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Under the Sun: スペイン・バルセロナ発 トラベル・ブログ https://sayakauw.wixsite.com/home

2023年2月12日に他サイトへ移動しました。世界68か国を旅し、アメリカ・ベルギー・スペインに在住経験のあるブロガーによる​ブログ。スペイン・バルセロナの地域情報のほか、一般的な旅行情報やおすすめも発信。

とにかく旅好きで、一番印象に残っているのは、アフリカ南部を5か国SUVを運転してのロードトリップ。現在は、スペイン・バルセロナ在住。

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2020/07/29

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  • ブログ移行のお知らせ

    本ブログはホスト、WIXのメディア容量に制限が課されるようになり、写真やビデオのアップロードができなくなったため、ノートに移動しました。 https://note.com/underthesunbcn 新サイトはブログ村にも参加していますので、今までと同じカテゴリーからもアクセスできます。

  • ハプニングも!とにかく楽しいトリュフ犬選手権

    Vicのトリュフ祭、Trufforum。グルメやトリュフマーケットについては前回お伝えしています。 今回は、日曜日の目玉イベント、トリュフ犬選手権! トリュフは森の地中に埋まっているので、昔は豚を連れて探していたそうです。おととし公開されたニコラス・ケイジの映画「Pig/ピッグ」で、彼がトリュフ豚を連れてトリュフ狩りをしています。 なんでもトリュフは雄豚のフェロモンの匂いに似ているらしく、雌豚を連れて森に行くんだとか。ただ、豚はトリュフを探し当てると食べようとするので、食べられる前に取らなければなりません。それが結構大変らしく、近年では犬を訓練してトリュフ犬にするようになったそうです。 そのトリュフを探し当てるトリュフ犬選手権なんて面白そう♪ 会場にはトリュフ豚もいました。 トリュフ狩りは、通常農家の副業なので、農作業が終わった夜に行くことが多いそうです。鼻が利くだけでなく、懐中電灯で照らした範囲内に限定して探せる忍耐のある犬が適しているとのこと。なんでもドッグフードにトリュフを入れることで、トリュフの匂いをより判別できるようになるらしいです。 適した犬の条件を見ると犬の種も限られてく

    地域タグ:スペイン

  • トリュフがより身近に!Vicのトリュフ祭

    Vicという町。町の中心の広場が印象的です。 中世の町としても知られ、過去2回、中世祭で訪れています。 今回はVicでトリュフ祭、Trufforum Vicが開催されるということで日曜日の朝に行ってきました。金土日の3日間のイベントですが、私が一番興味があったイベントはこの日だけなので、朝8時半にはバルセロナを出発! トリュフで有名な産地は、フランスやイタリアを思い浮かべる人が多いと思いますが、黒トリュフに限ってはスペインが圧倒的に生産量がトップなのだそうです。特にアラゴン州が一番多く、その次がここカタルーニャ州。 会場はVic駅から近い展示場。 このTrufforumはEuropean Mycological Institute (EMI) の提案によって2017年から開催されているイベントで、欧州のトリュフの適切な消費を推進し、トリュフのプロフェッショナルたちの専門知識の交換の場を提供することなどを目的としています。そして、ここVicだけでなく、スペインのアラゴン州にあるSoriaやTeruel、フランスのオクシタニー地方、米ニューヨークでも開催されています。 まず最初に向かったの

    地域タグ:スペイン

  • 美味しいトルティーヤを求めて: Mantequeries Pirenaiques

    スペインの代表的な食べ物の一つが、スペイン国外ではスパニッシュオムレツとも呼ばれるトルティーヤ。バルの定番メニューです。 地元情報誌を見ると「バルセロナで一番美味しいトルティーヤ」という記事がいくつもあって、大体どの記事も同じバルが掲載されています。 そこでそれら美味しいと言われるところに行ってみることにしました! まずは、Sant Gervasi地区にあるMantequeries Pirenaiques。ここは最新ニューヨーク・タイムズ(NYT)のバルセロナ旅行の記事でおすすめとなっていたお店。 NYTのトラベル欄に掲載されるレストランは当たりが多くて、NYはもちろん、全米各地、メキシコ・シティ、カルタヘナ、パリなどなどどこも美味しかったので期待♪しかも予約の難しいミシュランなどのレストランはあまり載っていなく、お手頃なお店も載っているのがポイント。 朝食にと思い訪れたのは朝。ランチにトルティーヤが食べたい場合は事前に予約する必要があるようです。 朝から混んでいました。(こちらの写真はお店のサイトから) 店内はスペインのバルというよりはフランスのカフェという感じです。(こちらの写真も

    地域タグ:スペイン

  • タバスコ風ソースで有名なEspinalerのバルへ

    バルセロナのスーパーなどでよく見かけるEspinalerというこのソース↓タバスコのようなソースで、ビネガー、赤パプリカ、スパイスで作られています。ロゴの魚の骨のイラストがとっても印象的。 国内のみならずヨーロッパ諸国でも稀に見かけるらしいです。他にも魚介類缶詰やベルモット酒など、お酒とそのおつまみ全般を製造しています。 このEspinalerはバルセロナから電車で30分くらいのVilassa de Marという海沿いの町にあります。1896年に初代がバルを開店し、創業125年を超える老舗で、現在は五代目だとか。いつ頃からかお店で出していたものを大量生産するようになったようです。 バル一号店は海岸沿いに近い小さい店舗で、ちょっと内陸に入った工業地帯に大きなバル兼グルメショップがあります。 一号店はランチ時は閉まっていたので、大きな店舗の方に行ってみました。土曜日の2時すぎで、外に列ができるほど混んでいました。見た感じ大体地元民という感じでした。 10分ほど待って着席。屋外と屋内合わせて結構な数の席があります。 メニューはスペインバルでよくあるメニュー。 バルセロナのバルセロネータ地区の

    地域タグ:スペイン

  • 「世界ネコ歩き」バルセロナ編のネコに会いに!

    いつの間にか出ていた、NHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」のバルセロナ編。2020年に放送されたということですが最近再放送をやっていたそうです。 そして、そのなかで旧市街の古書屋にいる「リタ」という猫が出ていました。 外にいることもあるようです。 とってもキュート❤ 中でくつろいでいる様子。常連客が撫でていったり。オーナー自身の撮影許可は無理だったそうでリタだけ。 これは会いに行きたい!ということで、グーグルマップで「古本屋 猫」で検索すると旧市街でヒットは2-3軒。その中の1軒がこれ。店の正面といい、ねこといい間違いなし。 大聖堂から近い旧市街のど真ん中。たくさんの観光客が歩いています。 シエスタ(お昼休み)開けに行きました。 外から除くと中のテーブルの上に猫の頭を確認! 写真撮影は購入した人のみと外に張り紙がしてありました。 中に入るとかなり狭い店内。 そしてショーケースの上で寝てました!ネコ歩きで見たのと同じクッションの上に。ネコ歩きから3年は経っているのでやっぱりちょっと老いた感じがします。 店員さんがずっと座っていて撫でにくい…本やポストカードを見ながら、ちょこっとだけ撫で撫で

    地域タグ:スペイン

  • ステーキが絶品、オーソドックスなタパスのCañete

    ランブラス通りからも近く、ラバル地区にあるEl Cañete。オーソドックスなタパスを提供するレストランで、地元のローカルガイドに度々お薦めとして名前が出てくるレストラン。場所柄、観光客も多いです。 家族経営のレストランということで家庭的なお店と思いきや、後継は外で修行を積んだそうで、狭い店内でも意外と格式のある雰囲気。初代オーナーはアンダルシアから引っ越してきたということで、メニューにアンダルシア料理も。 一ヶ月前に予約しても夜はもうすでに結構埋まっていて、18時と早い時間のみでした。テーブル席は予約はマスト。カウンター席はウォークインできるようで、早い時間でも多くの人が待っていました。 カウンターはズラーっと長いです。通り過ぎて奥のテーブル席へ。 カタルーニャ州ではお馴染みのパン・コン・トマテ(Coca de cristal con tomate)。 ざらざらした歯ざわりも多いスペインのコロッケですが、日本のカニクリームコロッケみたいにクリーミーなロブスターコロッケ(Croqueta de bogavante y alguna cosa mas)とハムコロッケ(Croqueta d

    地域タグ:スペイン

  • バルセロナの昭和レトロなバル①:エル・クロット地区のBar Bodega Carol

    昭和の古き良き居酒屋って消えつつありますよね。 バルセロナもレトロなバルがちらほらあります。 多くの「なんの変哲もないそこらのバル」は中国系の人々が引き継いでいます。そういうところは、もともと飲み物が中心で、食べ物は冷凍を温めるだけのものだったり、調理が簡単なものだったり(と中華系オーナーの1人が言っていました)。 他方で、例えば料理が美味しいとか、古いけどなにか他のバルと違うものがあって地元の人に愛されてきたバルは、後継ぎのいないまま消えて行ったり、或いはスペイン人の若い世代に引き継がれています。お世辞にもキレイとは言えないですが、そういう味のあるバル好きです。 レトロなバルをシリーズで書けるといいなと思っています。 今回は、Bar Bodega Carol。 サグラダ・ファミリアのちょと先のエル・クロット(El Clot)というエリアにあり、そう遠くないところにデザイン博物館や展望台のあるTorre Glòriesなどがあります。エル・クロットの中心は結構古い建物が並ぶエリアで、市場を中心に地元民で賑わっています。 バルはバルでもスペインでよくある缶詰めだったり、生ハムなどをスライ

    地域タグ:スペイン

  • イタリアのピザランキングで世界21位のSartoria Panatieriへ

    バルセロナにおけるイタリア人の人口は6万人。国別で一番多いそうです。そんなイタリア人の多いバルセロナで、美味しいイタリアン、特に美味しいピザがないわけがない!というわけでたまに美味しいイタリアのピザを探し求めて歩いています。 イタリアのビザランキングで、2021年のヨーロッパ部門(イタリアを除く)で29位に輝いたバルセロナのLa Balmesinaは、去年ブログでレビューを書きました。普通に美味しいのですが、残念ながら期待ほどではなく… そして去年のランキングでこのLa Balmesinaよりも上位だったSartoria Panatieriは、ずっと行きたかったのですが、なかなか行けず…最近になってようやく行ってきました! 最新2022年のランキングは、以前のように北米、欧州などの地域ごとだけでなく新たに、イタリアも含めた全世界のランキングもありテンションが上がります🎶 今回訪ねたSartoria Panatieriは、世界ランキングで21位。イタリアを入れて21位なので期待できそうです。 La Balmesinaは52位。 私がシカゴに住んでいたときに近所にあってよく行っていたSp

    地域タグ:スペイン

  • バルセロナではアジア人の子供たちはサンタに手紙を送れない?

    バルセロナの市庁舎ではスペインでクリスマスが終わる前日の1月5日までプロジェクション・マッピングのショーが行われているので、数日前に行ってきました。 ループで休みなしに流していて、音声がないのであまり臨場感がなかったのが残念ですが、投影されたQRコードをスキャンすると(どうやっても読み込めなかったのでアドレスをタイプ)してアクセスすると、1月6日にイエス・キリストの生誕を祝ってやってくる3人の王たちに子供たちが手紙を書けるようになっています。いわゆるサンタに手紙を書くのと同じ感じですね。 王たちへのメッセージを書いて、自分の名前を入力して送信するとすぐに自分の名前がプロジェクションマッピング上の手紙に現れるようになっています↓ なるほど面白いと思って、メッセージを書いて送信しようとすると、私の名前は「名前ではないので送信できません。あなたの名前を入力してください。」 パートナーの名前は英語圏の名前ですが、彼の名前は送られてマッピングで確認できたのに、その他日本人やアジア系の名前を入れても駄目!北欧系の名前を入れたらやっと送信できました。 多分、卑猥な言葉などが表示されるのを防ぐために欧

    地域タグ:スペイン

  • 中世のお城が見事なフランスのフォアへ

    トゥールーズの後は、中世のお城の写真がとっても印象的でネットでおすすめの町としてでてくるので、トゥールーズとスペインとの国境の途中にあるフォア(Foix)へ行くことに。 かなり保存状態の良いお城でテンション上がります♪ お城は結構強気の拝観料。そこまで有名じゃなのに10ユーロ超え。でもお城ぐらいしか見るものないので行ってきました。ピレネー山脈が背後にそびえます。 こじんまりした旧市街も眼下に見渡せます。 3つのタワーがとっても見事なお城です。 中世のお城って半分廃墟みたいで、内部まで修復しているところって少ないですが、ここはベッドルームやダイニングなど家具も揃えてそれなりの雰囲気。そして決まった時間にデモンストレーションがあり、中世の格好をした人たちが、鍛冶職をしていたり、敵が来たときに石を投げる投石機使い方の実演をしたり結構凝っていました。博物館もあってかなりやる気のお城。 旧市街も中世の建物がちらほら残りキュート。 お城のクリスマス・イルミネーションもキレイです♪ 夕食は、一番メニューが良さげだったAux Saintes Foixというこじんまりしたビストロ。パートナーは鴨肉が食べ

    地域タグ:フランス

  • トゥールーズの赤レンガが映える旧市街で街歩き

    トゥールーズと聞くと、エアバス工場とかツールドフランスくらいのイメージしかなく、どんな雰囲気の町か想像もつかなかったのですが、行ってみていい印象を持ちました♪ 旧市街の外にあるミディ運河。地中海までつながっていて世界遺産に指定されています。この辺りはあんまりキレイではないですが、春にこのミディ運河の一番の見どころであるベジエに訪れていて、とても気持ちのいい運河沿いのウォークでした。 ここで見たのは、運河に浮かぶゴミを拾い集めるボート。初めて見ましたが、なかなか面白いです。 旧市街に入ると赤レンガの建物が目立ちます。赤レンガっていうとアメリカをすぐ思い浮かべ、フランスの町ってあんまり赤レンガの記憶がありません。 この通りなんて特に風情があります。 装飾がとってもキレイな建物が多く、雨戸や窓枠、バルコニーの装飾が特徴的です。雨戸はやっぱりフランスの南っていう感じです。 ポン・ヌフ、新しい橋という意味ですが、17世紀に建造された古い橋です。その前のもっと古い橋は2枚目の写真の建物の真ん中あたりに土台があるのが見えます。 日没後の橋周辺はライトアップされとってもキレイ。 通りから建物の入口の向

    地域タグ:フランス

  • トゥールーズのビクトル・ユーゴー市場でフレンチ・グルメを満喫!

