスの、どこか寛容で、ゆったりとしたこのカジュアルさ。私はこの柔らかい距離感が好きだ。
職を失ってから2年 なんとか生きている 解雇と再出発、フリーランスとしての新たな挑戦
確かに、フリーランスの仕事は常に不安定だ。だが、その分、そこにやりがいもあり、柔軟な自由もあった。
Xさんは現在70代。その姿には、自由と自分自身を生きる力が輝いている。
年を重ねていくと、人は言いたいことを包み隠さずに言うようになるのか、あるいは人生が限られてきたと悟るからだろうか。
もしかすると、超能力ブームが再来することもあるかもしれない。もしそうなら、私も眠っている何かをもう一度呼び起こせるかもしれないと思うと、少しだけ心が躍る。
息子も娘も、日本での満員電車の話を思い出しているようだ。「日本でも、これよりもっとすごい満員電車を経験するんだよ」なんて言いながら、慣れない子供たちを支えた。
イギリスのホテルにありがちな話ではある。こうした細かいトラブルは、ある程度は我慢しなければならない。とはいえ、母が孫に会える喜びが、このホテルの問題を少しでも和らげてくれることを願っている。
すべては神のみぞ知ること。長い戦いになりそうだが、今はただ、できるだけのことをしたという気持ちだけを持ち続けようと思う。
ケルトの魂が天と繋がるとされるその場所に、紫色の光がふわりと現れ、廃墟の中に今もどこか強い生命の気配を感じさせた。
子供は中学受験の勉強から解放され、安堵の中でリラックスモードに入っているが、今はそれも悪くないのだろう。一方、親にとってはまだしばらく、緊張の続く日々が待っている。
私に必要なのはやはり、この家族のもたらす喧噪と、その先にある充実感なのだと思う。
暗黒の冬が静かに、確実にイギリスにやってくるのだ。
半世紀も生きてくると、人間関係は積み重なり、取捨選択が必要になる。自分の人生の残り時間は有限だ。何か意味のあるものにこそ、貴重な時間を割きたいと思う。
日本車の輸入には相当の覚悟が必要だ。確かに円安は魅力的だが、安いからといって何もかもが「お得」になるとは限らないのだ。
この街には無数の物語が交差している。その一つ一つが、誰かにとっての「日常」であり、私たちが見落としがちな都市のリアルな表情なのだ。
よく頑張ったねと言いたい 辛かった中学受験勉強 イギリスグラマースクール
子供たちはどんな学校に入ったとしても、そこなりに人生を楽しむし、適応していくものだ。だからこそ、親が抱えるこの緊張感は、考え方次第では無駄なストレスなのかもしれない。なるようになる、と考えるしかないのだろう。
イギリス入国:電子入国審査(eGates)では入れてくれない
私は日本のパスポートを失いたくない。だから、これからも入国審査官に会ってスタンプをもらい、少し古めかしいけれど、どこか懐かしい手続きの中でイギリスに戻ることになるだろう。
まだ外は暗い。午前6時19分。駅に停まっていた電車は、静かに動き出し、ゆっくりとホームを離れていった。窓越しに手を振る人々の姿が、まるで遠ざかる風景の一部のように見えた。笑顔で手を振るその光景が、なぜだか妙に心に引っかかる。私は家族の大きな荷物を電車の中まで運び入れ、その後もう一度ホームへ戻ってきた。抱き合う家族、そしてしばらくのお別れ。子供たちの姿が、私の目の前で少しずつ遠ざかっていく。場所はチェコのプラハ。家族はこれからポーランドのクラクフへ向かう。約6時間の電車の旅だ。指定席のセカンドクラスには、頭を支えるためのクッションがついていて、少しでも快適に眠れるだろう。電車の中の家族と、ホームに立つ私とで、互いに動画を撮り合いながら、手を大きく振って別れを告げる。電車がゆっくりと動き出す。暗闇の中を進む列車のテールライトが、視界から消えていった。電車が去った後、私は広いプラットフォームにただ一人立ち尽くしていた。そこに静かに押し寄せてくる喪失感。駅の構内で、さっきまで娘と一緒に眺めていたレゴのおもちゃが、なぜだかとても寂しく見える。タクシーに乗り、アパートへと戻る。静まり返った部屋の中
今や東ヨーロッパは経済的にも成長を遂げており、そのスピードは西ヨーロッパを凌ぐほどだ。街並みや文化の変化が、数年ごとに訪れる度に感じられる。
今日はロンドンに住む友人宅で、定期的に開かれている飲み会に出かけた。この集まりは、ラインのチャットだけでは交換できない情報を共有する場でもある。久しぶりに顔を合わせ、会話の流れで話題は次第に私が日本へ帰国する予定の話へと移っていった。実に4年ぶりの帰国となる。そして、航空チケットの購入について話し合っていた時だった。私が某メジャーエアラインの直行便のチケット価格を口にすると、友人たちの顔に驚きの色が浮かんだ。「そんな安く直行便って買えるの?」と、まるで信じられないという表情だった。私自身も何度か調べてみたが、やはり時期によって価格が大きく異なることに気づく。例えば、クリスマス前の週末から年始にかけてだと、直行便のチケットは2800ポンドから3500ポンドほどになる。4月のイースター休暇に重なる時期では2200ポンドから3000ポンドと、これもかなり高めだ。いわゆるピークシーズンには、2週間程度の旅行を計画すると、こうした高額な価格帯になってしまう。イギリスでは家族連れの多くが、子供の休暇に合わせて旅行を計画することが多い。例えば、イギリスには「ハーフターム」と呼ばれる学期中に1週間の休
27歳で結婚の圧、29歳でさらに圧、それがすぎると. . .
