秋になれば陽が低くなり、山間を走る路線では光が届きにくくなる。そのなかで、朝でも光が届くのがこのポイントだろうか。周囲は山々に囲まれているものの、比較的開けている場所である。足元の草の穂が山から顔を出した太陽の光を浴びて、美しい光景となる。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 市波~越前高田 / 201.11.8にほんブログ村...
秋になれば陽が低くなり、山間を走る路線では光が届きにくくなる。そのなかで、朝でも光が届くのがこのポイントだろうか。周囲は山々に囲まれているものの、比較的開けている場所である。足元の草の穂が山から顔を出した太陽の光を浴びて、美しい光景となる。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 市波~越前高田 / 201.11.8にほんブログ村...
朝日が昇る頃の真名川も良いが、夕焼け空も美しい。夏の空はまだ青さが残り、雲には陽の光の赤みが射す。昼から夕刻へと移り変わる、何となく淋しい気分になる時間帯。ここ数年の酷暑は辟易するが、この時間になれば幾分は過ごしやすくなる。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前田野~越前大野 / 2024.7.28にほんブログ村...
田畑の脇に咲く、まだ小さな桜。何年もすれば大木となり、見事な桜となるのだろうか。二十数年前、一乗谷(西山光照寺跡)の桜は幼木といえるほど小さかった。それがいつしか桜の名所となった。しかし、線路脇の桜はてんぐ巣病となり、現在では葉をつけるのも樹木全体の半分にも満たない。近いうちに、木全体が病気で朽ちてしまうだろう。数年前の暖冬を境に、沿線の多くの桜がこの病気に罹ってしまった。暖冬が影響しているかどう...
整備されたゲレンデ。平日とはいえ、この状況はどうなのだろうか。スキーブームを知る世代としては、何ともやるせない気持ち。混雑しているゲレンデもイヤだが、ここまで誰もいないのもツマラナイ。Canon EOS 7D / EF 70-0200mm F2.8L USM / 九頭竜湖~越前下山 / 2024.1.11にほんブログ村...
旧美山町はその面積の約9割が山林であった。よってこの区間は山間という色合いが濃くなる。木々が少しずつ色づき、秋らしさが増す季節。この景色に戦国列車の色彩が似合うのか否か。金色が所々に施されているため、何とも微妙な感じではある。Canon EOS 6D / EF 300mm F4L IS USM / 小和清水~美山 / 2023.11.6にほんブログ村...
8月に入ると流石に夏至の頃に比べ、朝日が昇るのが遅くなったと感じる。かつては九頭竜湖まで運行されていた越前大野発の便も、現在は回送となってしまった。まだ明けきらぬなかを2両編成のキハ120が駆けてゆく。この時間の河川敷はひと気がなく、段差を落ちる水の音が響く。行って帰ってくるのは1時間後だろうか。その頃には真夏の空から燦々とした陽の光が降り注ぐ。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前大野~越前田...
ゴールデンウィークを過ぎれば木々の緑もより深さを増す。そして、水鏡には絶好の季節。昨年夏の大雨により、線路の盛土が崩れた場所。復旧するまで17日間を要した。水田も元の状態となり、今年は無事収穫を終えたようである。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前薬師~越前大宮 / 2022.5.14にほんブログ村...
冬も終盤、雲の隙間から射す朝の光も次第に強くなってきた。薄っすらと雪が積もり、木々の様子が美しい。晴れてはいるが、はらはらと細かい雪が舞う。谷間の上流側から射す陽の光がその光景を一層引き立てていた。Canon EOS 7D / EF 70-0200mm F2.8L USM / 越前大宮~越前薬師 / 2023.2.14にほんブログ村...
木々が色づけば、もう秋も終盤。国道と平行して走るこの区間。色づきをより楽しめるのは、木々に近い鉄道ではないだろうか。計石を過ぎれば花山峠に差し掛かる。峠に向かって緩い上りが続くため、気動車が吐く煙が微かにみえる。国道のバイパス工事が進んでおり、線路の裏側まで工事が迫ってきた。バイパスができた後、もしかしたら美しい光景は撮れなくなる可能性がある。個人的には工事の進捗が気になる場所となっている。Canon ...