    市場はその国のグルメ・食事情が垣間見れ楽しいですよね。今回トゥールーズでは3つの市場に行ってきました。 そのうち一番中心に近いビクトル・ユーゴー市場が特に規模も大き目でセレクションも多くて楽しかったので、移動日にここで食材を買ってランチにしようということに。そして2階にあるレストランでも食べてみました。 なんでも駐車場を作るために、古い市場を取り壊して駐車場付きに再建。古い建物が並ぶ雰囲気のいい旧市街に突如現れる美しくないコンクリートの市場… ヨーロッパは地下駐車場が普通と思っていましたが… 外見はそんな感じですが、それほど大きくない内部にフレンチ・グルメが満載です。 何件かあるチーズ屋さん。どこも臭いです😂ミニサイズのチーズが結構あって一瞬惹かれましたが、フランスの臭いチーズはそこまで好きではないので結局買いませんでした。 お惣菜も充実しています。エスニックでは、ベトナムのネム(春巻)やインドのサモーサ、ファラフェルなどはフランスの市場の定番のよう。スペインでも市場にお惣菜はありますがあまりバラエティはないです。 魚屋さん。スペインは魚まるまるで売っているのがほとんどですが、こちら

    地域タグ:フランス

  • トゥールーズのクリスマス・マーケットへ

    スペインのクリスマス・マーケットがあまりにショボくて、バルセロナにはグルメを楽しめるクリスマスマーケットがないので、「お隣、フランスのクリスマスマーケットに行こう!」ということで決行した今回のフランス旅行。 フランスのクリスマス・マーケットといえば、やっぱりドイツと国境の近い北東部のアルザス地方が一番有名ですが、近場ということでフランス第4の都市トゥールーズへ。それほど有名なクリスマス・マーケットではないですが、とにかくグリューワインを飲みながら、グルメを楽しみたい! トゥールーズの中心にあるキャピトル広場とそのほか数か所で開催されているクリスマスマーケット。立派な市庁舎が映えます。 初日は夜7時半過ぎに行ったのですが、なんと開催は8時半まで!スペインだったら10時か11時ですがフランスは商店もどこも閉まるのが早いですね… 翌日もあるし初日はさっと見ました。 フォトジェニックな飾りやライドがありテンションが上がります♪ 小さいアイススケートリンクも。 クラフトやジュエリーなど以外では、カナダのケベックのお酒を売るお店やソーセージのお店。 クリスマスマーケットと言えばホットワイン!そんな

    地域タグ:フランス

  • 片道16€でピレネー山脈を超えフランス・トゥールーズへローカル線の旅

    今年は春にバルセロナからローカル電車に乗って南仏に行ってきました。その時は国境のスペイン側のPortbouという駅で乗り換えて海岸線を通って行くルート。 フラミンゴも見れる!バルセロナからローカル線でフランスへの旅 今回は、ピレネー山脈を超えていくルートでフランス第4の都市、トゥールーズまでのおよそ300キロ。 300キロっていうと、バルセロナから比較的近いスペイン国内のバレンシアやサラゴザへ行くのと同じ距離。マドリードはその倍の600キロなので、国内の多くの場所より近い! このルートは、前回の海岸沿いルート同様、フランス国鉄、スペイン国鉄、グーグルマップなどでバルセロナ→トゥールーズでサーチしても出てきません!出てくるのは、バルセロナから高速鉄道でナルボンヌに行きそこからトゥールーズまでのルートで、運賃も60-100ユーロ。所要時間は4時間ちょっとと1時間位違うだけ。 多分イギリス系の大手ガイドブック、Lonely Planetには書いてありそうな情報ですが、便利さが優先される世の中、普通にサーチするだけでは出てこないのはちょっと寂しいです。 まずは、バルセロナからRENFE/Rod

    地域タグ:フランス

  • 今年もタイムスリップしにVicのマジカルな中世祭へ

    去年行ったVicの中世祭、今年も行ってしまいました。中世祭だけでなく、見どころもちらほらあるVic。以前↓で紹介しています。 → バルセロナからの日帰りに最適:中世の雰囲気が色濃く残るvicの町並み Vicはバルセロナの中心から電車で1時間20分ほど。中世の町として知られています。 この中世祭はとにかく規模が大きく、グルメが充実している上に、中世がテーマでエンターテイメント性も抜群!露天の売り子も中世の服を着てたり、パンを薪で焼いていたり、中世のパフォーマンスも盛り沢山で去年すっかり気にいってしまいました。今年の終わりは国鉄の無料パス利用で電車賃もタダなので気軽に行けるのが嬉しい♪ バルセロナ市内はクリスマスマーケットがいくつかあって大体は現在開催中ですが、クラフトやクリスマス飾りが中心でグルメがあまりなく正直一度行ったらたくさん…北ヨーロッパと比べるとホントクリスマスマーケットが残念なスペインそしてバルセロナ…やっぱり寒い中、グリュ―ワインを飲みながら温まりたい! それにしても確かにパートナーも去年気にいってたけれど、やけに乗り気でなんでかなと思っていたら、Vicに到着してまず直行し

    地域タグ:スペイン

  • バルセロナのあのミシュラン二つ星の姉妹店、Compartirへ

    バルセロナのミシュラン二つ星のDisfrutar。半年先まで予約が埋まっている有名店で、コース料理のみですが、もうちょっとカジュアルな姉妹店のCompartirが今年の夏にバルセロナにオープンしました。 Compartirはすでにコスタブラバのカダケスに1号店があり、バルセロナは2店目です。 写真を見た感じではプレゼンテーションもとっても美しく、レストラン批評家のレビューもポジティブだったので行ってきました。 Compartirはスペイン語で「シェアをする」という意味で、ここのレストランは数品目を除いて全てみんなでシェアして食べることが前提だそう。 目の前通ったことは何度かあるのに気が付かなかった… 入ると席と席の間も結構空いていて広々。店員が「Good Evening!」と言ってくるのですが、6回くらい言われるとちょっと気持ちが悪い… それ以外の雰囲気はワイワイガヤガヤしていなく、落ち着いていていい感じ。 シェアすると言ってもタパスだけでなくメインもあります。生牡蠣もいくつか。 お通しとして出てくるサンドライ・トマトのクリスプ。キッチンタイルに合わせたにくい演出。 パンと生ハム。どこ

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  • カタルーニャ州のベストワインが揃ったRubí のワインフェア

    バルセロナから電車で30分ほどのところにあるRubí という町。そこでワインフェアがあるというので行ってきました。 ワイン・フェアの参加ワイナリーは、今年で10回目を迎えるVINARI賞というカタルーニャ州で一番のワインを決める賞で、大賞、金賞、銀賞などの賞をとったところ。 Rubí バルセロナからかなり近いので「ワイン」とは結びつかなかったのですが、会場はワイン農協の建物で、壁にはワイン生産の壁画が。こんなにバルセロナに近くてもワイン生産! 土曜日の午後でしたが、ランチ時のためか意外と空いていました。 ワインフェアお決まりで、グラスとトークンを買って好きなブースへ。ここのフェアはトークン2つ(2ユーロほど)のところが殆どで、かなりお得♪ それにしても毎回ワインフェアに行くとグラスを買わされるので、今やうちはグラスだらけ…街によっては結構いいグラスなのでもう買わなくてもいい!! 日本でもお馴染みのフレシネなど大手は避けて、小さめのワイナリーを探します。 バルセロナの南、タラゴナ県にあるDO Concha de BarberaのDomenico WinesというワイナリーのAnima N

    地域タグ:スペイン

  • 旬の味覚をエンジョイ、Terrassaのキノコ祭

    普段は普通のマッシュルームや椎茸ぐらいしかないスペインのスーパーや八百屋ですが、秋のほんの短い間だけ普段見ない旬のキノコが数種類並びます。 今月の初めの丁度キノコが並び始めたころ、バルセロナの郊外のTerrassaで開催されたキノコ祭に行ってきました。 Terrassaのメインの市場はインディペンデンシア市場(Mercat de la Independència)というとっても見事な市場ですが、今回のキノコ祭は市のちょっと北にあるサント・ペレ市場(Mercat Municipal de Sant Pere)という市場の周辺。 行くと結構賑わっていました。市場の建物は小さいですがピンクでキュート。 市場内はやはりコンパクト。キノコ祭開催中ということもあり賑わっていました。 市場周辺にはキノコ売りの露店が並びます。大体1パック5€から10€でしょうか。スペインでは日本の椎茸はかなりメジャーになっていますが、スペインのマッシュルーム以外のキノコは大量生産されていないのか、できないのかお値段高めです。 売るだけでなく、キノコ・エキスパートが色々なキノコを並べて熱弁していたり。キノコの名前が書い

    地域タグ:スペイン

  • ミシュラン・ビブグルマン、バルセロナのBerbena

    バルセロナにはミシュラン星付きが24軒、ビブグルマンが8軒あります。 ビブ・グルマンのBerbenaは細い小道にあるのですが、たまに通ると、開店しているときはほぼ全面ガラス張りでオープンキッチンなので目立ち、ネットのレビューもかなり良いので、前から気になっていました。 夏休みが異常に長いレストランなのと、予約のタイミングでやっと訪れる機会ができました。 ビブグルマン、アメリカ、日本、ベルギーなどで行ったことありますがあんまり裏切られた記憶はありません。あ、でも、バレンシアの米どころにあるパエリア専門店は裏切られました。 Berbenaは予約なしではほぼ不可なレストラン。ディナーは1カ月前くらいから予約が埋まっていますが、直前のキャンセルを狙って予約を確保することは難しくなさそうです。予約時にクレジットカードが必要で、予約時間の6時間前までにキャンセルをしなければ60€チャージされるとのことでした。ディナーは7時半と10時のみの開始です。今回は3名で行ってきました。 8テーブルほど+カウンター席のこじんまりしたレストラン。基本全部のお皿はシェアすることが前提となっています。 オーダーを取

    地域タグ:スペイン

  • 現地人と話して見えてきた衝撃的なエストニアとロシアの関係

    バルト諸国の人々は英語ペラペラの人が多いので今回いろいろ地元民と話す機会がありました。 エストニアの首都タリンの旧市街の良さげなバーに行ったときのこと。 このバー、普通のバーと違って、ドリンクはチェリー酒とカシス酒だけ。日本の梅酒のように、チェリーやブラックカラント(カシス)に少量の砂糖を入れ、スピリッツを加えて、漬けておくと出来上がり。普段チェリー・フレーバーってあんまり好きじゃないのですが、ここのチェリー酒激うま!好きなカシスより全然美味しかった♪ さて、ここのバーのカウンターに50代くらいの夫婦が座っていて、どこの人たちだろう? オーナーはエストニア系で背が高くてブロンドの見た感じ北欧人。 この旦那さんとオーナーが英語で喋っている割には、会話の内容が、このドリンクを旦那さんの家ではどう作っているかという話。エストニア人じゃないだろうから、近隣諸国の人たちにに違いないと思い、どこ出身か聞いてみると「エストニア」と! しかもタリンの旧市街に住んでると言うこと。話を聞いて見ると、彼らはロシア系でエストニア語はあまり話せず、オーナーはロシア語は喋れないので(オーナーは、30代後半くらいな

    地域タグ:エストニア

  • 掘り出し物も、エストニア・タリンの市場がとっても楽しい!

    エストニア・タリンの鉄道駅の裏側にあるバルト駅市場(Balti Jaama Turg)。 国境の町ナルバから電車でタリン来てその足で行ってみたら楽しかったのでついつい長居してしまい、「いけない他の観光もしないと!」と思い切り上げて、また翌日も行ってしまいました。 この市場はウズベキスタン料理やウクライナ料理のお店が入っていて、電車の時間が早く朝食べる余裕がなかったので、早いランチをと思って行ったのですが、良いサプライズがたくさんありました。 まずはどんなグルメスタンドがあるか知りたかったのでぐるっと一回り。寒い国なのに屋外にも八百屋さんやレストランがあります。 まずは魚売り場。タリンはバルト海に面しているので豊富です。ビールのおつまみになるようなさきいかや燻製なども。エストニア産だけでなくスペインや北欧諸国の燻製もありました。 精肉売り場。魚売り場ほど面白くはないですが、やっぱり燻製に惹かれる…。 野菜や果物、パン屋、チーズ屋、乾物屋などなど。結構みんなどこもおしゃれ。やっぱりエストニアはラトビアやリトアニアに比べて垢抜けてます。 グルメスタンドも、ウズベキスタンのサムサ↓、ペリメニ(

    地域タグ:エストニア

  • エストニアのロシア大使館で数々の戦争反対の抗議メッセージ

    タリンの旧市街でウロウロしていたらとっても美しい建物が…。 とにかくアールヌーボのディテールも素晴らしくてうっとり。 写真を撮って、ちょっと周りを見てみるとびっくり!建物の前に数々の戦争反対のメッセージが。「You are not our president. You are a war criminal.」(あなたは私たちの大統領ではない。戦争犯罪人だ。)って書かれていたり。書いたのはロシア人かロシア系の人でしょうか。「Putin is killing my home」はウクライナ人のものでしょうか。 そう、この美しい建物と隣のピンクの建物はロシア大使館でした。 警察が二人ほど警備についています。普通に通り過ぎる人もいれば、立ち止まる人も。 真っ赤に染まったクマやそのほかぬいぐるみなど、子供の犠牲者を追悼したメッセージも。 第二次大戦中のソ連のエストニア等への侵略と今回のウクライナで起こした戦争を重ね合わせるメッセージや、どれだけソ連がこれらの侵略した国でソ連化を実行したかなどが記されています。 今でもロシアでビジネスを続ける西側諸国の企業や、エストニアでビジネスを続けるロシア企業を

    地域タグ:エストニア

  • エストニアのグルメ・スーパー、Kaubamaja Toidumaailmが優秀すぎる!

    エストニアのタルトゥとタリンで利用したKaubamaja Toidumaailmというグルメ・スーパー。あるのはこの2都市の2店舗だそうです。 スペインでグルメスーパーチェーンと言えばEl Corte Inglésですが、それとは全然比べ物にならないほどのデリ・セクションで、どちらかというと日本のデパ地下っぽい雰囲気。広くて新しくてとっても気持ちよく、対面式のサービスが充実しています。 外食は量が多いため夜はお惣菜を買ってホテルで食べることが多いので、見つけたときはテンション上がりまくり!デリは他のスーパーよりも値段は割高ですが、見た目が美味しそう、そして何から何まで種類が多いです。 ローカルのクラフトビールもどこのスーパーよりも充実していました。「Fights will go on as long as they have to」(必要な限り戦いは続く)というウクライナのビールもここで売っていました。 ローカルの人から聞いた話だと、エストニアの人は夜に外食とか飲みに出たりとかあまりしないそうです。友人や家族と過ごすときはお家でっていうのが多いのだそうですが、作るのが面倒っていうときも

    地域タグ:エストニア

  • エストニア・タリンで日本庭園などがあるカドリオグル公園へ

    タリンで旧市街の外でなにか見どころをと思い、観光局でもらったマップを見てみると、新市街のちょっと外れにカドリオルグ公園という大きな公園があり、そこそこ見どころがある上、日本庭園もあるので行ってみることに。 新市街はいろいろな側面を持っています。古い倉庫や建物を改装してショッピングセンターにしたり。 と思ったら、ソ連時代に建てられたとみられる、暗い建物群がズラーっと並んでいたり。 それを過ぎると、今度はバルト三国でお馴染みの古くてキュートな木造建築群が現れたり。 旧市街と新市街の境ぐらいから40分ほど歩いてカドリオルグ公園に到着♪すっかり冬模様なのでちょっと寂し気ですが、ちらほら地元民が散策しています。 公園内には、ロシアの大帝、ピョートル一世が妻、エカテリーナ妃のために夏の離宮として建設したカドリオルグ宮殿があります。バロック様式のとっても美しい宮殿で、現在は美術館になっています。そもそもこのカドリオルグ公園は、もともとカドリオルグ宮殿の庭園なのだそう。そしてカドリオルグとはエストニア語で「エカテリーナの谷」という意味で、エカテリーナ妃にちなんだ名前が付けられているのだとか。 すぐ裏に

    地域タグ:エストニア

  • 世界遺産:中世の色濃くメルヘンなエストニア・タリンの旧市街

    ラトビアのリガ、リトアニアのヴィリニュスに続いて旧市街が世界遺産に指定されているエストニアのタリン。 新市街から旧市街への門。 旧市街を囲む要塞は、全て残ってはいませんが、何か所か残っていてどれも見事です。 旧市街の中心、市庁舎前のラエコヤ広場。タルトゥやナルバではどこもテラス席は外に出ていませんでしたが、観光客が多いせいかここではちらほら見ました。ヘルシンキからフェリーで日帰りの観光客も多いよう。 ハンザ同盟に加盟していたころのちょっとドイツっぽい中世の建物があちらこちらに。タリンの市庁舎周辺には中世がテーマのレストランがこれらいくつかの建物に入っています。観光客しか行かない感じなので行きませんでしたが、地元の人は「行ったけどまあそんなに悪くはない」とのことでした。 リガやヴィリニュスと比べても断然メルヘンチックなタリン。 夜の町もメルヘン。 旧市街にはトームペアの丘(Toompea)と呼ばれる小高い丘になっているエリアがあります。 登りきるとアレクサンドル・ネフスキー大聖堂というオレンジ色が目印のロシア正教会が。ギリシャもロシアも正教会は内部が暗く、フレスコ画が美しくとても神秘的で

    地域タグ:エストニア

  • バルト三国はジョージアやウズベク・グルメの宝庫!