長い旅の中で、2週間以上も一緒にいるとお互いの細かな癖や、意見の違いが目につくようになり、時には口論も起こる。そういうこともあって、私はいつも旅の理想的な期間は10日間くらいがいいと考えている。
彼の旅は、まさにスピード感に溢れたものだったが、それでも彼はこの旅を満足そうに振り返っていた。何かを得るためには何かを諦める。
最後に残るのは、家族の存在だと私は思う。どれだけ遠くに行き、何を達成したとしても、最終的に心の拠り所となるのは、近くにいる大切な人たちだ。
承認欲求どころではなく、精神的なダメージを抱えた時、人はまず自分を守るために、他者との繋がりを遮断しがちだ。
ロンドンという街には数多くのギャラリーが点在している。そのどれもが、路地裏や高級繁華街にさりげなく店を構えていて、そこではアートが特別な光を放っているように見える。特にメイフェアと呼ばれるエリア。ここには老舗ホテル「クラリッジズ」があり、そこにはかつて日本の天皇やイギリスの首相だったチャーチルも宿泊したという伝説がある。このエリアにギャラリーがあるだけで、どんな絵でも不思議と輝いて見えるものだ。もちろん、すべての作品が名作というわけではない。時に、特に目立つところのない作品が、場所と雰囲気によって過大に評価されることがある。しかし、それでお客が財布を開けば、ビジネスとしては成功だと言えるだろう。それでも、真のアートディーラーの目はごまかせない。優れたものは優れているし、そうでないものは、そうではないと一目でわかる。ギャラリーに足を踏み入れずとも、ディーラーはその店が持つ美術品の価値を即座に見抜くことができるのだ。イギリスでは、時に50億円を超えるような絵画が密かに富豪たちの間で取引されている。そんな非現実的な額に比べれば、ロンドン市内のギャラリーに並ぶアートはそれほどの高額ではない。と
親たちは子供の未来のために、最善の選択をしなければならない。しかし、それと同時に、将来を左右するような選択を迫られるプレッシャーが彼らを支配している。
ラハイナは、かつてハワイ王国の首都だった。歴史の香りが漂う街で、観光客にとっても人気のある場所だった。しかし、そのラハイナが2023年8月8日、山火事で焼け落ちた。約2,200棟の建物が消失し、町の中心は壊滅状態だ。そして、象徴的だったバニヤンツリーも真っ黒に焼かれ、跡形もなくなってしまった。火災で102人の命が奪われ、住んでいた約1万2,000人もの人々が家を失った。彼らは今、ホテルなどで避難生活を送っている。観光業は深刻な打撃を受け、かつて島を訪れていた観光客は今や半分以下。その影響で、1万人以上が失業したと言う。ハワイにとって観光は命綱のようなものだ。その命綱が、今は細くなってしまった。山火事の原因は、強いハリケーンの風、干ばつ、そして低湿度などの自然条件によるものだとされている。しかし、それだけではない。送電線が切れて引き起こされた火花や、行政の避難誘導の不備が被害を広げたとも言われている。自然の力と人間のミスが重なり、町を火に包んでしまったのだ。それでも、ハワイは困難な状況に素早く立ち向かう。火災が起こるや否や、義援金や支援物資が集まり始め、ホノルルの街にはラハイナの復興を願
もし、あと10分でも長く運転していたら、エンジンが完全に壊れていたかもしれない。エンジン交換となれば、2000ポンド、いや3000ポンドといった大金が必要になるだろう。