福井県で唯一の百名山「荒島岳」。勝原駅から旧勝原スキー場を経由する登山コースがある。そういった意味では景色だけではない繋がりがあるといえる。真名川は九頭竜川水系で、夏には鮎釣りも行われる。この鉄橋付近でも、釣り人をよく見かける。真名川の河川敷はグランドになっており、撮影場所はグランドゴルフ場横。流石に夏の昼間は暑く、近年は陽の高い時期にプレイする人はいなくなった。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS...
この場所で桜が愛でることができるようになり、もう何年たっただろうか。特にこの場所が名づけられている感じはないが、「上野の桜」といったところだろうか。上野踏切が近く、平日なら近所の荒島保育園の園児たちが散歩に訪れる。ちなみに「上野」と書いて「うわの」と読む。木々が生長するにつれ、撮影に訪れる人も増えてきた。撮影時に通過した車両は当時まだ走っていた恐竜ラッピング。ゆるキャラシリーズのラッピングは3両あ...
荒島岳の方角より朝日が昇る。目を凝らせば越前大野城も見渡せる。地元の方からは天空の城撮影と思われていたりもするようである。この界隈でこの方角は国道の建物などが少々目障りだったりする。まだ薄暗く、少し靄っているためあまり目立たずに済んだ。その日の状況で写真の印象が随分変わるものだと、しみじみと感じた一枚。ちなみに、天空の城を撮影するのであれば戌山登山をしなければならない。積雪がある時期でも、夜明け前...
そばの白い花が咲く。まだ汗ばむような陽気のなか、単行の車両が通り過ぎてゆく。少し走ると30キロ制限の区間となるため、さほどスピードも出ていない。のんびりとした時間が過ぎてゆく、という感じだろうか。輪作しているため、毎年秋に同じ場所にそばの花が咲くというワケではない。2年で稲、麦、蕎麦がまわるので、1年おきが基本。ただ、作付けする作物が変わることもある。毎年水田であった場所が里芋畑に変わり、春に水鏡が撮...
国道と線路との間。狭い土地ではあるが、この辺りはそういった場所に植木や畑がある。そこにあるムクゲの木。暑さで元気がなくなる夏に多くの花をつける。花の名前に疎い自分は今までにwebでいろいろと調べてきた。かつては「みんなの花図鑑」というサイトがあり画像から調べることができた。しかし昨年の8月末でサービスが終了。代わりの手段を調べてわかったのがGoogleの画像検索を使う方法である。検索バーで Google レンズアイ...
2000年秋から撮影を行っている越美北線。西山光照寺跡に咲く桜をはじめて目にしたのは2001年の頃だった。まだ木は小さく、絵になる光景というほどではなかった。木が生長して大きくなったためか、10年くらい経ったころから桜の撮影を目的に多くのカメラマンが訪れるようになった。ただここ数年は線路脇に咲く桜の病気の進行が進み、絵にするには難しい状況となっている。2019年に撮影したこの写真ではまだ多く花をつけているが、病...
12月中にまとまった積雪があるのは、少し前ならあまりなかったような気がする。ただ、近年は降ったり降らなかったりの差が大きいと感じる。地球温暖化の影響だろうか。積雪があまりに多いと運転取りやめになってしまう。この日はまとまった積雪はあったものの、無事に運行された。木々に着いた雪は、昼前になっても半端ないほどのモコモコ感。Canon EOS 7D / EF 70-0200mm F2.8L USM / 越前薬師 / 2022.12.18にほんブログ村...
ベッドタウン化が著しい越前東郷。この撮影を行ってから6年近く経つが、現在も近隣で住宅の分譲が行われている。ホーム上のほとんどが学生で、通学の足として利用されていることがわかる。秋も深まり、学生服の色も次第に濃さを増している。Canon EOS 6D / EF 300mm F4L USM(1.4×) / 越前東郷 / 2018.11.2にほんブログ村...