    バルト三国は旧ソ連だったということで、ソ連から独立した諸国のグルメが充実しています。特に多いのがジョージア料理とウズベキスタン料理で、この機会を逃してはいけないと思い、いくつかトライしてみました。ジョージア料理はバルセロナにも何軒かありますが、カジュアルに食べる感じではなくどちらかというと高級感漂う感じです。 リトアニアのヴィリニュスではKinzaというちょっとおしゃれなウズベキスタン料理レストランに。 通されたのはそれこそ日本のお座敷。背もたれにクッションはありますが、掘りごたつ風でもなく、みんな足を延ばして座っているようでした。 頼んだのは日替わりのスープとプロフのランチセット(10€)。スープがそれだけで主食になりそうなサイズで野菜やお肉たっぷりでした。 メインはプロフ。ウズベキスタン風ピラフです。ライスは固めに炊いてあり、上に乗っているラム肉?はホロホロと口の中で溶けて絶品。トラディショナルなプロフから少しアレンジした感じですがとっても美味しかったです。 同じくリトアニアのカウナスではジョージア料理のレストランChacapuri。 ここのメインは、その名の通りジョージア風ピザの

    地域タグ:エストニア

  • 国境の町、ナルバからロシアの生活を垣間見る

    エストニアのタルトゥから、首都のタリンに行く前にどこかでもう一泊できる感じだったので、ロシアとの国境の町、ナルバ(Narva)行ってみることにしました。 国境の川を挟んで両側にお城と城塞がある写真が素晴らしくて見てみたいと思ったのですが、こんなにロシアに近くてそもそも見れる距離まで近寄れるのか、厳戒態勢で兵士がガードしているんじゃないかとか頭によぎりました。 いずれにしてもエストニアはEUそしてNATO加盟国なので、ロシアがなにかすることはあり得ないし、ナルバ観光局のウェブサイトにもそう書いてあり「だから来て!」とのこと。とりあえず行ってみました。 タルトゥからはナルバ行きのマイクロバス。 町はソ連時代に建てられたと思われる建物がズラーッと並び、当たりもロシア語表記だらけ。ロシア語を話しているのがあちらこちらから聞こえてきます。この辺りはロシア系の住民がほとんどだそう。 どんな僻地かと心配していたのですが、新しいショッピングモールなどもあり、グーグルマップのサテライトイメージで見るより栄えていて安心しました。 街の中心から国境は歩いてすぐ。国境の橋に続く入り口↓。ほとんど車は入っていき

    地域タグ:エストニア

  • 木造建築がかわいいエストニア・タルトゥの住宅街、Karlova地区

    19世紀から20世紀にかけての木造建築はリガでご紹介しています。 エストニアの第二の都市タルトゥにも古い木造建築がひしめくKarlovaという住宅地エリアがあります。 バスターミナルから市の中心とは反対側の南側にあるこのエリア。観光局のウェブサイトで知って、観光局の人に聞いたら結構見事そうだったので行ってみました。 メインストリートであるTahe通り。初っ端からテンション上がる建物の数々。やはりリガと同様に19世紀から20世紀にかけて建てられたそうです。 メインストリートから1〜2本通りを入ってもちょっとこじんまりした木造建築の住宅が並びます。 色もキレイなモスグリーンとか水色だったり。ホントに見事としか言いようのなぃ建物群。 ドアもとってもキュートなデザインのものが目立ちます。 窓枠とか窓ガラスとかも凝っているお家も。番地のフォントなんかもデザイン性あり。 ストリートアートもチラホラ。お店の数は少ないですがちょっとナイスなボヘミアンな雰囲気のところが多く、若い人たちが住んでいる雰囲気です。 なんだか懐かしい気分にさせてくれる歴史的な木造建築。バルト三国ですっかり虜になってしまいました

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  • 北欧の雰囲気、エストニアの第二の都市タルトゥ

    サンクトペテルブルグ行きのバスで着いた先は、エストニア第二の都市、タルトゥ。エストニア一番の大学と言われるタルトゥ大学のある大学町でもあります。 バスターミナルもなんだかかなりモダンでデザイン重視、いかにも「北欧に来ました」という雰囲気。周辺はショッピングモールが4つぐらい固まっていてやっぱりなんだか垢抜けています。 人々も北欧人っぽく、ブロンド、長身の人が多い!それもそのはず、フィンランド人に一番遺伝子が近い民族がエストニア人なのだそう。追ってまた書きますが、エストニア語はフィンランド語と語源が同じで、なんでもお互いの言語の単語をどれくらい理解できるかというと50%を少し切るくらいだとか。 全体的にリトアニアやラトビアに似てるけどちょっと北欧っぽいという感じ。ただこれは次の目的地ではまた違う印象を受けました。それはまた後日… バスターミナル周辺のショッピングセンターを過ぎると、いい感じの雰囲気です。 歩いていると急にこんな強烈なブロンズ像が! ↓ 題名は「父と息子」。どうやら親子を同じ身長に縮尺を変えてみたらということらしいです。とある箇所、ピカピカしているのでやたらみんな触って行く

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  • ロシア行きのバスに揺られて…

    リトアニアの次はエストニア。ホントはリトアニア→ラトビア→エストニアの順か或いは逆に真っすぐ行きたかったのですが、バルセロナからエストニア・ビリニュスへの直行便がやたら高く、一泊余計にしてバス代払ってもまだ安かったので、リガ着、エストニアのタリン発の飛行機で「 J 」ターン的な旅行になりました。 バルト三国旅行の大きな問題は、国際線の電車がないこと!ヨーロッパではびっくりですが、国境の駅で降りて、電車を乗り継いでいかなくてはならいそうで、しかも上手く接続していないとのこと。旅先で会ったカナダ人が「リトアニア・ラトビア間は駅間が両サイドで20キロ離れてるけど挑戦する」と意気込んでいました。楽しそうだけど丸1日ロスになるので、国境越えはバスを利用しました。 現在バルト三国間とポーランドのワルシャワをつなぐ高速鉄道を建設中なのだとか。しかも将来的にはトンネルを掘ってフィンランドのヘルシンキまでつなぐ計画だそうで、開通したらかなり便利になりそう。 話を戻して、リトアニアのカウナスからバスでラトビアのリガに戻り、そこからエストニアのタルトゥ(Tartu)に行こうと思いネッでチェックしたところ、1

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  • ゆっくり時が流れるカウナスの旧市街

    そもそもリトアニアのカウナスに行こうと思ったのは、戦争の被害を受けなかったと言われるその旧市街に行きたかったから。首都のヴィリニュスやリトアニアのリガの旧市街は世界遺産には登録されていますが、戦争で大きな被害を受けています。 カウナスの旧市街の難が、バスターミナルや鉄道駅から徒歩40分以上とかなり遠い!ホテルは旧市街を予約したので行きは新市街を散策しながら、帰りは朝が早くバスが少なかったのでまた歩きました。 駅からまずは落ち着いた新市街の公園を歩き… 杉原千畝ゆかりの場所やモダニスト建築を見物しながら、新市街の真ん中へ。見事なビザンチン様式の教会から始まる真っ直ぐなメイン・ストリートは歩行者専用道路でその長さは1.7キロ。歩行者専用としては欧州一長い道路だそうです。どうりで終わりが見えないはず… 旧市街に入るとカラフルでとってもキレイ。道の舗装を終えたばかりでバルト三国でほぼそうだったガタガタの石畳でなく歩行者フレンドリー。 旧市街の中心は市庁舎広場。真っ白の市庁舎が印象的です。 市庁舎のすぐ裏にある教会付属の神学校をホテルに改築した建物でここに泊まりました。シンプルでしたが、新しくて

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  • 街中が博物館、リトアニア・カウナス新市街のモダニスト建築がすごい!

    今回のバルト三国の旅行で、最初にラトビアのリガのアールヌーボ―建築の建物の規模にびっくり、そして同じく19世紀から20世紀にかけての木造建築にも。 そして、リトアニアのカウナス。首都ヴィリニュスから便がよいことと、戦争で被害をほとんど受けていないという旧市街に惹かれて行ってみることにしたのですが杉原千畝に続いてまたもびっくり。 カウナスに行く途中の電車の中で、観光局のサイトを読んでいると、モダニスト建築(観光局はInter-war architecture、2つの世界大戦間の建築と呼んでいます)がたくさんあり、モダニスト建築マップもあったので一部巡って見ることにしました。 電車で駅に着いて外に出るとびっくり!旧市街までほんとうにたくさんのモダニスト建築の建物が並んでいます。駅近くのすごい威圧感のある建物↓ ポーランド軍が1919年にリトアニアの首都ヴィリニュスと東リトアニアを占領したことにより, リトアニアの暫定首都となったカウナス。そのため多くの公共の建物などが必要となり、1919年から1940年くらいまでの間、多くの建物が建設されたそうです。そしてその当時に流行っていたスタイルがモ

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  • リトアニア・カウナスで杉原千畝の「命のビザ」の舞台を辿る

    日本版シンドラーとして知られる外交官、杉原 千畝(すぎはら ちうね)。日本政府の訓令に反して迫害を受けるユダヤ人にビザを発給し、何千人ものユダヤ人の命を救ったとされていて「命のビザ」として知られています。ご存知の方も多いのでは? 2015年には唐沢寿明主演で映画化されています。トレーラーはこちら↓ロケは残念ながらリトアニアではなくポーランドで行われたそうです。 私も日本のテレビでドキュメンタリーを見たことがあるのですが、それが彼がリトアニアに赴任中だったときに行ったことというのは全く覚えておらず、カウナスに行く電車の中で観光局のウェブサイトを読んで知りました… 日本のガイドブックには絶対書いてあるんでしょうけど… ヴィリニュスを含む東リトアニアがポーランドに侵略されたことによって、カウナスはリトアニアの暫定的な首都となり、ロシアが進行しつつある1939年に杉原氏はリトアニアに赴任となりました。 鉄道駅に到着すると駅のホーム側にある壁に杉原氏の功績を記したプレートがリトアニア語と日本語で掲げられています。現在の駅舎は戦後建てられたものなので当時とは異なりますが、命のビザを発給したあとここ

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  • ヴィリニュスで遭遇した完全無人・商品スキャンなしのスーパー

    Ikiというリトアニアのスーパー。町中に小さい店舗があったので飲み物を探しに入ったら… 何やら入ろうとしても入れない!よくよく見てみるとなんかカードをタッチしないといけないらしい… 詳しい説明書きを読んでみると、銀行のデビットカードやスマホをタッチするとゲートが開き、買いたい商品を取りスキャンはせずに、出口で同じカードやスマホを再びタッチすると決済終了。 これはカメラと商品棚のセンサーで誰がどの商品を取るのかチェックしているのかなと思って調べてみたら、やはりそうでした。あんまりたくさんの人が入っていったら機能しなさそうだし、子供と入って子供が取ったらどうなるのかとか気になりました。 アメリカのアマゾンでこういうスーパーがあるのは知っていますが、スペインではまだ見かけたことないし、リトアニアでもここ一軒だけのよう。 ちなみに24時間営業ですが、深夜は一人づつしか入れないそうです。私が説明を読んでいた時も入れなくて、諦めて帰って行く人がいたので、みんなが使い慣れていないとビジネスとしてはあまりよくなさそう。 励みになりますので、是非以下ブログランキングサイトのクリックをお願いします! ↓

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  • リトアニアの名物ポテト料理

    リトアニア料理はジャガイモが主食で、ローカルフードを提供するお店にはジャガイモ料理がメニューに並んでいます。 ポーランドにもあるポテトパンケーキ(リトアニア語でBulviniai blynai、ブルビネイ・ブリナイ)は、アメリカでもポーランドでも食べたことがあります。ポーランドのもの↓ 時間が限られているので、今回は今まで食べたことないジャガイモ料理を2皿ほど試してみました。 まずはApkepti didžkukuliaiという一品。ジャガイモの真ん中をくり抜いて挽肉を入れ、フライパンで焼いたもの。 いくつかのソースから1つソースを選べるので、マッシュルームソースにしました。ソースをかけるとこんな感じです↓ポテトがモチモチで美味しかったです。 そして次は、Cepelinai(ツェペリナイ)というジャガイモ料理。ライス状にした調理済みじゃがいもと細かくシュレッドした生のジャガイモで作った生地でひき肉を包み、茹でた一品。上には挽肉とディルが振りかけてあり、サワークリームが付いてきます。飛行船のツェペリンに形が似ていることからその名がつけられたそうです。これ結構大きくて普通は一皿に2個らしい

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  • 意外とモダン、110年以上続くヴィリニュスのハレス市場へ

    市場って、ローカルの食生活が垣間見れて楽しいですよね。 ヴィリニュスの旧市街には、ハレス市場(Hales Turgus)という市場があります。そんなに大きくはないものの、いかにも「市場」という感じの立派な建物。 1906年に建てられた建物で110年以上も市場として機能しています。戦前のころと思われる写真↓が旧市街の広場にありました。ほぼそのまんま。 中は意外とモダンな雰囲気です。 やっぱり内陸なので肉売り場が一番多い感じでした。釣り下がっているソーセージが気になります。 真っ白なベーコン(豚のほぼ95%脂身)あってどうするのかなと気になりました… がこれスペインでも似たようなの売っていました。焼肉前に鉄板に敷くぐらいしか思い浮かびません… 一番びっくりしたのはここ↓韓国のお総菜屋さんで、キムチもその他お総菜もたくさん。住んでいたら絶対利用したい!そしてバルセロナにも欲しい! 中東の食材なども。 その場で楽しめるグルメスタンドもそこそこあり、おにぎり、バーガー、ウズベキスタン料理、スモークハウス、カフェなど。 古い市場の建物の周りには新しい市場の建物で、そちらは衣料品などがたくさん並んで

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  • ソ連の黒歴史を語る、ヴィリニュスの元KGBの収容所