車を運転していると、道端に止まっている車をよく見かける。多くは故障した車だ。イギリスでは車検が毎年行われるが、その検査は比較的緩やかで、最低限の機能が作動していれば合格してしまう。そのため、多くの人が15年から20年と乗り潰す。しかし、どれほど大切に乗っていても、運が悪ければ故障が避けられない瞬間が訪れる。そしてその瞬間が、私にも訪れた。まず、車の暖房が突然効かなくなった。少し嫌な予感がしたのだが、それが的中した。エンジンが異常に高温になり始め、ついには車が自動的にスピード制御モードに入ってしまい、まともに走ることができなくなった。エンジンがオーバーヒート寸前だったのだ。慌ててボンネットを開けてみると、冷却水のタンクが空っぽだった。以前から冷却水の漏れを疑っていたが、最近は特に問題なく、今朝も冷却水はちゃんと入っていたのに。どうやらどこかのチューブから漏れていて、タンクには冷却水が溜まらない状態になっていた。その結果、エンジンを冷やすことができず、車は制御モードに入ってしまった。運が悪いことに、この時私はコッツウォルズを走っていた。イギリスの田舎を代表する美しい風景、草原がどこまでも広
あの頃は、残業なんて当たり前だった。会社に自分の身体も時間も全て捧げることが美徳とされていた。それに疑問を抱かず、ただ仕事に没頭していた。
本当に関西弁は消えてしまうのだろうか? そんなことを考えながら、私は静かに思いを巡らせた。言葉も文化も、時代の流れの中で変わっていくものだとは理解している。
結局のところ、重要なのは自分が何をやりたいのかを見極める力だ。それがなければ、どんなに素晴らしい教育を受けても、自分の進むべき道は見えてこない。
ネットでチケットを検索して、躊躇しながらもワンクリックで4人分のチケットを購入した瞬間、何かが大きく動いた気がした。クレジットカードの明細には巨額のマイナスが並んで、こちらを睨みつけているようだけれど、これは必要な投資だと自分に言い聞かせた。
2022年1月19日に始まったこのブログも、気づけば989日目を迎えた。記事の数も1000回に到達したけれど、だからと言って特別なことがあるわけではない。
日本で一般的な「濡れると風邪を引く」という概念が、イギリスではそこまで浸透していないのだろう。彼らにとって、雨に濡れることは日常の一部であり、それを特に気にする必要はないのかもしれない。
元銀行員40代の転身 人生100年時代、ゴールはまだ先、夢はある
「これから新しい人生を歩むんだ」と思い切って一歩を踏み出した。
(後編)カップヌードルが売っていると喜んで買ってみるものの. . .
小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活683日目を迎えた。(リンク⇨682日目の記事) イギリスのスーパーで日本のカップヌードルを見つけたとき、正直なところ驚きとともにちょっとした感動を覚えた。あの懐かしい味が、ここでも手に入るなんて。製造地がハンガリーだと知っても、まあいいか、と特に気にせずカゴに入れた。しかし、これまでは深く考えていなかったが、子供に食べさせるものとなると、少し慎重にならざるを得ない。そこで、このカップヌードルに何が入っているのかを改めて調べてみた。麺の83.3%を占める材料は、小麦粉、パーム油、食塩など。さらに、調味料にはグルタミン酸ナトリウムや酸味料、安定剤、酸化防止剤などが含まれている。その他にも、砂糖やニンジン、枝豆、醤油パウダー、ゴマ、シイタケ、鶏肉粉末といった具材が並び、増粘剤や着色料も含まれている。子供の頃は、こういったリストを見ても特に気にしなかったかもしれないが、親として
カップヌードルが売っていると喜んで買ってみるものの. . .