踏切の脇にある紫陽花。イイ絵が撮れそうな感じなのだが、なかなか難しい。線路のすぐ脇で撮影しようとしていた人がいた。グループで写真展もされているという年配の方なのだが。流石にそれは指摘せざるを得ない状況だった。まぁ、そのくらい微妙な位置にある。撮影可能な場所から何とか構図を整え、撮影を行った。使用したこのレンズは円形絞りではないので、絞り開放にしないとボケに角が立つ。なので車両があまりボケ過ぎると、...
紅白の花桃と菜の花が咲く。手前にボケている紫色はヒメオドリコソウというのだろうか。春になると線路端でよく見かける植物である。国道と平行して走り、道路越しにカメラを構えた。クルマが通れば被ってしまうのだが、バイパスができたためその心配は限りなく少ない。建物や高圧線の鉄塔が入らないようギリギリで構図を整えた。現在は鉄塔が増設されたため、どうしても切りたいと思うものが入ってしまう。車両は朱色がよかったの...
下りの車両がホームに停車し、上り車両の到着を待つ。前方が次第に明るくなり、上り車両がやってくる。車両のなかは暖気が漂い、眠気すら誘う快適さ。双方の車両は同時刻に美山を出発する。出発後は周囲に響くディーゼル音が消え、一気に静かになった。バイパスができたため、駅前の往来も少なくなった。夜になると、本当に静かな空間となる。Canon EOS 6D / EF 70-0200mm F2.8L USM / 美山 / 2019.1.3にほんブログ村...
9月末。木々はまだ青々としているが、少しずつ秋めく風景となりつつある。朝はひんやりとした空気が流れ、季節の移ろいが感じられる。濃霧が朝方に漂うことも多い場所であるが、この日は微かな靄が漂っていた。靄は層になり、朝日で温められることにより少しずつほどけてゆく。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前田野~越前大野 / 2022.9.30にほんブログ村...
梅雨時となり、水田も瑞々しい装いとなる。フワフワとした感じにみえ、まるで芝を敷き詰めたよう。芝もイネ科なので、そういう風にみえるのは当然なのかもしれないが。福井豪雨災害からもうすぐ20年。この辺り一帯も浸水の被害にあったが、ほぼ元通りの姿になった。朝倉氏遺跡博物館もでき、一乗谷駅からアクセスする方も本当に多い。この賑わいは、20年前からすると考えられなかったことである。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L ...
4月に入ったというのに、雪が降った日の朝。バラストには薄っすらと積もっている。雲は山裾に低く漂い、空は全体的に晴れ渡っていた。珍しい天候の変化のなか、何とか記録することができた。あそこで撮ればもっとこうだったのにな~、という後悔は常日頃。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 北大野~牛ケ原 / 2019.4.2にほんブログ村...
かつては朝5時過ぎに出発する九頭竜湖行が存在した。現在では回送となっているので車両自体は走る。ただ、駅には停車せず車内の灯りもない。駅に停車しなくなったため、このような写真が撮れなくなってしまった。夜に同様の絵は撮れるかもしれないが、木々の雪の付着具合とかはやはり朝。通過する場合はトレースが撮れるので、面白くはあるのだが。できたことができなくなる、というのはやはり寂しいものである。Canon EOS 7D / EF...
年々暑さが増し、まだまだ残暑といった頃。それでも陽は確実に低くなり、夕刻になれば色づいた光が周囲を覆う。車両の影が長く伸び、秋らしさが感じられるようになってきた。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前大野~越前田野 / 2019.9.7にほんブログ村...
花山峠に差し掛かる頃、紫陽花が咲く場所を通り過ぎてゆく。他の季節なら暗くて撮影が難しいが、陽の長い夏場Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 牛ケ原~計石 / 2023.6.10にほんブログ村...
土手に咲く菜の花。これを何とか景色に合わせられないかと試行錯誤を重ね撮影した写真。写真に足し算はよくないのだけれど、何とか形になったかと思う。奥には西山光照寺跡の桜、ちょっと濃い桃色は花桃だろうか。当時咲いていた線路脇の桜。今はもう花をつけなくなり、この写真のような爛々さは目にすることができなくなった。ずっと続くと思っていた景色も、少しずつ変わりゆくある。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 一...