    ヴィリニュスの新市街には、リトアニアのKGB本部がかつてあり、ソ連崩壊の1991年まで使われていました。その建物は今でも残り、大半は今でも政府機関が入っていますが、一部地上階と地下が博物館として公開されています。 「占領と自由闘争の博物館」という名称の博物館で、ソ連時代にKGBがリトアニア市民に対して行ってきたことを振り返り、ロシアによる占領と独立までの市民の闘争を綴った展示がされています。 とても立派な建物です。 この建物内でKGBによって銃殺されたリトアニア市民を称えたプレートが正面に掲げられていて、それら個人の名前が彫られています。 博物館の入り口は正面の入り口ではなく、右側の小さい入り口。 1階と2階は展示スペース。KGBの諜報活動の対象になったリトアニア人のストーリーから、KGBの歴史や組織について、KGBの制服やクリスマスカード、盗聴器などの諜報機器の数々、尋問のビデオやデモ参加者を撮ったビデオなど生々しいものも。 地下は反ソ連と考えられたリトアニア人を収容した収容所。薄暗くてちょっと怖いです。 階段を降りていきます。 永遠と続く長い廊下。基本ドアが開いていて、各部屋に自由

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  • 世界遺産:東欧の雰囲気漂うリトアニア・ヴィリニュスの旧市街

    ラトビアからは、お隣の国リトアニアのヴィリニュスへ。ヴィリニュスはベラルーシとの国境の近くにあり、人口は54万人強。同じく世界遺産のラトビアのリガやエストニアのタリンよりも旧市街が大きく見どころはそこそこ多いです。 とにかく教会の数が多く、バロック様式でピンクなどのカラフルなものが多いです。 リガと比べると町並みが「東欧」という雰囲気が強いです。そして平坦なリガに比べて丘がありいい雰囲気を醸し出しています。 旧市街のど真ん中にあるヴィリニュス大学キャンパス。公道からだと分かりにくいのですが、中庭がいくつかあり美しいです。 今はおしゃれなレストランやショップがならぶユダヤ人街。壁には当時のユダヤ人の生活が描かれています。 旧市街の端っこにある大聖堂の前はかなり大きい広場で、真っ白の大聖堂とベルタワーが印象的。広場では兵士が行進などをしていました。ヴィリニュスにはNATOの施設もあるらしく、ラトビアやリトアニアでは結構兵士を町中で見かけました。ロシアの戦争でなのか、単に普通の光景なのかは分かりませんが。 大聖堂の裏には、再建され今は博物館になっているリトアニア大公の住まいであるリトアニア大

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  • ラトビアで食べた地元料理

    ラトビア料理は、リガの中央市場のグルメでいくつかをすでにご紹介しています。 全体的にロシア料理やポーランド料理と共通するものが多いです。 いくつか行った中の一つが、リガに数軒あるLidoというチェーン。いろいろなサイトにラトビア料理のおススメとして出てくるレストランです。 セルフ・スタイルなのでお値段は良心的。ビールも自分で注ぐのですが、やったことないので泡だらけになってしまったので断念…セルフのレストランはロシアでも行きましたが、ロシアもラトビアlも意外と質が高いです。 メインは欲しいものを言うとお皿に盛ってくれます。 魚や肉さまざま。基本ローカル料理で、肉やじゃがいも系が多いです。 私はポーク・シャシリクとサイドにポテト、そしてココナッツスープにしました。シャシリクはどのソース?と聞いたら、白いガーリックソースだというのでそれをかけました。シャシリクはロシアや旧ソ連諸国で食べられるスパイスなどでマリネされた串肉のグリル。お皿に盛るときに串を取ってくれます。ポークはお肉が柔らかく美味しかったです。スープは濃いのでちょっと組み合わせを間違ったかも。 ほかには、ビーツのスープは冷製スープ

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  • 世界遺産の登録間近?素朴な雰囲気の町、ラトビア・クルディーガ

    いつも旅行するからには首都だけでなく、他の町にも行きたいと思っています。 ラトビアはいくつか候補があったのですが、いろいろ考えた結果ちょっと遠いけど雰囲気が良さそうだったクルディーガ(Kuldīga)へ。リガから電車はなく、バスで3時間弱。 バルト三国の多くの町と同じく、クルディーガは14世紀にハンザ同盟に加盟。ドイツ語でGoldingen(ゴールディンゲン、「黄金のマーケット」)と呼ばれ中世はとても繁栄したそうです。今は町というより「村」という雰囲気です。カフェだけやたらにあるので、車で来て半日で帰るという観光客が多いよう。 このクルディーガ、ユネスコ世界遺産の暫定リストに掲載されていて、近い将来世界遺産になる可能性があるとのこと。 あまり天気はよくありませんでしたが、どうにか持ちこたえてくれました。 町の一番中心の市庁舎前広場。木造の黒い外壁に黄色いアクセントがキュートな市の建物。観光局とバーが入っています。 観光客も一組ぐらいしか見かけず閑散としていました。素朴で古い建物が並び趣のある町並みです。リガの木造建築のようにキレイに張り替えられてカラフルな建物はほぼ見当たらず、茶色で古

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  • ラトビア・リガのクラフトビール・バー巡り♪

    ラトビアの首都リガはスーパーに行ってもそこそこ国産クラフトビールが置いてありIPAなんかも豊富だし、クラフトビール・バーもそこそこあるようなので今回何軒か行ってみました。 クラフトビールはアメリカと日本で結構はまり、ここ最近は熱が冷めていますが、バルト三国で再燃! クラフトビール・バーと言っても、ブルワリー直営のタップルームと、いろいろなブルワリーのビールを集めたお店があり、私はどちらかというと前者のほうが好み。同じブルワリーでいろいろ比べられるし、なんといっても自社ビールだから店員の知識が豊富。そして輸入ビールがないので安心して旅行先の国のビールが飲めること。 余談ですが、ビールってロシア語やスラブ系言語でPivoなのでラトビアもそうかと思ったら、ラトビアはスラブ系言語とはルーツが異なるそうで、Alusと言います。このAlus、語源はドイツ語や英語のAleと同じだそうです。ラトビア語、音はスラブ系っぽく聞こえるのでロシア語に近いのかなと思ったら全然違うらしい… 今回リガでは4軒行ってみました↓ ========= Labietis Taproom ========= リガでクラフトビ

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  • バルト三国の最大バーガーチェーン、Hesburgerがイケる!

    バルト三国にはHesburgerというフィンランドのバーガーチェーンがあって、バルト三国とフィンランドではマックよりも断然店舗数が多く、最も大きいシェアを占めるとのこと。 実際リガには町のあらゆるところに。マックが1軒あったらHesburgerは5軒と言うような勢い。そしてバルト三国中、マックのない小さな町にもあり、存在感抜群。 あまりにたくさんあるのでリガで行ってみました! タッチスクリーンのセルフでないところは久しぶり。 メニューは、バーガーはマックのようにチーズバーガー、ハンバーガー、ビックマックもどきに、チキンバーガー、ベジーバーガー等結構スタンダード。 サイドはポテト、オニオンリング、ソイフィンガーという恐らく大豆で作ったチキンフィンガーもどき。ほかにラップなどもあります。食べなかったけど、オニオンリングがあるのは嬉しい♪ 朝食代わりにコーヒーとダブルチーズバーガーにしてみました。コーヒーは午前中は50セントというキャンペーンをやっていてお得でした♪コーヒーはそんなに美味しくないけどこの値段じゃ文句なしです。 ダブルチーズバーガー(2,70€)は、具はオニオンとピクルス、チー

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  • 世界遺産:こじんまりしたラトビア・リガの旧市街

    ラトビアのリガは、1997年に市中心がリガ歴史地区として世界遺産に登録され、「バルト海の真珠」というニックネームがついています。 世界遺産に登録されている旧市街は思ったより狭いエリアで、見どころも第二次世界大戦の戦禍にあい比較的最近に再建されたものもちらほら。これで世界遺産?と思ったのですが、前回書いた新市街にあるアールヌーボ―建築や19世紀から20世紀にかけて建てられた木造建築も世界遺産の一部だそうでやっと納得。 旧市街はコンパクトに回れるのが利点。残りの時間を新市街や中央市場に費やして、バルト三国で一番大きい都市の利点であるナイトライフを楽しむのがいいのかな。 新市街から旧市街に向かって歩いて行くとその境に広い公園があります。10月中旬ですっかり冷え込み、紅葉ももう終わりという感じでした。 公園を越えて旧市街に入ると色鮮やか。 市庁舎前広場。ドイツ商人の集まりに使われたブラックヘッドハウスと呼ばれるピンクの建物。とってもきらびやかでまるで新築と思ったら、第二次大戦で損傷し、その後ソ連によって取り壊させたそうで、現存のものは1999年に完成したものだそうです。どうりで新しいと思った…

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  • キュートすぎる、ラトビア・リガの古い木造建築物!

    リガの建築については、無数に点在するアールヌーボー建築の建物についてご紹介しました。 そして、新市街のアールヌーボー建築に混じってまた無数にあるのが19世紀から20世紀にかけて建てられた木造建築の家々。第二次大戦で多くの建物が消失したものの、現在でもおよそ4,000軒もの古い木造建築物が残り、その数は欧州で最大だそうです。 ロシアやバルト三国中に同じくらいの時代の木造建築の建物は結構あるのですが、リガが素晴らしいのは、新市街の中心にまだたくさん残っていること。結構ど真ん中にあるので、お店だったり、レストランだったり、オフィスであることが多いです。 日本の明治時代くらいに建てられた西洋建築の学校や札幌の時計塔を彷彿させ、異国なのになぜか懐かしさを感じずにはいられないそんな建物群。 キレイに張替などをしている建物もあれば、ボロボロのものも。 新市街からちょっと外れたGrizinkalns地区に行ってみるともっといろいろありました。この辺りのLienes通りは500mほど「Wooden Riga」(木造のリガ)の中心と市によって指定されています。 こちらは多くが住宅のようで、結構映える色使い

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  • その数欧州一、ラトビア・リガのアールヌーボー建築がすごい!

    ラトビアのリガは旧市街が世界遺産に指定されていますが、どちらかというと新市街の街並みのほうがとっても素晴らしいです。 アールヌーボ建築が特に素晴らしく、新市街のあちらこちらにあります。新市街のすぐ北に観光局が指定するアールヌーボ建築エリアがあり、そこに行けばいくつか代表的な建物がまとめて見れます。 アールヌーボー建築はバルセロナ(モダニズム建築)、プラハ、ウィーン、ブリュッセルなどなどいろいろな都市で見られますが、これほどの規模は正直初めて見ました。 なんと、英ガーディアン紙によるとリガのアールヌーボー建築は700以上にのぼり、欧州の都市で一番多いそうです。欧州一だったら多分世界一でしょうね。 さてまずはアールヌーボー建築エリアから。 Strēlnieku iela 4A(ielaはエストニア語で「通り」の意)にあるロースクールや経済学部が入った大学の建物。水色がキレイで装飾もかなりごてごて。建築家Mikhail Eisensteinによる建築。他の建物↓も見ると分かりますが、彼の建築は凄いインパクトがあって圧巻!すっかりファンになりました。 Alberta iela 13にある建物で

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  • ラトビア・リガの中央市場のグルメ!

    前回は中央市場を全般的にご紹介しました。とにかく魚売場が面白く、その場で食べれるグルメもいくつかあります。 朝食を求めて朝の8時半すぎに到着し、ざっと見てからまず最初に食べたのはフードコートにあるここ。 揚げパンのようなもので、中には色々な具が入っています。その場で女性が生地をこねていました。 牛ひき肉と玉ねぎのフィリングにしました。フィリングによって値段が違いますが、これは1ユーロ。できたてホカホカで美味しかったです。 そして次は魚売り場へ。端の方にあるこのお店。ビーツスープや肉、魚などがあります。 ここのお目当てはカウンターに並んだこちら。 カナッペ。黒パンというのか、サワドーというのか、こちらのパン屋さんやスーパーでよく見るちょっと酸味のあるパンの上にニシンやイワシやサーモンなどが乗っています。私はイワシとニシンを。合わせて1.5ユーロ。 オイル漬けか酸味はあまりなく、ニシン(右)は特にぷりぷりしていて美味しかったです。 ここで丁度良くお腹が満たされたのですが、魚専門の食堂があって気になったので翌日のランチに行ってみました。こちら↓ ニシンとディルという名前のお店。わかりやすい!

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  • 魚売り場が楽しい、ラトビア・リガの巨大中央市場へ

    バルト三国、ラトビアのリガに来ています。 バルト三国ラトビア、エストニア、リトアニアはそれぞれ首都が世界遺産なのでコロナ前は日本からパック旅行も結構ありましたね。 まず最初はリガの中央市場へ。バスターミナルの裏側にあります。旧市街からもアクセスがよく便利です。 半筒型の建物が5棟ありかなりの規模です。そして周りに屋外市場があります。何でも東欧で一番大きい市場のひとつなのだとか。 まずは鮮魚売り場から。一棟まるごと魚売り場です! 鮮魚はバルト海なのでサーモンが目立ちますが、サバやカレイかヒラメ、小さい魚もたくさん。燻製もすごい品揃えです。小さい魚はキロ1ユーロを切るというスペインでも考えられない破格の値段。 もちろんイクラやキャビアも。筋子の燻製らしきものもあってキロ75ユーロ辺りでした。どんな味がするのか気になります。 つぎはチーズや乾物など。チーズは残念ながらみんな似たような感じであまり面白みはありません。 フードコートもあります。ローカルな食べ物から旧ソ連諸国のもの、クラフトビールのバー、パンやペーストリー、スープ、一般的なジャンクなど。 お土産や衣類などの雑貨の棟も。 次は精肉の

    地域タグ:ラトビア

  • 400店以上が並ぶGlanollersの巨大屋外マーケット

    Glanollersというバルセロナ中心から電車で北に30分くらいいったところにある町。 事前に観光局のウェブサイトを見てみると、毎週木曜日に屋外市場があるとのこと。なんでも400以上の露店が街の中心に並び、平日の市場としてはスペインで最大規模だとか。しかも1040年から1000年近く続く歴史的な市場だそうです。これは行くしかない! 服や下着、金物、傘、植物、ローストチキンなどなんでもありです。歩き始めて「なんかやっぱり結構大きそうな市場」と分かりました。 ぐるっと周って、野菜と果物のエリアもかなり大きいです。 常設の市場にも寄ってみました。こじんまりしていますが、カタルーニャ州で初めて馬肉屋さんを見ました。バレンシアでは見たことがあり、馬肉を出しているレストランやバルも何軒かありました。 そして、16世紀に建てられた見事な旧穀物市場の屋根の下でも野菜や果物が売られています。 とにかく中心街がほぼ露店で埋め尽くされるという規模でびっくりしました。今まで行ったことある市場のトップ3には間違いなく入る大きさでした。 そして市場を眺めながら、モダニズム建築や中世の建物も。なかなか印象的な建物

    地域タグ:スペイン

  • いつも激混みのグラシアのタパスバル、La Pepita

    観光客や地元民でいつも賑わっているグラシアにあるLa Pepita。良く前を通るので、ずっと行きたいと思っていてやっと行ってきました。 週末の夜は数週間前には予約が入ってしまい、平日の夜も数日前にはいっぱいになるよう。バルセロナによくある細長い店舗です。 時間が早いと北ヨーロッパ人やアメリカ人が多いです。ここのお店壁に好きに落書きしていいとかで、壁も壁に架かっている絵も落書きだらけ! メニューは多少フュージョンがあり、セビ―チェやワカモレなどあるものの、基本普通のタパス。 まずはパタタス・ブラバス。アリオリとトマトベースのソースがかかっています。ちょっとソースが濃くて多いかなという感じでしたが、ポテトはイケます。 人気の一皿らしいアンダルシア風カラマリ。ソースはキムチマヨネーズ。キムチマヨとかシラチャマヨとかアジア風のマヨが流行っていますが、これもソースがちょっと濃いです。カラマリ自体は柔らかくて美味しいです。外の衣はカリカリというより、ちょっとふわふわなのですが、意外とふわふわも悪くないです。 エビのアヒージョ。エビはプリプリでとっても美味しかったです。ただ、ほぼネギ。 ハモンのたっ

    地域タグ:スペイン

  • 日本のガイドブックに載っている老舗バル、Cerveceria Vaso de Oroへ!