娘はそのカップヌードルを食べながら「美味しい!」と目を輝かせ、これが日本での旅の中で一番の思い出となったようだ。
子供にスマホを持たせる前に知っておくべき現実と対策:スマホ依存から守る方法
現代社会から切り離されて、一人でどこかに放り出されたとき、自分の力で何かを成し遂げられるような人間に育ってほしい
20年のブラック企業生活から解放!私が気づいた本当の幸せと人生の価値
小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活681日目を迎えた。(リンク⇨680日目の記事)イギリスに住んで、気がつけばもう20年。振り返ってみると、その大半をブラック企業で過ごしてきた。そこで私が学んだこと、感じたことを少しだけ書いてみようと思う。まず、イギリスのブラック企業で働くと、時間の感覚が麻痺してしまう。残業代という概念がそもそもないので、何時まででも働かされる。時には夜中、寝静まった家で、電話が鳴り響く。日本の支社からだ。時差という概念も、相手にとってはどうでもいいことなのだろう。イギリスでは国民の休日が8日しかない。日本の15日と比べると、圧倒的に少ない。しかしブラック企業に勤めていると、そもそも休暇を取ること自体が贅沢に思えてくる。11カ月無休、週6日勤務、そして1日12時間の労働。そんな生活が当たり前になる。そして、いつしか自分がブラック企業に勤めていること自体に気づかなくなるのだ。疲れ切った日々
家に帰ると「ただいま」と言ってくれる人がいて、「おかえり」と返される。そして、一緒に温かいご飯を食べる。それだけで心が満たされる瞬間がある。
後期高齢者の運転免許返納と自由:父がテニスコートで見つけた新たな日常
エリザベス女王の夫であったフィリップ殿下が運転免許を返納したのは97歳の時だったという。
あと3日。最後の祈りを込めて、彼女が全力を出し切れるよう見守るしかない。
30歳になって結婚していないと. . . 就職氷河期ぐらい辛かった団塊世代
私は23歳と22歳の夫婦の新婚旅行に同行する機会があった。二人は非常にしっかりとした考えを持っていて、驚くほど落ち着いていた。年齢という枠組みが、現代の結婚においてはもはや基準ではないのだろう。
もう一度、昔の友人たちとの絆を取り戻せるなら、きっとこれからの人生も少しだけ明るくなるんじゃないかと。友達との時間を大切にしようと思う。
これからはもっと頻繁に連れて行って、日本をもっと知ってもらいたい。日本が単なる「父親の国」ではなく、「自分たちのルーツの一部」だと感じてもらえるように。
現実的な問題と、心の中の望み、その間でのバランスをどう取るか。旅はいつもそうだけれど、計画を立てること自体が一つの冒険なのだ。
試験のプレッシャーと友人関係の悩み、その二つが今、娘の心を占めているのだろう。
タッチ決済社会 教会の募金 神社のお賽銭 銀行の小銭手数料(悲報)
私たちが今経験しているのは、キャッシュレスという新しい風が、古いものを静かに押し流していく時代だ。その変化は、思った以上に早く進んでいるのかもしれない。
明日からまた受験勉強が続くけれど、第一志望校に合格して、娘がさらに自信を持てるように、そっと応援していきたいと思う。
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クリスマスは、子供たちにとって一年の締めくくりの特別なイベントだ。そして、それを作り上げる大人たちにとっては、彼らの喜びを目にするための努力と挑戦の場でもある。
友人の家にはウクライナからの避難民である母子家庭が住んでいる。彼らがイギリスにやって来たのは、2022年2月に始まったウクライナ対ロシア戦争の直後だった。家族といっても、そこに父親の姿はない。ウクライナでは男性が戦争中に国外に出ることを制限されており、母親と二人の子供だけがイギリスへ避難してきた。それから3年近くの時間が過ぎようとしている。子供たちはイギリスの小学校にすっかり馴染み、英語も上達し、毎日を楽しく過ごしている。小さな笑顔が見られるのは、せめてもの救いだと言えるだろう。しかし、母親の顔には深い疲れの色が残っている。故郷の行く末が見えない不安が長期間続き、彼女の心を蝕んでいる。うつ病を繰り返し、安定した日常を取り戻すには程遠い状況だ。子供たちもまた、父親のいない生活が続いている影響でメンタル的な負担を抱えている。彼らにとって、平和なイギリスという環境すら十分な癒しにはなっていないようだ。父親の帰還、それが意味するものそんな中、ひとつの「朗報」が彼らに届いた。父親がイギリスに来る許可を得たという知らせだった。しかし、それは実際には朗報とは言い難いものだった。父親がイギリス行きを許