冬の宵闇は早く、他の季節では夕刻といえるこの時間でも周囲は真っ暗。雪のなかエンジンが響く音は小さく、いつもより静かな時間が流れてゆく。前方を照らすヘッドライトは、峠を登る前方を照らす。車窓の左手には国道が並行して走る。クルマのテールランプの帯が美しくみえる時間でもある。Canon EOS 6D / EF 70-0200mm F2.8L USM / 越前薬師 / 2019.1.7にほんブログ村...
近年、多くの場所で見られるようになったキバナコスモス。かつて撮影した写真をみると、一般的なコスモスが少し咲いているだけだった。近所の方がいろいろと整備されており、このお花畑も何を植えるか考えてできたものである。春の花桃があまりにも有名であるけれど、他のシーズンもいろいろな花が咲く。花桃季節には大勢の人が押し寄せるが、その時期以外は閑散としている。夏のオルレアや秋のキバナコスモスなど、訪れる価値はあ...
晩夏になれば稲穂も垂れ、黄金色の景色がひろがる。厚い雲が浮かぶ夏らしい空。山肌は霞んだような感じで、そこがまたこの土地らしさを感じさせる。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前大野~越前田野 / 2023.8.26にほんブログ村...
ゴールデンウィークも過ぎた頃。眩しい朝日が新緑を照らす。萌黄色が橙の光を浴び、日中とは異なる景色となる。朝のひんやりした空気と、陽の光の暖かさ。2両編成のキハ120が通過し、それらをかき混ぜるような風が舞う。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 下唯野~越前富田 / 2019.5.8にほんブログ村...
九頭竜湖からの下り始発がくる前の光景。空はくのも割合が多いものの、隙間から月明かりが漏れていた。冷たい風が頬を突き刺すなか、越前田野駅の傍らから市街地方向にカメラを向けた。画面中心付近の明るい箇所は、越前大野城へ登る道を照らす外灯。朝なので、お城自体のライトアップはされていない。それでも、この灯りでお城の場所がわかるのはスゴイ。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前田野 / 2023.2.6にほんブロ...
越美北線 随一の絶景といえば、この区間だろう。勝原を出てトンネルを抜けると、目に入るのは断崖絶壁。鉄橋の上は徐行するため、この景色を車窓から堪能できる。そして、富田堰堤の傍らを抜けて、柿ヶ島に到着する。この界隈は木々の成長で、以前よりは撮影場所が制限されるようになった。それでも、四季を通じて撮影者が訪れる撮影ポイントである。北陸新幹線が金沢に延伸した頃からだろうか。撮影者が越美北線にも多く訪れるよ...
金吾谷踏切の近くに紫陽花が咲く。萌え色の木々が濃緑へと変わりゆく季節。梅雨の晴れ間に光が射せば、まばゆいばかりの緑が輝く。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前高田~一乗谷 / 2023.6.25にほんブログ村...
天守を背に、門をくぐり降りはじめる。所々に設置されている外灯により、木々の葉が照らされる。特に透過光の部分が美しい。途中には水飲み水栓が2ヵ所ある。水道水を飲むことに抵抗がなければ、飲料を持参せずとも大丈夫。設置された当時はそれが当たり前だったのだろう。ゴミ箱も設置されているが、近年ではゴミ持ち帰りが基本かと思う。何はともあれ、古き良き時代の名残りが感じられる。もうすぐ桜シーズン到来。北陸新幹線敦...
天守までの道すがら撮影するも、手振れ補正が壊れているためブレが止まらず、何度もシャッターを切る羽目に。連写してみるが、それだけではやはり効果は限定的である。三脚を使用するという選択肢もあるのだが、ここで使うというのも無粋というもの。法律的には問題ないかもしれないが、マナーとかモラルを考えればナシかと思う。歩くだけなら20分ほどで天守にたどりつくが、この日は1時間くらい掛かってしまった。天守は21時まで...