    かなり有名店で、日本のガイドブックだけでなく世界中のガイドブックで紹介されているバルセロネタ地区にあるCerveceria Vaso de Oro。 バルセロネタに用事があったので初めて行ってみました。今年で60周年だそうです。 入り口がいくつもあり、長いカウンター席がずらー。土曜日の6時半ごろと随分早めに行きましたが、夕食の遅いスペインなのに意外と地元民が多かったです。もしかしたら昼食が長引いてる?テーブル席は4テーブルくらいしかありません。テーブル席が空いていたのでテーブル席へ。 ここのいいところはお昼のオープンからずっと夜まで開いていて、キッチンもずっと開いていること。予約は取らないのですが、夕食もちょっと早めに行けば座れるようです。 まずは、カタクチイワシの酢漬け。私には酸っぱすぎましたが、イワシ自体はしっかりとした味で美味しかったです。 このお店で一番有名なのはサーロインとフォアということなのでオーダーしました。これそんなに大きくなく28€です。お肉はミディアムレアくらいにしてもらいましたが、ちょっと固め、フォアの食感もぷよぷよ、味も淡白でイマイチ。オニオンが載っていますが、

    地域タグ:スペイン

  • ペルーのセレブシェフ、Gastón AcurioのYakumankaでペルー料理

    同じスペイン語圏だけあってペルーを始めとした中南米の国からの移民が多いスペイン。バルセロナも例外でなく、それらの国の料理のレストランもたくさんあります。そして、地元グルメサイトでバルセロナのお勧めペルー料理として良く名前の挙がるYakumanka。 てっきり、最近よくある「トップシェフ」などの料理を競う番組で優勝したスペイン人シェフによる、インスタ映えするペルー料理かなと思っていました。ところが、レストランの正式名称は「Yakumanka by Gastón Acurio」。最近その名前を見て、「あれ?」。 ペル―の首都リマに本店のあるAstrid y Gastón。世界ベスト50のレストランのランキングにしばらく上位に入っていたレストランの共同オーナー兼シェフ。ミシュランの星は間違いなしとされていますが、ペルーにミシュランは進出していないため、星がないレストラン。(ミシュランはヨーロッパとアジアばかりフォーカスされてそのほかは限定的なので批判もあるようです。世界のベスト50のレストランランキングは、メキシコやペルーのレストランが結構入っているのに…) Astrid y Gastónは

    地域タグ:ペルー

  • バロセロネタで、人混みで楽しめなかったメルセ祭のリベンジ!

    先週末もバルセロナ市内のいくつかの地区でお祭りがあり、バルセロナの中心から一番近いところにあるビーチのあるバルせロネタ地区でもバルセロネタ祭(Festa Major de Barceloneta)というお祭が。 パートナーの2番目のお兄さんが訪ねてきているので、観光ついでにこのバルセロネタでカタルーニャで一番過激な?火祭りCorrefocに行ってみました。Correfocはこの前の週のメルセ祭でも見たのですが、人が多すぎてあまり面白くなかったので、リベンジ! 天気が良かったのでバルセロネタのビーチ沿いはたくさんの人が散策していました。反対側のハーバーのほうは、移動式遊園地がずらっと。 細長い碁盤の目のようになった通りと古い建物が特徴のバルセロネタ。こういう夕暮れ時の鬱蒼とした雰囲気好きです♪ 始まる時間にCorrefocが通るとされる道に行ったら特に誰も待っている様子がなく、ぐるぐる。日にちは間違えていないしと思っていると、スタート地点を勘違いしていたようで、ちょっとしたらやってきました。どうやら途中で待っている観客はなく、みんなスタート地点からパレードと一緒に歩いてきているよう… 張

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  • 一日でスペインを一周できる、Poble Espanyolへ!

    バルセロナで一番大きいとされるお祭、メルセ祭はイベントが盛りだくさん♪その一つが様々な博物館や美術館などの無料開放です。去年はミロ美術館へ。 今年は、待ちに待ったPoble Espanyol(カタルーニャ語表記)というテーマパーク。普段は10€以上するのですが、今回はバルセロナ市住民だけの特典で無料開放♪事前にチケット予約が必要だったので予約して行きました。 観光エリアのモンジュイックの丘の麓近くにあるPoble Espanyolは、スペイン全国の建築を集めたテーマパーク。 テーマパークというと古い建物を古く見せるためにペンキで古さを出したりなどありますが、ここはそんなことをしなくても古く見えます。なぜかというと、ここの建物が建てられたのはほぼ100年前。1929年にバルセロナで開催されたバルセロナ万博でスペイン建築のショーケースのために建てられたそう。当時の万博のポスターは↓この時代のポスター、レトロで大好きです♪ 建設中の写真が数多く残っていて、Poble Españolの「市庁舎」の展示スペースにありました。実際にスペイン中を旅してスタディーを行い、写真を撮って、実際の建物に忠実

    地域タグ:スペイン

  • 山の上からメルセ祭のフィナーレの花火

    日本の夏の風物詩と言えば、花火がその一つ。 今年はまだ花火見ていないし、メルセ祭で毎日花火が上がるので見に行こうかどうか迷っていました。最後の日のフィナーレはスペイン広場。メルセ祭開催中、人が刺されたり、近隣店舗が荒らされたり、駐輪してある自転車がめちゃめちゃにされたりと、なんだか治安が悪そう…。 それなら、山はバルセロナ市内一望できるし、山から見れば?と突発的に行ってきました。電車からVillavidreraのケーブルカーに乗り換え。 夜のケーブルカーは初めて。 ケーブルカーの頂上の駅から10分弱くらい歩きました。歩道があるのは分かっていたのですが、途中から電灯がなくなり真っ暗!そんなこともあろうかと、パートナーはヘッドライト(頭に着けるアウトドア用ライト)、私もミニ懐中電灯を持って行ったので問題なしでした。 じゃ~ん!遮るものは何もなし! 真ん中にサグラダファミリアが見えます。花火が上がるスペイン広場は写真の右端よりもうちょっと右。丘の上のカタルーニャ州美術館が目立つのですぐ場所は分かりました。 まだ時間があったのですが、星が結構たくさん見えて、星アプリでどの星が何座だとか、空港も

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  • コロナ後のメルセ祭のクレージーな火の祭典、Correfoc

    バルセロナの一大祭のメルセ祭。去年はコロナ禍で規制も多かったメルセ祭: バルセロナ・メルセ祭①: 密発生しまくり、巨人が踊るメルセ祭パレード! バルセロナ・メルセ祭②:クレージーな火の祭典、Festa del Foc 去年はバルセロナに引っ越して初めてのメルセ祭だったのでエキサイティングでしたが、その後いろいろなお祭に行ってみて、どのお祭りも内容はほぼ同じということが判明!ということで、今年のメルセ祭は日曜日に開催された夜のクレージーな火の祭典、Correfocだけ行ってみることに。 例年旧市街のLeitera通りで開催されるのですが、去年はコロナ禍で広いグラシア大通りで開催。そして今年もいつもの通りが大規模工事中ということで去年と同じグラシア大通りでの開催です。 去年は一応事前にチケット入手した人だけということでした。でも別にチケットを確認しないので結局誰でも入れたのですが…そして今年は制限は全くなしです。 行ったら人人人。観光客もほぼコロナ前と同じらしく、観光客もかなりいました。 まずは花火。かなり近かったので大迫力!(ビデオで↓)近すぎて上からたくさんいろいろ降ってきました… 去

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  • バルセロナ郊外でヨーロッパで2番目に大きいミニ・ゴルフ場へ!

    700メートルの滑り台で滑るために行ったCalafell。滑り台で楽しんだ後は、Calafell駅前のCalafell Aventuraへ! フィールドアスレチック、ミニゴルフ、ゴーカート、トランポリンなどができるアミューズメントパークへ。ジェットコースターなど怖いライドがあるようなアミューズメントパークではなく、手作り感満載の小さな子供も楽しめるようなパーク。 入り口にはキングコング風の巨大ゴリラが。 このテーマパーク、チケットを購入して、各アクティビティごとチケット数が決まっていてます。パーク内の通貨の単位はKong。やっぱり、King Kongのパクリらしい… ここでのお目当てはミニゴルフ。 ミニゴルフは、子供でもプレーできる18ホールの縮小版で、いろいろな仕掛けがされていて、エンターテイメント要素たっぷりのゴルフ。ミニチュアゴルフとかアドベンチャーゴルフとも呼ばれています。私が初めてプレーしたのは高校生のときアメリカで。屋外で車を停めて巨大スクリーンで映画を楽しむドライブインシアターやこのミニゴルフなど、アメリカのいろいろなエンターテイメントが楽しすぎて&スケールが大きくてびっ

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  • バルセロナ郊外で山の上から全長700mの滑り台を滑降!

    誕生日はどんな特別なことをしますか?我が家は物のギフトはあげないで(単にパートナーのセンスを信用していないという話も…)、エクスペリエンスを共有する日としています。 去年は引っ越しで慌ただしかったし、今年の自分の誕生日は普段とは違うことをしたいなと思っていました。ビーチは普段も行っているし、バルセロナのレストランはいつでも行けるし、何だろう…と考えていました。 パートナーがダイエット中というのもあり、なにか外で健康的なことがいいなと思い、思いついたのが国鉄パスでどこに行けるか調べていた時にグーグルマップで見つけた長~い滑り台。ビデオを見たら楽しそう♪そして近くにはちょっとしたアミューズメント・パークもあるので、そことセットで行けば楽しそう。提案をすると、パートナーもかなり乗り気。 国鉄パスがここでまた大活躍✨バルセロナ中心から電車で南の海岸沿いを1時間、タラゴナ県Calafellというビーチ沿いの町です。スペインのビーチは夏場に多くの人が訪れ長期で滞在するので、様々なアクティビティができ、大小アミューズメントパークも結構あります。 駅からオリーブ畑を通り徒歩20分弱。途中目の前に山が現

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  • バルセロナからすぐ、Alellaの収穫祭で地元D.O. Alellaワインを

    カタルーニャ州には全部で12のワイン生産地がありますが、その中でも一番バルセロナから近い、D.O. Alella。このD.O. Alellaの中心の町、Alellaで今週末に収穫祭(Festa de la Verema)があったので行ってきました。 カタルーニャ州の地図で黄色①で示されているエリアです↓エリアが小さいせいか、あまり大きなワイナリーはなく、バルセロナ市内でもそれほどボトルを見かけません。 今回も近郊電車の無料パスを利用しました。最寄りの海岸沿いの駅から内陸に向かって30分ほど歩くと到着♪高級住宅地の雰囲気が漂っています。 お目当てのワインフェアは夜8時からで6時に着いてしまったので、まずは町の中心を散策。250年前に建てられた農家の建物があったり、とにかくキュートな町。中心はとっても小さいのにメジャー銀行3行、スーパー4件、おしゃれなバルやレストランなど意外と充実しています。もうちょっと山の方に行くと多分海が一望できるのでお金持ちがたくさん住んでいるのでしょうね。 町中のあたりにもワイナリーや葡萄畑がありました。 そしてグーグルマップで見つけたCompanyia d'Al

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  • バルセロナから電車に乗って、キュートなビーチタウン、Sant Pol de Marへ

    ガソリン代などの高騰により今月から条件・制限付きで無料のスペイン国鉄。ドイツでも先月まで国鉄一カ月乗り放題9€というキャンペーンを行っていて、欧州ではちらほら見られる措置です。 普段通勤や通学などで電車を利用する人向けなので、4か月間に最低16回乗るのが条件。16回って多く聞こえますが、8往復でタダになる(はず)ので、これは利用しない手はない! バルセロナ近郊は、近郊電車Rodaliesの6つのゾーン内どこでも乗り降り自由。 最初の週末は、バルセロナから海岸沿いに電車で1時間ほど行ったSant Pol de Marという小さなビーチタウンへ行ってみました。ネットでおすすめのビーチといろいろなサイトに書いてあって、昔ながらの坂の町ということ。駅も可愛らしい♪ 駅からすぐのトンネルが結構古いらしいですが、配色といい良い感じ。 駅から数分の市庁舎に観光局があって、キュートなイラストのマップをくれます。見どころは少ないですが、白い建物が並び、アンダルシアやモロッコを連想させます。 2018年までここにミシュラン三ツ星のレストラン, Sant Pauがあり、その過去の栄光を綴るプレートが建物に。

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  • 日本ではありえない、バルセロナの市営プールで許されていること

    スペインでは、ビーチでトップレスの女性をそこらじゅうに見かけます。なんでも2019年の調査によると50才以下の女性でトップレスになったことがあると答えた女性は、48%も。これはヨーロッパでNo.1だそうです。 ちなみにお隣フランスは意外と少なく19%。スペイン以外はどこのヨーロッパ諸国もその割合は結構下がっていて、フランスでは3年前の2016年に比べて7%も下がっているのだとか。 ビーチにトップレスの女性がちらほらいるのはここスペインでは当たり前なのですが、プールは当然トップが必要と思っていた私。 バルセロナの市営のプールに行ったときに、脱いでいる人がいて、「えっ?いいの?」。その女性はサンスクリーンを塗っていたので、塗るときだけかなと思ったら、その後もずっとそのまま。しばらくして、トップレスの女性が、プールからダイブ。最終的には5-6人くらいトップレスの女性が。 これだけの女性がトップレスだったらルール上OKに違いないと思ったのですが、調べてみると… バルセロナ市の市営プールでは、2019年まで各プールが女性のトップレスについて個々の規則を設けていて、トップレスはインドアのみなどエリ

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  • 絶景のバルセロナ・オリンピックのダイビング・プールで泳ぐ!