ロンドンのクリスマスイルミネーションは、その気持ちを引き出してくれる。冷たい風に頬をさらしながら歩いていると、不思議と胸の奥が温かくなる。人々が笑顔で行き交う理由も、少しだけわかる気がする。
借りたい犬が見つかるためには、まず貸し手が私に連絡を取ってくれる必要がある。しかし、それが簡単でないことはよくわかっている。だからこそ、私は諦めず、粘り強くメッセージを送り続けるつもりだ。
2024年も無事に終わりそうだという安堵が胸に広がる。そして、この何気ない光景にこそ、冬至のもたらす希望のようなものがあるのだと感じた。
日本の運転免許を持っている人がイギリスで車を運転しようとすると、最初の12ヶ月間は国際免許を使うことができる。これはいわば、異国の道路を駆け抜けるための短期間のパスポートのようなものだ。しかし、その12ヶ月が過ぎるとどうなるか。そこで選択肢の一つとして浮上するのが、日本の免許をイギリスの免許に書き換えるという方法だ。免許を書き換えた場合、イギリスで運転できる車両にはいくつかの制限がある。総重量が3.5トン以下で、最大定員が運転者を除いて8人以下の乗用車がその対象だ。そしてトレーラーを牽引する場合には、車両とトレーラーの合計重量が3.5トン以下であること、さらにはトレーラー単体の重量が車両の空車時の重量を超えないことが求められる。このように書くと少し技術的な話に思えるが、実際には冷静に計算すれば何の問題もない。スクーターや原付バイクもイギリスで運転可能だ。ただし、その条件は排気量50cc以下、または最高速度が時速45km未満と定められている。このあたり、法律の仕組みというのはどこの国でも似たようなものだと感じる。免許の更新について考えてみよう。イギリスでは70歳未満の人は10年ごとに免許
人生は選択の連続だ。その一つひとつが、私たちをどこへ連れていくのかは、選んだあとでしか分からない。それでも、選ぶという行為には大きな価値があるのだと思う。
安定した収入を求め、会社にしがみつき、余計な波風を立てないように生きることを優先した。その結果、挑戦はどこかへ消え、日々は単調な繰り返しになった。
私自身もスマホを手放せない一人だ。1時間もスマホを見ないと落ち着かなくなる自分がいる。
彼らにとってクリスマスは「動かない日」であり、仕事に出るという発想自体がほとんど理解の外にあるらしい。
犬を飼うことができなくても、犬と散歩する方法があるのではないか、と。そうしてたどり着いたのが、「BorrowMyDoggy」というマッチングサービスだ。
きっと私の子供たちも、私が思い描く道とは違うところを歩んでいくだろう。 それでいいのだと思う。なぜなら、人は自分自身の道を見つけてこそ、本当の意味で自由になれるからだ。
昨年の「6ヶ月カード」は今でも私の心に引っかかっている。そのカードは、一体どこをさまよっていたのだろう?郵便局で紛れたのか、それとも誰かの手を渡り歩いたのか。
クリスマスマーケットの屋台がひしめき合い、薄暗い夕暮れをカラフルな光で満たす。小さな観覧車がハイストリートにどっしりと腰を下ろし、その近くには大きなぬいぐるみが子供たちを誘うように微笑んでいる。
2024年のクリスマスには、私は家族とともに健康で、穏やかで、優雅な時間を過ごしたいと願っている。その日は、これまでの道のりを振り返りつつ、これからの可能性を感じる日になるだろう。
西欧の多くの言語には「親孝行」に相当する言葉がない。代わりに「感謝(gratitude)」や「尊敬(respect)」といった、より抽象的な概念で語られることが多い。
目の前の一日一日を大切に生きていくこと。それが、結婚というものの一番の核心ではないだろうか。
イギリスでは文房具は実用性重視であり、種類の豊富さやこだわりは比較的少なく、日本の文房具屋ほど品は揃っていない。使い切ったら捨てる文化がイギリスにはあり、シャープペンのような芯を入れ替えて何度も使えるものよりは、鉛筆を使う文化である。
10代の頃というのは、何かとお腹が空くものだ。そして、お腹が空くと機嫌が悪くなる。それ自体は特に珍しいことではない。ただ、空腹への耐性がついていない子どもにとって、それはちょっとしたカタストロフのようなものになる。そして、もしそれが反抗期と重なるとしたら、事態はさらにややこしくなる。私の娘も今、反抗期の真っ只中だ。さらに偏食だ。たとえば、何か食べ物を提案すると、「そんなの食べたくない」と頑なに拒否されることが多い。私はできるだけ娘が食べられるものを考え、手間暇をかけて食事を準備する。それなのに、娘は食べても食べても「まだお腹が空いている」と訴える。そしてある日、とうとうこんなことが起きた。娘はある夜、特に機嫌が悪かった。私はそれをなだめるために、娘の大好物であるパンケーキを提案した。だが彼女は、こちらの期待を裏切るように「そんなの食べたくない」と言い出したのだ。「だったらおにぎりを作ってあげればよかったのに」と、今になって思う。でもその時は、彼女の突然の拒否に気を取られて、そんなシンプルなアイデアさえ浮かばなかった。結局、娘は拗ねて部屋に戻り、その後は静かになった。諦めたのか、それとも