北陸新幹線が敦賀まで開通。歓迎ムード一色のような感じで報道されているが、果たしてどうだろうか。個人的には辟易しており、写欲もダダ下がり。新幹線の開通で福井県内の観光地は期待が大きいだろう。そこで、越前大野城の様子をここで紹介したい。晩秋に訪れて撮影した光景だが、これからは桜や新緑が美しい。明るい時間は越美北線を撮影したかったので、暮れる頃に訪れた。駐車場にクルマを駐め、柳廼社を抜け搦手門跡のある南...
北陸新幹線敦賀延伸によって金沢-敦賀間の北陸本線は第三セクターに移管される。その姿を捉えようと久しぶりに北陸本線の撮影に。最後となるであろうということで撮影地を考えたが、牛ノ谷界隈で撮影することにした。鉄道撮影を再開した2000年頃、足繁く通った場所である。撮影当初は撮影していても誰とも出会うことはなかった。そのうち、白鳥フィーバーやボンネット終焉で多くの撮り鉄が訪れるようになり、度々トラブルに巻き込...
鮮やかに咲く桜。ソメイヨシノより鮮やかな色彩。何という桜なのかは確認できていないのだが。花の時期はソメイヨシノよりも少々遅いといった感じだろうか。クルマ移動だと国道からはこの光景が確認しにくいので、ついつい逃してしまう。というより、これだけ鮮やかに咲いていないのかもしれない。現在バイパスが建設中で、開通すればこちら側からの駅を目にすることができる。またこの美しい光景を目にする機会はあるのだろうか。...
越美北線ではお立ち台ともいえる九頭竜川第2橋梁。ロケーションのよい日には季節を問わず撮影者が訪れる。この日は積雪後の晴天。折角なので空を入れるも、雲ひとつなく味気ない感じになってしまった。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 柿ヶ島~勝原 / 2022.2.7にほんブログ村...
真名川を渡る始発列車。霧が濃くなる日も多いが、この日は微かに霞む程度。朝焼けでほんのり色づく空。薄っすらとした日差しが茶色になった草の穂を照らす。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前田野~大野 / 2021.11.3にほんブログ村...
初夏に収穫を行う麦。麦秋は夏の季語である。刈り取りも終わり、梅雨を経て夏本番へと季節は移る。荒島岳が車窓から望める場所。朝の爽やかな景色のなかを、軽車両がコトコトと走り過ぎてゆく。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前田野~越前大野 / 2021.6.28にほんブログ村...
九頭竜川にある富田堰堤。ダム機能があるが堰堤という名称なのは、50年以上前につくられたものだろうか。せき止められた水が溜まっているが、木々に覆われてこの場所からは水面がみえない。この頃は足まわりに枝葉が少々かかるものの、まだ車両の姿を見通すことができた。橋が架かっていた名残りがあり、話を聞くと勝原に住む方々が使っていたらしい。時代の流れを感じる光景である。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 勝原...
除雪で跳ね除けた雪が線路脇に残る。木々の雪は落ち、陽も射す穏やかな日。Canon EOS 7D / EF 300mm F4L IS USM(1.4) / 越前田野~越前大野 / 2021.1.17にほんブログ村...
背丈以上あるススキが繁り、日差しがあれば穂が輝く。片側は斜面、反対側は水田が広がる場所。収穫も終わり、ひっそりとした晩秋の空気が流れる。Canon EOS 7D / EF 300mm F4L IS USM(1.4×) / 越前大宮~計石 / 2020.11.29にほんブログ村...
勝原駅の横に建つ五箇公民館。梅雨時になれば紫陽花の彩りが加わる。花桃が有名な勝原ではあるが、それ以外でも見頃が多い場所である。桜の木があるため、この撮影時は少々フレーミングに難儀した。しかしその桜が花や葉をつけなくなり、現在は一部伐採された。紫陽花との絡みは撮りやすくなったが、また彩りがひとつ無くなったことは残念である。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 勝原 / 2021.6.29にほんブログ村...
穏やかな春の日の午後。九頭竜湖から出発したキハ120がゆっくりと進んでゆく。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 九頭竜湖~越前下山 / 2021.4.12にほんブログ村...