    今年はちょうどバルセロナ・オリンピックから30年で、市内ではそれを記念して展覧会などが開催されていました。市内で見たバルセロナ・オリンピックのマスコットのコビー↓ バルセロナ・オリンピックの施設は現在も現役で一般向けに使われているものが多く、その一つがダイビング・プール。 モンジュイックの丘には、メイン・スタジアム、メイン・スイミング・プールなどのオリンピックで実際使われた施設の他にオリンピック博物館もあります。お城やミロ美術館、カタルーニャ美術館もあるので観光で行った人も多いのでは? ダイビング・プールは、そのモンジュイックの丘のケーブルカー駅の斜め前にあります。オリンピックではすべてのダイビングの競技とウォーターポロの予選が行われたとのこと。とにかく、この景色!! 30年前の実際の映像をみるとアスリートの向こうに広がる景色に圧巻です。 びっくりしたのは、市営プールなのに入場料は7.05€(950円)。オリンピック・プールだからかと思ったら、どこもこんな値段で、なかにはこれより2倍する市営プールも… 公営のプールは日本だと300円くらいのイメージですが、ヨーロッパは全体的に市営でも高

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  • グラシア祭とは全く別物、老若男女まったりと楽しめるサンツ祭

    バルセロナでは、先週はグラシア地区のグラシア祭(グラシア祭前半・グラシア祭後半)で、今週はサンツ地区のサンツ祭が開催されています。 サンツ地区は大きな工場がいくつかあったことから、もともと労働者階級のエリアですが、国鉄のメインの駅サンツ駅に近い便利なロケーションということもあり、最近はいろいろなバックグラウンドの人が住むエリアとなっているとのこと。 サンツ祭はキリスト教の聖人、Sant Bartomeuをお祝いするお祭。グラシア祭と同じくもともとは宗教のお祭として19世紀の中頃に始まったそうです。 プログラムを見るとグラシア祭と似たり寄ったり。いくつかの通りがテーマを決めて飾りつけをし、コンサート用のステージとバーを設置。パレードやカタルーニャ州伝統の人間の塔などなどが行われるのとのこと。なので、てっきり同様の内容を期待して行ったのですが、雰囲気が全然違ってびっくり! 通りには飾りつけされていますが、あんまり大掛かりな飾りはありません。グラシア祭に比べると低予算かな。 なかにはアポロの打ち上げなど凝っている通りもあります。 サンツ地区はグラシア地区に比べて少し通りが広いので、飲食スペー

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  • 盛り上がりまくりのクレイジーな夜のグラシア祭~後半~

    <写真の数が多いので全部表示されるのに少し時間がかかるかもしれません> グラシア祭は月曜日から始まって、火曜日の夜に行った前半半分は順調でした。 後半は南側半分です↓ 日に日に混んできて、2回目の木曜日は凄い人!大行列をなしている通りがいくつかあって夜が遅くなるにつれて混む一方だったので、金曜と土曜もが少しずつ行ってやっと全部見終えました…昼間の方が空いているようですが、ライトアップされる通りが殆どで、コンサートは夜なのでそちらもどんな雰囲気かチェックしたいと思い全て夜に行きました。 南半分は飾りつけされている通りが近くに集中して便利かと思えば、逆に人も集中し、見学は一方通行なので交わる通りなのにぐるっとまた一周しないといけなかったりと意外と時間がかかりました。 まずは、スヌーピーがテーマの通り。気球に乗っているウッドストックがとってもキュート。 洗濯ものがテーマの通り。上からミニチュア洗濯機や服、ハンガーなどが吊るされてします。服をリサイクルしようというメッセージも。 中国がテーマの通り。シンプルですが赤い提灯の光が幻想的で結構みんな気にいっているようでした。 メキシコの死者の日がテ

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  • バルセロナのマジカルな夜のグラシア祭~前半~

    月曜日からバルセロナのグラシア地区で始まったグラシア祭(Festa Major de Gràcia)。バルセロナの夏の風物詩で、いくつもの通りが飾り付けられます。先々週くらいからグラシア地区の通りで大人や子供がペンキを塗ったりして準備をしていました。そのほかにもコンサートやパレードなどイベント盛りだくさんの1週間です。 もともとは聖母マリアの被昇天祭のお祝いだったそうですが、徐々に宗教色は薄れてきたとのこと。グラシア祭の一番古い記録は1817年だそうで、200年以上続いているお祭りです。 グラシア地区の最南端には週末から移動式遊園地が来ています。すぐ南はブランド街なのに、著作権法違反しまくりっぽい移動式遊園地のライドがなんだかシュール。 初日は朝8時から爆竹が鳴り響き、なんだか1日中大騒ぎ…午前中にふらーっと行ってみるとちょっとしたパレードをやっていました。 20以上の通りと広場が飾りつけをするということで、1日で見るより2日くらいに分けた方がいいかなと思い、まずは北半分を巡ることにしました。フェスティバルマップ↓混雑するので通りの飾りの見学は一方通行。 朝からやっていますが、日没後の

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  • フィリピン発祥ファーストフード・チェーン、Jollibeeへ!

    フィリピン発祥のファーストフードチェーンのJollibee。現在世界に1,500店舗弱あり、ここ何年か積極的に海外展開しているようです。東南アジアでよく見て気になっていましたが実際に行ったことはありませんでした。 そのJollibeeがここ1~2年欧州初上陸というニュースを聞いて気になっていました。 初上陸はイギリス。スペインはマドリードにのみあります。あとはイタリアのミラノとローマ。そして、いつの間にイギリス北部に店舗ができていて、スコットランドのグラスゴーの中心にあったので行ってみました。 赤いミツバチのロゴ、愛嬌のある顔がインパクトあり。 チキン、バーガー、スパゲティと書いてあります。 出来たばかりでピカピカです。 私が頼んだのはこちら。さて、なんでしょう? チキン・ライス・ボウル(Chicken Rice Bowl)という品。ライスの上にチキン・テンダーとキャベツやニンジン。アジアン・ジンジャー・チリソースがかかっています。ファーストフードでライスってどうかな、と恐る恐るオーダー。 意外と美味しかったです。日本のライスのようにはいきませんが、パサパサべしてもいなく、べちゃべちゃ

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  • グラスゴーでビール三昧!

    スコットランドを歩いているとよく見るTennent’sというビールの看板。 どこのパブでも必ずあり、シンプルな「T」のロゴが際立ちます。どこで作っているのかと思えば、グラスゴー。ミュージアムは誰でも入れるようなので行ってみました。グラスゴー大聖堂からすぐのところにあります。辺りは、ホップの甘いいい香りが充満しています♪ ビール工場の壁にキャッチ―な絵がいろいろ描かれていて面白いです。何故か日本語で「アイブ ゴット マイン」とかかれたものも。 小さい博物館でしたが、会社の歴史や過去の広告などが展示されていて興味深かった上に、パブやバーなどでよくあるスティックについたサッカー選手を操りプレーするゲームがあったりして、思わず遊んでしまいました。ビール工場のツアーも同じところから出ています。 そしてお隣にあるDrygateというクラフトビールのバーに行ってみました。この場所で作っているようです。屋外の席がたくさんあって、夜は混みそう。まだ5時くらいだったので空いていました。 そして、ディナーの後に、中心から西に少し行ったところにあるAshton Laneという昔ながらの小路に。全長2ブロックほ

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  • スコットランド最大の都市、グラスゴーでまち歩き

    グラスゴーからマンチェスターに戻り今回の旅は終了です。ちょっと疲れてきたのでグラスゴーはざっと紹介します。ここでは、歴史的なオーソドックスな観光スポットを。 グラスゴーは、私もパートナーも2回目。最近パートナーのお兄さんが行ったらしく、「最近随分いろいろお洒落な店もできてるから是非行くべし」とのこと。確かにエディンバラより随分垢抜けていました。 19世紀終わりから20世紀初めの立派な建物が多く、マンチェスターと同様、産業革命で栄えたことが分かります。スコットランドでも町によって近くで採れる石が異なるので、ビルの色も異なり面白いです。エディンバラは茶色がかったグレー、アバディーンは白っぽいグレー、グラスゴーは赤っぽい石です。 グラスゴー中央駅も立派。 イギリスは公共の博物館・美術館は大体無料なので、グラスゴーでは Riverside Museumへ。リバーサイドにあるのでリバーサイド博物館なのですが、中身は交通博物館。2階建てバスや車、トラム、機関車などが展示されています。かなりの規模で、昔の町並みを再現したエリアもあり楽しめました。 そして、1896年に開通した、世界で4番目に古い地下

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  • Loch Lomondの湖畔でのんびり&スコットランド特有の刺すコバエ

    さて旅も終盤。 オーバンからグラスゴーに行こうと思ったのですが、グラスゴーのホテルが激高!調べてみると、その日にGreen Day, Weezer, Fall Out Boyが野外コンサートを行う予定で、終了時間が遅いので終わるころには郊外行きの電車がもうすでにないとの情報。そのため多くの人がホテルに一泊するよう… そんな訳でオーバンからグラスゴーの途中で一泊することにしました。 途中は山、湖、滝など、イングランドとまた違うキレイな景色が続きます。 選んだ先はLoch Lomondという湖の湖畔のTarbetという村。グラスゴーも近いので、週末などはグラスゴーから訪れる人も多いよう。 湖の前の伝統的はホテルに泊まりました。一番古い部分は中世に建てられています。部屋からも湖が目の前に見えます。 とにかく、のんびりとしています。 湖畔のピクニックテーブルでワインを。明るいですが、ディナーの後なので夜の7時半は過ぎています。 スコットランドはMidgeというホントに小さいコバエのような虫がいて、恐ろしいのは蚊のように人を刺すこと。ホテルでMidge除けのスプレーが売っていたので、これは恐らく

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  • スコットランドのオーバンの港でシーフード三昧!

    ネス湖のFort Augustusから、イギリスでも最高峰の山がありアウトドアで知られるGlencoeやFort Williamに行く予定でしたが、ここにきて雨。正直、ここまで雨が全く降らなかったのも奇跡!さすがに雨だと何もできないので、スコットランド西海岸のオーバン(Oban)まで一気に行くことに。 オーバンは小さい町ですが、島々に行くフェリーがたくさん出ているので、以外と賑わっています。私は2回目。以前は、マル島などにも行きました。 すぐ向こうは島。奥にはもっとたくさんの島があります。 スコットランドと言えばサーモンなどのシーフード!オーバンで行きたかったのはここ↓フェリーターミナルの目の前にある、Oban Seafood Hut(通称、Green Shack)と呼ばれるシーフード店。 掘っ立て小屋のお店なので、席は外。この日は雨が少し降っていてちょっと肌寒かったです。 メニューはこんな感じです↓ 奥のキッチンで作っています。 蟹やエビ、ニシンなど。 オイスターを開けるのとムール貝の調理はカウボーイ風のおじさんが1人、表でやっています。 Platter for 2(シーフード盛り合

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  • スコットランドの名物料理を食す!

    スコットランドはイングランドとはまた異なった独特の食文化があります。 恐らく一番有名なのは、ハギス(Haggis)! ハギスは、羊の内臓(心臓、肝臓、肺など)を茹でミンチにし、オート麦、たまねぎ、ハーブなどを加え、牛脂とともに羊の胃袋に詰めて茹るか蒸した詰め物料理。ハギスの作り方はこちら↓結構臓物がエグいです… ハギスは、嫌い、或いは「羊の内臓」と聞いただけで気持ち悪いと言い食わず嫌いの旅行者が多いようです。私は大学生の時にスコットランドで一度食べていて、「意外とイケる」と思った口。 味もすっかり忘れてしまったので、また食べたいと思い、まずスコットランドのバプの定番らしきハギスのボンボン(haggis bonbon)を。ハギスをミートボールのように丸めて揚げたもの。 半分にしてみるとこんな感じ↓。ちょっとコーンビーフっぽい、ざらっとした食感なんかちょっと違う気が。味は不味くもなく、美味しくもなく普通でした。チェーンっぽいパブだったので、冷凍の品かも。 そして、やっぱり普通のハギスが食べたいと思い、スコットランド料理で定評のあるインバネスのUrquhart'sというレストランへ。 もっと

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  • 伝説のネッシーに会いにネス湖へ!

    インバネスにあるネス湖の怪獣ネッシーは日本でも有名ですよね。 以前から行ってみたかったネス湖(Loch Ness、発音は、ロック・ネス)。 インバネス市内からもツアーバスが出ているのですが、急いでもいないし、遊覧船が出ているネス湖の南にあるFort Augustusという村に一泊することにしました。ほかにも数か所から遊覧船が出ています。 車窓からのネス湖。ネス湖沿いを南下して最南端まで行きます。 ネス湖の観光スポットの1つ、Urquhart城。 Fort Augustusに到着。 Fort Augustusについて、まずはネッシー・クルーズに。船体には赤いネッシーが描かれています。 湖の湖底になにか生き物がいたら分かるように船にはソナー設置されていて、スクリーンで湖底の様子が確認できます。ネッシーはもし昔いたとしても、今は船はそこそこ通るし存在しないだろうとは思ってもやっぱり探してしまいます。船はほぼ満席で、すごい数のアメリカ人が乗っていました。 船の発着所からネス湖へ。 山以外特に何もありません。 湖面を見てもネッシーの波が立っていたりすることもなく…景色はキレイですが、何か特別とい

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  • 湾が一望できる、スコットランドのインバネスで絶景キャンピング

    インバネスはネス湖に行くために行ったのですが、その前にインバネス市内とその郊外にあるキャンプ場でのんびりしようということに。 今回利用したキャンプサイトはこちら。Bunchrew Caravan ParkというBeauly Firthという湾沿いにあるキャンプ場。2泊しました。 決められたピッチはなく、基本どこでもという自由なところ。スマホの重電などは、受付が開いている時間だけ受付でチャージできますが、スペイサイドのキャンプ場と比べると不便。その代り、シャワーは良かったです。 しかもキャンプ場のオーナーが受付にいるのですが、恐らく60歳後半か70前半くらいのサイモンという男性で、とってもキレイな分かりやすい英語を話します。パートナーが「貴族の英語だ、久々に聞いた。」といって感動していました。彼はイングランドの貴族で、恐らくこの一帯の土地を所有していて、高い土地税を払うためお隣のホテルとこのキャンプ場を運営しているのではという推測。最近は貴族でいるのも楽ではないらしく、そういうケースも結構聞きます。それでも彼はとっても楽しそうにキャンプ場の仕事をしているので、人とコミュニケーションをとる

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  • ついにスコッチウイスキー蒸溜所ツアー!グレンマレイ蒸溜所へ

    スコットランドには130を超えるウイスキーの蒸溜所がありますが、そのなかでもスペイサイドと呼ばれる地域が一番大きいウイスキー産地で、大半の蒸溜所がスペイサイドに。 キャンプをしたのは下のスペイサイドの地図の真ん中あたり。どこの蒸溜所を見学しようか考えていて条件は、 あまりウイスキーは飲まないし、そこまで興味がないので、できるだけ安いツアー。 予約が前日、当日でもOK。 レビューがいい蒸留所。 高いところは例えばマッカランは50ポンド以上。どちらみち北の方に行くので、Elgin(エルゲン)にあるGlen Morayという蒸留所に。当日の朝一番に予約して午後早くのスポットを予約しました。ツアーは一人7ポンド。 エルゲンの市の中心からは歩いて15分強。とっても可愛らしい町です。 15分ちょっと歩いただけで辺りは田舎の雰囲気。ウイスキー蒸溜所特有の三角屋根の建物が見えてきました。 Glen Moreyの一番安いClassicのボトルはイギリスのスーパーで普通に売っています。スペインではまだ見かけていません… もともとはビールを製造していたそうですが、1897年からウイスキーを作っていて125年

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  • ウイスキー樽職人の職人芸がとにかく見事!Speyside Cooperage

    ウイスキー樽を製造する工場が、スコットランド一のウイスキー産地であるスペイサイド(Speyside)にあります。 ウイスキー蒸留所見学がしたくて、アバディーンのスコットランド観光局のスタッフに尋ねたところ、ウイスキー蒸溜所見学のほかにとにかくこのウイスキー樽工場オススメだとのこと。彼女は気に入って2回も行ったのだとか。 Speyside Cooperageという会社で、スペイサイドのCraigellachieというのどかな田園風景の村にあります。 ツアーは当日朝イチに電話で予約しました。ウォークインの人たちは満員ということで断られていまたので行かれる方は予約は早めに。 ツアー受付の辺りにショートビデオを見る場所があり、なんでも短い時間でいくつ樽が作れるかのギネスを保持している職人がいるそうです。 ツアーはまずはビデオで製造方法などを紹介。熱や香りも駆使したミニ5Dシアター。 そして、実際の作業を見学!驚くのは今でもほぼ伝統的な方法で手作業で作られていること。 ウイスキー樽の木は、いろいろな木がある中でオークのみが中の液体が呼吸をすることができ、かつ漏れない性質があるそうで、特にアメリカ