親になると、いろいろと考えることが増える。自分の夢が叶わなかった経験、自分が受け継いだもの、そしてそれをどう子どもに伝えるべきか。これらは、子育てにおいて重要な要素となる。だが、現実には、親が願う理想通りに子どもが成長することなど、ほとんどない。それでも親は、子どもに「こうなってほしい」という願いを抱き、日々の子育てに心血を注ぐ。それは、おそらく学校を卒業するくらいまでの話だろう。その先は、子ども自身が自分の道を選び、自分で決めていくしかないのだ。親が子どもに期待をかけすぎると、時にその重圧が子どもを苦しめることがある。なりたくもない職業に就き、ただ親を安心させるためだけに働く大人たちがいる。もちろん、その仕事の中でやりがいを見つけて活躍する人もいるだろう。だが、30代や40代になったとき、ふと「本当に自分の好きなことをしてきただろうか?」と問い直す瞬間が訪れる。そのとき、好きでもない仕事を嫌々続けてきた人と、自分の「好き」を仕事にしてきた人では、人生に対する満足度は大きく異なるだろう。世の中には、お金をたくさん稼ぎながらも、生きがいを感じず、ただやらされているような仕事を続ける人もい
父との会話ありません
子供達のクリスマスの願いは、パパの仕事が見つかることだった。
イギリスのクリスマスはどのように過ごすのか?
イギリスの郷土料理巡りというのは日本の食べ歩きほど種類がなく、イギリス国内であれば質はほとんど同じもの。イギリス人は食に関してのこだわりがあまりないので。
イギリスは言ったもん勝ちの社会だ。黙っていると損をする。
年末年始7泊14日をする学生に聞いた話
8時間無言の旅
小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活402日目を迎えた。(リンク⇨401日目の記事) イギリスのサービスは全体的に、日本と比べるとだいぶ質が落ちるが、基準が既にこのレベルであると言うことに慣れてしまっている国民がいるため改善の余地は無い。 ちょうど1年前、2階の風呂場の洗面台の下から、水が滴り落ちてきた。長年使った管が錆びて水圧に耐えられなくなった。その後は玄関の天井から雨のように、水が降り注ぎ家の中はひどいことになった。水の元栓を止めて、風呂場の洗面台の蛇口付近を修理することとなった。 最近では、マッチングアプリのような自分の好きなビルダーを探すことができるアプリがある。評価を確認することができ、優秀なビルダーを選ぶことができる。 私の選んだビルダーの名前はマルコ(仮名)だった。 マルコはあまりフレンドリーではなかったが、自分のペースで作業を進め3時間程度で新品の蛇口を取り付けて無事工事が終わった。 何事
子供の7年間のギャップは衝撃的な変化で迷いはあるが、短時間で大人より親しくなれる無邪気な性格がある。
イギリス北部2000キロの旅
移民が新天地で苦労すること
イギリス観光へ来た時はぜひ
無職になって1年がすぎてきた頃から、なんとなく気持ちが入れ替わってきたような気がした。
ひと昔は英語の発音を漢字に変えて名付けていた人などもいたが、最近はそれもなくなった。子(こ)や男(お)で終わる名前もなくなった。日本は変化が早い。
激安趣味、99円で2ヶ月読書を楽しめる。
MLB(メジャーリーグ)のアプリで推しのチームをエンゼルスからドジャースに先ほど変更した。もうエンゼルスには興味がなくなった。まるで札幌ドームのように。
ポンドへの両替や、海外でのクレジットカード利用による手数料が気になる方へおすすめの方法
トラファルガー広場から半径500mのエリアは完全に道路が封鎖れていて、歩行者が自由に車道を行き来している。これではロンドンバスも止まっているわけだ。
日本も声を大にして言いたい。世界的基準で安全な水と証明されて放出しているわけだから、魚の大量死=福島原発の処理水が影響か?と報道してほしくはない。
インフレで住宅の購入を手控えていた人たちに、金利下落のニュースはそう簡単に飛び込んではこないだろうが、住宅価格の下落は多少起きても良いのかもしれない。