雪景色ではある。しかし、雪が積もらないため線路脇の雑草が立ったまま。車両通過時の風雪は、その後あっという間になくなってしまった。スキー場受難のシーズン。個人的にも、このシーズンの雪景色の撮影はこの日のみ。雪に頼らない冬の写真が撮れれば良いのだが、そう一朝一夕にできるものでもない。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 九頭竜湖~越前下山 / 2020.2.5にほんブログ村...
季節や空模様によって、この界隈では美しい夕暮れを目にすることがある。とはいえ、運行本数が少ないため、そのような光景のなかに車両を上手く入れるのは難易度が高い。光景についてはある程度期待して、あとは運次第といったところか。それ以上にシャッターのタイミングの方が問題。軽車両のキハ120といえどもこの直線ではかなりのスピードで、一枚切り必須。広角の画面のなかをあっという間に駆け抜けていったが、何とかいいタ...
2本の白樺。いつからそこにあり、いつなくなったのか。気になりつつも、この木々を絡めて撮影することはあまりなかった。現在は、もうこの木の存在を確認できない。今は廃止された早朝の下り列車を、青空の下で撮影。再現ができず、個人的には懐かしさを感じる光景。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 計石~牛ケ原 / 2019.8.26にほんブログ村...
福井県の花といえば水仙。水仙まつりから連想するためか、越前海岸に咲くイメージが強い。とはいえ、山間を走る越美北線沿線でも所々で目にする。秋から春にかけて、ということは冬を中心に咲く花。日本海からの風雪に耐え偲ぶ姿が県民性を表すということらしい。水仙には毒性があり、ニラとの誤食で食中毒になるため注意が必要。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前田野~越前大野 / 2019.4.16にほんブログ村...
沿線には多くの蔵がまだ残っている。蔵の屋根には雪が残るが、木々からは落ちてしまった。朝には一帯を覆っていた霧も次第に薄くなり、所々で浮遊する光景に。雨霧と同様に、時間とともに濃さや位置が変わる。通過する頃になると、消えていることもよくあること。こればかりは、運というしかない。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 牛ケ原~計石 / 2019.1.30にほんブログ村...
沿線の朝といえば、霧や靄がかかる光景。朝のNHKローカル(東海北陸)の天気予報でも、朝方の濃霧は頻繁にアナウンスされる。この日は見渡せる範囲から、靄といったところだろうか。それでも晴れていればはっきりと見渡せる荒島岳も、輪郭が微かにわかる程度。荒島岳は諦めて、民家を入れて撮影することにした。陽が高くなるにつれすっきりと晴れ、朝方の光景はまさに夢のよう。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前田野...
GW頃の田植えから稲も生長し、一面の緑となる。時期的には収穫までちょうど折り返しといったところだろうか。梅雨時ということもあり、まだ柔らかい緑。じめじめした空気が肌にまとわりつく季節だが、盛夏に比べればまだマシといった感じではある。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 下唯野~越前富田 / 2019.7.6にほんブログ村...
桜がと花桃はほぼ入れ替わりで花開く。この季節の主役は花桃で、普段は人けのないこの場所に多くの人々を引き寄せる。とはいえ、駅裏は庭園風に整備され、多くの花々が咲いている。撮影時にやってきたのは浅葱色のラッピング車両。色彩のマッチングとしては適任だったかと思う。昨年10月に浅葱色ラッピングは復活したが、近年の勝原は訪問者が多すぎて足が向かない。車両が通過すれば一斉に群がるため、同様の絵を撮影することはも...
午後に順光となり、晴れていれば青空との組み合わせが魅力的な場所。ただし、雪が多いとこの場所にたどり着くのが難しい。この年は幸い雪が少なく、比較的容易に撮影場所にたどり着くことができた。そういった事情のため、山々に積もる雪も少ないというのが残念なところ。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前田野~越前大野 / 2019.1.12にほんブログ村...
花山峠に向かう早朝の下り車両。濃い霧に覆われるのは、この土地の日常でもある。峠を越えたら晴れている、というのもよくあること。所々に木々が色づいているが、霧のせいでぼんやりとしている。晩秋ともなればさすがに早朝の光線はあまり届かない。それなりの感度で撮影するには、流すしかない状況。数世代前の機材なので、高感度の画質は最新機種と比すべくもない。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 牛ケ原~計石 / 201...