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  • スコットランドのウィスキー・カントリー、Speysideでキャンピング

    スコットランドといえば、スコッチウィスキー! とは言いつつも、ウイスキーはどちらかというと苦手な私。今まで飲んだことがあるのは片手で数えるほど。 ただ、何年か前に飛行機のインフライト・エンターテイメントで「The Angel’s Share」というスコッチウイスキーの映画を見てから蒸溜所には一度行ってみたいと思っていました。 今回はその夢を叶えるべく、一大ウィスキー産地のSpeyside(スペイサイド)へ。スコッチウイスキーはスコットランド全土で作られていますが、一番集中しているのがこのスペイサイド↓ スペイサイドではキャンプをすることにしました。このためにオックスフォードの倉庫からマンチェスターまでわざわざキャンプ道具を持参。 キャンプ場は、場所が不便なところや最低宿泊数が一泊以上のところを消去法で削除し、Aberlourという村にあるSpeyside Gardens of Aberlourというキャンプ場に決めました。アバディーンの観光案内所の人に「是非ともオススメ」と言われたウイスキー樽の工場も徒歩圏内。 各ピッチには水道と電気のソケットが付いていて、パワーアダプターを受付で貸し

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  • 断崖絶壁に建てられたスコットランドの名城、Dunnottar城

    スコットランドのDunnottar城は、スコットランドで最もスコットランドの王が即位するときに即位式で身に着ける「Honours of Scotland」と呼ばれる装飾品が保管されていたお城。17世紀にオリバー・クロムウェルが城を襲撃したときに、海藻に撒かれて海に装飾品が隠され、接収されるのを免れたそうで、歴史的に有名なお城なのだそう。 アーブロースからアバディーンに北上する途中だったので寄ってみました。 海に突き出ている巨大な岩の上にあり圧巻! お城に行くには崖を下って行かなくては行けず、行きはいいのですが、帰りが… 結構日差しも強く暖かかったので途中止まって休んでいる人も何人か。 そしてここをくぐるとお城の敷地内です↓ お城は屋根がなかったりほぼ廃墟状態です。 お城から眺める周辺の景色は最高♪ 辛うじて残っている(修復している)部屋もあり、暖炉もそのまま残っていたり。女性の幽霊が出る部屋もありちょっと薄暗くて怖いです。 あんまり当時のイメージが浮かびませんでしたが、お城の外から見るとやっぱり見事です。 次はアバディーンに向かいます。 励みになりますので、是非以下ブログランキングサイ

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  • 海を背景に大麦畑が続く、アーブロースまで海岸沿いのウォーキング

    アーブロースの観光情報をネットで調べていると、なんでも隣村のAuchmithieに続く海沿いのシーニック・トレイルがあるらしく、行ってみることにしました。その名もアーブロース・スモーキー・トレイル! Auchmithieはアーブロースよりも古い漁村で、最初はそこで名物コダラの燻製、スモーキーを作っていたそう。アーブロースに漁港ができみんなそちらに移住したそうです。現在はスモーキーのレストランが一軒あるのみであとは住宅。ひっそりとしています。アーブロースからバスですぐです。 昔の港に降りる坂があり下っていきましたが、なんとなく港っぽい形は残っているものの何もありませんでした。 ここからアンガス・コースタル・パスというトレイルでアーブロースまで7.6キロ(4.75マイル)の道のりを歩きます。「スモ―キー・トレイル」っていう話でしたが、名前が違う!スモ―キー・トレイルはスモ―キーで観光客を呼ぼうと最近くっ付けたらしいです… アンガス(Angus)はこのあたりの地域の名前で、あのアンガスビーフの生産地です。魚も肉も両方一大産地。 辺りは一面大麦畑。日本だったら麦茶などを思い浮かびますが、スコッ

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  • コダラの燻製「スモ―キー」が名物のスコットランド・アーブロース

    エディンバラからV&A博物館を見にダンディーにいこうか考えていましたが、翌日予定されていた電車のストもあり、もうちょっと先のアーブロース(Arboroath)に行くことに。 それを決めた理由が、Marks&Spencerのスコットランド産サーモンの燻製に書かれていた一言、「アーブロースのエキスパートによって作られたサーモンの燻製」。これ、ハニーの味がほんのりとして美味しかった♪下の写真は古いのかアーブロースの記述がありませんが、アーブロースというのが重要のような書き方。 アーブロースってどんなところなのかなと思い調べてみると、昔から漁港として有名で、とくにスモ―キー(Smokie)と呼ばれるコダラ(Haddock)の燻製で知られているそう。そして町中のあちこちにスモ―キーを売るお店が点在しているらしく、ダンディーのすぐ北だしこれは行くしかない! スモ―キーはこんな感じです↓日本の干物のよう。 行ってみるとありました、スモ―キーを売る魚屋さん。スモ―キーだけでなく、生の魚やサーモンの燻製も売っています。こちらはSpink&Sons。どこのお店も裏でスモ―キーを作っているようです。 よく見

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  • エディンバラで世界初のクローン羊、ドリーに出会う

    エディンバラはスコットランドの首都なので博物館がいろいろあります。 そのなかで一番メインの博物館が、スコットランド国立博物館。 スコットランドが誇る発明やアートなど展示のほかに、動物の剥製、世界各地の民芸品など、とにかくなんでもありな博物館。重厚な外観とは異なり、内部はこの通り明るく開放的。別館もあり結構見どころ沢山です。 スコットランドが誇る発明やアートなど展示のほかに、動物の剥製、世界各地の民芸品など、とにかくなんでもありな博物館。 そしてこの博物館で一番有名な展示物が、世界最初のクローン羊。 1996年7月5日、スコットランドのロスリン研究所で生まれた「ドリー」と呼ばれる一頭の子羊。 6歳メスの羊の体細胞を完全にコピーするクローンに世界で初めて成功した例で、ドリーの誕生で世界中で論争が巻き起こりました。 羊は通常、11~12歳まで生きるらしいですが、ドリーは6歳の時ウィルス性の肺がんにかかり、回復の見込みがないということで安楽死させられたそう。 そんなドリー、産業のエリアに展示されています。 ドリーの話は聞いたことありますが、まさか博物館に展示されているとは思っておらず、ちょっと

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  • 2回目のエディンバラは、街の喧騒から離れまったりと

    今回のイギリス旅行で行きたかったのはスコットランドの北の方。まずは、マンチェスターからスコットランドのエディンバラへ行きそこから北上することにしました。 エディンバラは高校生の時に一度訪れています。 エディンバラはエディンバラ城の周辺が一大観光エリアで、観光スポットが点在する目抜き通りのロイヤル・マイルと呼ばれる通りには、タータンやそのほかのお土産を売るお土産屋さんがずらり。観光バスもたくさん行き来し、一大観光都市という感じです。 パートナーも私も初めてではないので、エディンバラ城周辺とロイヤル・マイルはさらーっと。世界遺産の旧市街だけあって美しいです。 Dean Village そして、観光局のおススメエリアとして載っていた中心から1キロちょっと離れたDean Villageというエリアに行ってみることにしました。 落ち着いた住宅街です。 Water of Leithという近くの海に流れる川があるのですが、川沿いにトレイルがあり、河口まで6キロほど散策できるようになっています。 川沿いに古い建物が並んでいて良い感じです。 向こうには教会の塔が見えてヨーロッパらしい景色。 とても市内と

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  • 大混乱、マンチェスター空港でもびっくり長蛇の列…

    バルセロナからロンドンは、ロンドンのルートン空港の入国審査の列に並ぶだけで2時間半かかりました。 今回イギリスからの帰りは、マンチェスター空港からバルセロナまで。航空会社は行きのアイルランド系LCC、RyanAirではなく、スペインのLCC、Vuelingにしました。 イギリスからの出国は航空会社によっては3時間前に空港に到着するように促しているようですが、今回マンチェスター空港には2時間半前に到着。 航空会社のカウンターで30分ちょっと。 そしてセキュリティーの方に行くとなんだか列が長いらしいという話。これまたくねくね曲がっていて全体像が見えないのですが、列の後尾はチェクインカウンターの並んでいるエリアで、セキュリティ・エリアの全然手前。 FastTrackというレーンがあって、車いすなどのアシスタントが必要な人だけかと思いきや、なんでも最低5ポンドからで買うことができるようです。ただ買う人がある程度いるらしく、そちらも列ができていました。ターミナル全体で、FastTrackは2レーン、普通の列は2レーンと計4レーンとごく一部のレーンしか開いていなく、あとは全部閉まっていました。 な

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  • イギリスのスーパーMarks & Spencerのお総菜で、おうちごはん

    日本のスーパーはお惣菜コーナーが充実して、お家で料理をしなくても、スーパーのお惣菜を温めるだけでご飯が出来上がりですが、スペインでは、お総菜コーナーは充実しておらず、お持ち帰り専門店も閉店時間が早いので、それを過ぎるとレストランのお持ち帰りくらいしかオプションが...。 イギリスは、きちんと料理をする人が少ない(周りを見るとそう思うし、パートナーもそう言っている)ので、スーパーはやはりオーブンで焼くだけというものが多いです。アメリカだと電子レンジが殆どですが、イギリスはオーブン!夏も涼しいから気兼ねなくオーブン使えるし、アパートでもオーブンは付いているから故でしょうね。 オーブンで焼くだけの食品を売るイギリスのスーパーの代表格がMarks&Spencer(通称、M&S)。野菜や果物、肉など生鮮食料品も売っていますが、恐らく店内の3分の1以上がそのまま食べれるか焼くだけの食品。 もともとは、それほど高級でないデパートに食料品売り場が地下についているという形態でしたが、今では、食料品だけのスーパーもかなり多く、町の中心に小さめの店舗を設けたりしています。最近ではイギリスのカフェ・チェーン、

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  • マンチェスターのバーでシャフルボードに初挑戦!

    マンチェスターはパーティタウンとして有名で、パーティー好きの学生が全国からマンチェスターの大学に行くそうです。滞在中もあらゆるところでバチェラー・パーティーやバチェロレッテ・パーティー(イギリスでは、ヘン・パーティー。結婚前の男女が自らの友人と共にそれぞれ別にお祝いするパーティー。男性の場合は、例えばストリップクラブに行ったりと結婚前最後の羽目外し的なイベント)がそこら中で開催されていました。 コロナの後だからなのか、普段からなのかアウトドアに席がたくさんあり賑わっています↓ そして、マンチェスターのパブやバーの内部に行ってみると、様々なゲームがあるところがちらほらあります。 ビアポン(プラスチックのカップにビールを注ぎボーリングのピンのようにテーブルに並べ、反対側からピンポン・ボールを投げ入れ、全てのカップにボールを入れられたチームの勝ち。)はアメリカにもありましたが、イタリアのスパークリングワイン、プロセコをカップに入れて投げ合う、プロセコ・ポンなんていうのまで…プロセコが異常に人気のイギリスならでは。負けたらそれらを全部飲まされるのだとか。 ダーツもマンチェスターではなんだかおし

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  • 産業革命の栄光を物語る、マンチェスターの豪華絢爛な建物群

    マンチェスターを訪れて一番びっくりしたのが、1800年代に建てられた立派な建物が多いこと。ビクトリア女王時代のいわゆるビクトリアン建築と呼ばれるものです。 Refuge Assurance Companyという生命保険会社によって建てられた豪華な時計塔付きのビル↓。保険会社の本社として移転する1987年まで使われていたそうで、今はKimpton Clocktower Hotelとなっています。 マンチェスターは産業革命で世界初の産業都市として大きく発展した街。紡績業などが盛んで、このころの写真や絵画を見ると、あちこちに工場があり、モクモクと煙を出している煙突が無数に描かれています。公害で健康被害も多かったようです。立派な建物群はそんな発展を象徴しています。 そんな数々の建物を一挙。 マンチェスターは第二次世界大戦で多大な被害を受け、また90年代には市の中心でIRAの大規模テロがあったので、修復したものも多いのでしょうが、これだけ19世紀の建物が残っているのはすごいなと思います。 10~20年前までは、中心地の一部は荒れ果て治安も良くなかったらしいですが、今ではいい雰囲気のところがたくさ

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  • 老舗のチョップハウスで、イギリス日曜恒例のサンデー・ロースト

    イギリスのサンデー・ロースト。日曜日の午後にローストした肉を食べるイギリスの伝統的な習慣です。なんでも昔、地主が農民を労って毎週日曜日に牛肉のローストを提供したことから始まったそう。お家で作って食べるだけでなく、レストランやパブでも日曜日に食べることができます。 バルセロナのアイリッシュ・パブでも提供しているところが何軒かあります。 マンチェスター滞在中に、立地も雰囲気も良く、美味しそうなMr Thomas's Chop Houseというお店を見つけたのでランチ時に行ってみました。 1867年創業の歴史のあるお店です。ちょうどこの頃は、ビクトリア女王が即位していたときで、階級社会が色濃く残りつつも、参政権が拡大し、産業革命によって経済が発展していたとき。産業革命で大発展を遂げたマンチェスターでは、このころ同様のチョップハウスがいろいろなところにあったとのこと。間口の狭いごてごてとした建物に入っていて、とっても雰囲気があります↓ かなり細長い店内。グリーンのタイルがアクセントで昔の内装を残しつつ、モダンにアレンジした感じでセンスのあるお店です。 日曜日はサンデーローストの日なので他の曜日

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  • マンチェスターで美味しかった韓国焼肉、Koreana

    韓国焼肉が大好きなパートナーとお兄さん。マンチェスターでも韓国焼肉を探してみましたが、バルセロナに比べると数はかなり少ないです。スペインもそうですが、イギリスも中国人経営の韓国料理店がちらほらあるようで、メニューに韓国語がなかったり、おかしな韓国語だったりしたらまず中国人経営のよう。 一番美味しそうなところは郊外だったので諦めて、レビューが良かった市の中心で韓国人経営のKoreanaというお店に行ってきました。 外観はシンプルで、お店は半地下。なんでも1985年創業で、当時はロンドン以外でイギリス初の韓国レストランだったそうです。 バンチャンは別料金なので1セットオーダーしました。キムチが美味。 シーフードパジョン(チヂミ)、キムチジョンと豆腐の揚げたもの。シーフードパジョンがとっても美味しかったです。 そして普通のカルビ2人前とLAカルビ一人前。あとはライス。 こんな感じのグリルで焼きました。普通のカルビがとっても美味しかったです。LAカルビはたれがちょっと甘め。四角いグリルは初めてですが、両隅っこに肉を並べて焼くのだそうです。 ワインをボトルで頼んで、お値段も良心的で一人30ポンド

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  • イースト・ランカシャー鉄道でレトロな時代にタイムスリップ

    鉄道と言えば、イギリスが発祥ですね。1930年開業した、工業都市マンチェスターと貿易港リバプールの間を走るリバプール&マンチェスター鉄道は、世界初の鉄道路線だそうです。 産業革命を支え、長きにわたり活躍してきた鉄道も廃線になったものも多く、マンチェスターでは、古い線路をトラムの線路として再利用したりしています。 市場を見に行ったマンチェスター郊外のBuryでは、イースト・ランカシャー鉄道(The East Lancashire Railway)という1840年代に開業した歴史のある鉄道駅があり、この路線は現在はボランティアがジャンクヤードから古い機関車を買い取り、修復し、観光機関車として運行をしています。 このBury駅に鉄道博物館があるということで市場の後に行ってみました。実は観光機関車に乗りたかったのですが、当日朝の時点ですでに売り切れでした。特に土曜日だったので直前だと難しいですね…。 駅舎は1950年代くらいのものでしょうか? レトロなチケット売り場。 改札もレトロです。 この日は特別な機関車の日のイベントで、駅舎やプラットホームにいろいろな鉄道グッツのお店が出ていました。プラ

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  • マンチェスター名物、激安インドカレー:This & That

    イギリスのレストランは値段が高いところが多いですが、他方で激安インドカレー店の数々がマンチェスターに存在します。 今回はそのうちの一軒で、一番有名な「This & That」に行ってきました。 Northern Quarterという市の中心からすぐのエリアにあり、同じエリアに他にも何軒か激安インドカレー屋さんがあります。このエリア、今こそおしゃれなカフェやバーが並びトレンディーなエリアと言われていますが、20年くらい前は「行ってはいけないエリア」だったそう。辺りを歩いているといくつかの建物やお店からその名残が見て取れます。カレー屋さんは恐らく行ってはいけないエリアだったころからあったのではと察しが付きます。 行き止まりの路地にあります。外にテーブルが出てなかったら多分気が付かないだろうと思います。 お昼時に行きましたが、中に入ると意外と空いていました。 激安カレー店の特徴は、ライスの上にカレーを3種類乗せられること。曜日によってカレーの種類が異なり、選ぶカレーが野菜カレーか肉カレーによって値段が変わります。全部野菜カレーなら、4.5ポンド(735円)! メニューを見てピンとこなくても、

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  • 大規模でびっくり!マンチェスター郊外Buryの市場

    マンチェスターの中心からトラムで30分強のところにあるBuryという町。1444年に市場が設立され、昔から「市場の町」として知られているそうです。 近所のカフェの店員(地元民)におすすめの市場を聞いたところ、このBury Marketを勧められたので行ってみることにしました。 市場はトラムのBury駅から歩いてすぐ。 市場は3つのセクションに分かれていて、オープンマーケット(屋外)、鮮魚&精肉ホール、マーケットホールがあります。鮮魚&精肉ホール以外は、ちょっとした食堂やカフェ、雑貨、八百屋、ペットフード屋など様々。全て合わせて370軒のお店が並びます。スペインも多くの市場がありますが、これほどの規模のものは見たことありません。 鮮魚&精肉ホールへ。土曜日なのでかなりの人出です。 アメリカは魚というとタラ、サーモン、エビくらいであまりバラエティがなく、イギリスも同じ感じかと思っていたのですが、日本やスペインくらいバラエティがありました。 お肉屋さんの看板がいい味を醸し出しています。買わなくても、楽しすぎる♪ マーケットホールは、良さげなお肉屋さんがいくつか入っていました。大きいHam S

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  • 2022年ステーキハウス世界一に輝いたロンドン発Hawksmoor

    そして今回マンチェスターで、ロンドン本店のステーキハウス、Hawksmoorに行ってきました。いろいろなガイドのおススメに登場するお店です。お兄さんのロンドンのコンドミニアムの近くにもお店があるので、レストラン探しで迷っているときに「ここなら間違いないから」と… 最近はほとんど行きませんが、アメリカに住んでいた時は、仕事の接待でよくシカゴやニューヨーク、テキサスなどのステーキハウスに行っていました。アメリカのステーキハウスはお店によってはジャケット着用義務があったり(貸してくれるところもあり)、ショーツはだめだったりとドレスコードがあるので、今回旅行のカジュアルな恰好で大丈夫かなと心配…お兄さん曰く、「大丈夫」。 行ってみるとみんなかなりラフな格好でした。お店の雰囲気も天井の木の梁がちょっとコロニアル風でよい感じです。この日は平日でしたがかなり混んでいました。 メニューはこちら↓ここのお肉は全て国産で牧草のみの餌で飼育された牛だそう。飼育からブリーディング、餌、熟成方法まで全てレストランでコントロールしており、シーフードもイギリス沿岸のものを使用しているそうです。そして、後から知った話

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  • ローカル感満載、マンチェスター・デーのパレード

    毎年6月に開催されるマンチェスター・デーのパレード。結構大々的に宣伝されていたので行ってきました。マンチェスター・デ―とは単にマンチェスターの素晴らしさを祝う日のようで、パレードの他にも様々なアクティビティが催されます。 子供連れが多かったですが、コロナを心配するほど混んではおらず、安心して見学できました。イギリスはマスク着用率が低いですからね。 パレードを待つ観客に子供のトイを売るおじさん↓ パレードの先頭はなにやら青い煙を出してやってきます。 先頭は、マンチェスター市の紋章&シンボルである働きバチをテーマにした山車です。お見事。 様々なローカル・コミュニティの団体が参加していますが、結構凝ったものから手作り感じ満載のものまで。カラフルで見ていて楽しいです。 いくつかビデオで。 バルセロナの様々なフェスティバルに参加するドラム・グループに似ているドラム隊。 中華系団体、トルコ人会、メキシコ人会、パキスタン人会なども参加をしていて、様々な人種が住むマンチェスターならではです。 ディズニーのパレードには全く及びませんが、コミュニティ色溢れるパレードで楽しめました。 励みになりますので、是

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  • マンチェスターでプロサッカー選手が訪れる高級中華、Wing’s

    マンチェスターは中華系の人が多く、中華レストランも中華街に限らず、たくさんあります。その中でも、マンチェスター・ユナイテッドを含め数々のプロフットボーラ―や有名人が通う中華レストランがあるというので行ってきました。 市庁舎のすぐ近くのリンカーン・スクエアという広場に面したWing’sというお店。 内装はそんなに新しくはないですが、高級中華のお店という雰囲気で、テーブルにはテーブルクロスが敷かれ、ワイングラスが並びます。 前菜は、スペアリブやら。 焼売とエビ天のようなものも。 メインはこの通り。きちんと温めたプレートの上にお皿を並べます。これプラス卵炒飯で、おひつに入った炒飯を一人一人お椀によそってくれます。 ヌードルだけ普通でしたが、あとはみんな美味しかったです。特に酢豚は、スペインでは肉が肉団子だったり、ほぼ骨で肉がなかったり、ソースが酸っぱすぎたりなど、美味しくないところが多いのでまともな酢豚に感激。 サービスも細かいところまで気が利いていて、気持ちよかったです。ワイングラスがカラになることはありません。 4人でワインのボトル二本で230ポンドほどとちょっと高いですが、自分のお金で

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  • 幻のイギリスのバーガーチェーン、Wimpyへ

    イギリスにあるバーガーチェーン、Wimpyの味が忘れられないというパートナー。 イギリス国内に71店舗ほどあり、ロンドン近郊以外はみんな辺鄙なところにあるのが難。 以前パートナーとイギリスに来たときは行ってないのですが、実は私は南アフリカでこのWimpyに2度ほど行っています。南アでロードトリップをしていると、ガソリンスタンドのコンビニに併設されていることが多く、とんでもない田舎で利用しました。 Wimpyは実はアメリカ生まれ。1930年代にインディアナ州ブルーミントンで生まれ、一時期はアメリカ国内に20数店舗あったらしいですが、70年代に消滅しています。アメリカ人にとっては幻のバーガーチェーン。 その一方で、イギリスや南アで人気となり、フランスやドイツ、インドやイスラエルなどにも進出していたとのことですが、バーガーキングの親会社の所有となってからは多くの店舗がバーガーキングに転身したそう。その後、残るすべてのWimpyは、南アでWimpyを運営していた会社に売却され、現在南アには450以上の店舗が存在するそうです。イギリスと南アのほかには、クェートとエジプトに1軒ずつのみ。 今回行っ

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  • マンチェスターの中華街にある辻利茶舗のカフェへ

    ロンドンだとちらほら日系の外食チェーンがありますが、マンチェスターは昇龍ラーメンくらい。 今回は初めてロンドンに行かない旅なので、マンチェスターで我慢しなければならず、見つけたのが辻利茶舗のカフェ。 イギリス国内では、ロンドン・カムデン、ロンドン・チャイナタウン、マンチェスター・チャイナタウン、リバプール、ニューキャッスル・チャイナタウンにあり、チャイナタウンに多く進出しています。 イギリスとアジア以外では、カナダとニュージーランドで展開しているようです。 というわけで、マンチェスターのチャイナタウンへ。2ブロック四方くらいの大きさで、市中心の便利な場所にあります。中華食材や中華料理屋さんが並びます。 この中華街にある小さな建物の2階にあります。 おー、日本!という感じ。フランチャイズなので、恐らく中国人オーナーとかなんでしょうね。 「宇治茶」と書かれている茶箱のような壁のデザインがいいです。 メニューはこんな感じです↓イギリス限定、チーズティーというのがちょっと怪しげ… 季節限定商品もあります。 私は辻利サンデーにしました。小豆ソース、玄米、抹茶ソフト、きな粉と抹茶のわらび餅、最中の

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  • マンチェスターのカレー通り、Curry Mileでインド料理!

    イングランド北部のマンチェスターには、インドをはじめとした南アジアのお店が並ぶ通称「Curry Mile」と呼ばれるエリアがあります。 マンチェスターの中心から3キロほど南に行ったWilmslow Roadにある1キロくらい(名前のように1マイルはありません)のエリアで、インド料理屋さんがたくさん並んでいることでCurry Mileと呼ばれています。 1950年代にはこの通りにマンチェスターで最初のインド料理レストランができ、50年代から60年代にかけて、マンチェスターの紡織工場に働きに来た南アジアの人々が集まるようになったとのこと。70年代には多くのパキスタン人が移り住み、80年代中盤には、近隣のほとんどが南アジア人だったらしいです。そして、「Curry Mile」と呼ばれ始めたのは80年代になってからのこと。 ところが、近年ではケバブショップなどの中東系のお店が次々とでき、インド人街というよりは、インド・中東街。 私が以前住んでいたシカゴにもDevon Avenueという通りに大きいインド・パキスタン人街がありましたが、それに匹敵するぐらいの規模です。 地元の情報誌を調べると、いく

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  • ロンドン・ルートン空港の悲劇

    最近イギリスでは、急激な旅行者の増加、航空会社や空港スタッフの不足(コロナで解雇した結果)やコロナ感染によるスタッフ欠勤が相次ぎ、フライトのキャンセル、空港の入国審査も含め、どこも大行列というニュースを良く目にします。新聞社各社は「キャンセルされた今日のすべてのフライト」と題して毎日伝えています↓ またイギリスのパスポート取得・更新に3ヶ月以上を用し、手数料を上乗せしすぐ発給するファーストトラックはアポが取れない状況だそう。 イギリス、特にロンドン・ガトウィック空港の入国審査の待ち時間の長さはもともと有名らしいですが、今回は同じロンドンのルートン空港を利用してみました。 航空会社もキャンセルをしないとされているLCCのライアンエアーを選びました。ブリティッシュ・エアウェイズやLCCのEasyJetはキャンセルが多いとのこと。 まずはバルセロナの出発が一時間遅れましたが、フライト自体はスムーズ。 ところが、ルートンに着いて、タラップで降りてバスで入国審査ということでしたが、とにかくバスが来ない! そしてバスが来たと思ったら、建物の中に入ってすぐ、通路に大行列… 入国審査エリアの随分前のエ

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  • カバのワイナリー巡り⑥:日本でもお馴染みのFreixenet

    カバの町、Sant Sadurní d'Anoiaの紹介はこちら。 日本でも広く知られているFreixenet(フレシネ)。一番便利な駅前にあります。今回は最後に寄ってみました。すぐ電車に乗れるのがいいです。 午後4時前くらいに行ったところ、入り口の警備員にもうバーは終わってるかもと言われ、とりあえず行ってみると開いていました。どうやらイベントが入っているときはそのまま開けているようです。ラッキー♪ フレシネは1861年創業で1914年からカバを製造しています。日本での知名度を見ても分かる通り、フレシネはカバ生産量No.1を誇ります。二番手はこの日最初に訪れたCodorníu。 建物は1927年に建造。スペインらしい建物です。 昔の製造機械でしょうか。 結構奥の方まで建物があります。生産・出荷は全てここで行っているようです。 近郊電車のRodaliesの乗車券とここのツアーがセットになったチケットがあって、ツアーが半額くらいになります。ツアーはそのチケットを買うことを伝え、前もって予約する必要があるのがちょっと面倒…今回はテースティングだけなので利用しませんでした。 ここでは最後なので

  • カバのワイナリー巡り⑤:壮大な景色のCaves Vilarnau

    カバの町、Sant Sadurní d'Anoiaの紹介はこちら。 Codorniuの次は更に歩いて30分強のVilarnau。グーグルマップの案内通りに行きました。 歩行者・自転車用のトレイルです。舗装された道を逸れて鬱蒼とした坂を下っていくと、そこは360度林に囲まれた葡萄畑。トトロの森の中に秘密の茶畑を見つけたような感覚。 途中女性1人とすれ違ったので行き止まりではないな、と安心してしばらく行くと、道が川で遮られていました!向こうに見えるのが道の続き↓。水はキレイで15センチくらいの深さだったので、靴と靴下を脱いで渡ることにしました。水が冷たくて気持ちいい! 再び靴を履いて行くと、今度はぬかるみ!底が2センチほど泥だらけになってしまいました…グーグルマップなどのGPSにたまに騙されます…。 気を取り直して歩いて行くと、ありました!ポプラの並木が際立つ入り口です。周りは全て葡萄畑で景色もいいです。 一見なんてことのない平屋の建物。 入り口を入るとカバが並んでいます。 テースティングはカバが3種類しかなかったのが残念ですが、グラス2€とどこよりもお得感がありました。おつまみが付いてく

    地域タグ:スペイン

  • カバのワイナリー巡り④:モダニズム建築が美しいCodorníu

    2回目のカバのワイナリー巡り。カバの町、Sant Sadurní d'Anoiaの紹介はこちら。 以前のワイナリーの記事はこちら↓ カバのワイナリー巡りの4か所目は、駅から歩いて30分弱の郊外にある大手Codorníuに行きました。日本にも輸出されていますね。 途中、ほかのワイナリーの葡萄畑が広がります。 正門前から一大観光地のモンセラットの山が見えます。 モダニズム建築が美しいと聞いていたCodorníu。1551年創業で、スペインにおいて一番歴史のあるワイナリーだそうです。最初にカバが製造されたのは1872年になってから。 ジュゼップ・プッチ・イ・カダファルク(Josep Puig i Cadafalch)設計のモダニズム建築。ガウディや世界遺産のサンパウ病院やカタルーニャ音楽堂を設計したムンタネーの次くらいによく聞く名前でしょうか。バルセロナ市内にも彼の設計の建物がちらほらあります。ビジターの受付がある1915年完成の建物↓ ツアーに参加しなくてもある程度内部も見学できます。 アーチがとても印象的。昔の看板なども展示されていてレトロです。ギフトショップも充実しています。 レストラ

    地域タグ:スペイン

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