日差しは雲に遮られ、湿った重たい空気が漂う。梅雨時の潤いで、次第に木々の緑も濃くなってきた。斜面の影になるため、晴れていれば午後の遅い時間までは撮影が難しい場所。フラットな光線で、早朝より撮影ができた。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前大宮~越前薬師 / 2021.6.29にほんブログ村...
現在は廃止されたが、かつて5時過ぎに越前大野発の上りが始発として運行されていた。水が温み田植えの前になると、周囲も明るくなってくる。微かに色づいた朝焼けが水面に写り込む。畦の芝桜も花開き、春めく季節を感じさせる。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 北大野~牛ケ原 / 2018.5.1にほんブログ村...
薄っすらと積もった雪。一乗谷を出発した車両は踏切に差し掛かる。車窓からの灯りとテールランプの帯が横切ってゆく。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 一乗谷~越前東郷 / 2021.2.9にほんブログ村...
線路脇を走る水路。その両脇にススキが繁り、秋になれば穂をなびかせる。陽が低くなり、15時台ではあるが少々色づいた光が当たる。牛ケ原駅の前後に植えられた桜の木も紅葉し、秋景色も最盛期といったところだろうか。Canon EOS 7D / EF 300mm F4L USM(1.4×) / 牛ケ原~北大野 / 2019.11.13にほんブログ村...
太陽はすでに沈み、空の淵が朱く染まる。ライトアップされた越前大野城が、亀山の上に浮かび上がる。シルエットとなった車両は、室内灯の灯りを車外に漏らしながら進んで行く。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前田野~越前大野 / 2019.8.26にほんブログ村...
山の向こうに太陽が差し掛かった頃、車両が通過。薄っすらと霞んでいたため、イイ具合に光線をカットしてくれた。空は薄っすらと藍色となり、太陽が沈めば宵闇に包まれる。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前大野~越前田野 / 2018.4.3にほんブログ村...
雪はいろんなものを隠してくれる。普段は絵にならない光景も、雪が変えてくれた。午後になると美しい景色は消えてしまうものだが、この輝きは美しい。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 牛ケ原 / 2022.1.15にほんブログ村...
新たなラッピング車両「ディノスター号」の運行が10月20日より始まった。今夏に星空保護区に認定された大野市の星空、アンモナイトやティラノサウルスが描かれている。土手に茂るのはセイタカアワダチソウだろうか。生態系被害防止外来種に指定されている厄介モノだが、現在では広く分布するようになった。もはやこの黄色は秋の風景の一部となっているというのが現実だろう。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 小和清水~市...
まだまだ高い位置から降り注ぐ光だが、少々傾いてきた時刻。稲の葉の裏側にあたる光は、濃緑を黄緑がかった淡い色に変えてくれる。リバーサルフィルムをライトボックスでみる美しさと同じだろう。現在では、フィルム時代を知らない写真愛好家もかなり多くなってきた。フィルムの価格が相当高くなり、ちっと試すのも躊躇われてしまうという現実。それだけ自分が古い人間になったということか。透過光の美しさを知る自分としては、知...
長いトンネル区間を過ぎれば終点・九頭竜湖まで直線区間。400メートルほど走れば、駅に到着する。勝原から九頭竜湖まではほぼトンネル区間。新緑や紅葉を車窓から愛でるというワケにはいかない。車窓からの紅葉狩りは、勝原手前の九頭竜峡がメインスポットとなるだろう。10月28日より中部縦貫自動車道が九頭竜湖まで延伸された。ただ、これも同様にほぼほぼトンネル区間となる。景色を楽しみながら移動するには、国道をクルマで走...
水で融雪するというのは、道路をはじめ北陸の至る所で見られる光景である。東北など寒い地域では凍結するので、融雪に水が使われることはない。同じ北陸でも平野部に住む自分にとって、大野は寒いイメージがあるのだが。水で融雪しているということは、凍結することがほぼないということなのだろう。あまり積雪が多くなると除雪された雪の山が視界を遮るので、この時期ならではの光景である。Canon EOS 7D / EF 300mm F4L USM(×2...
秋になると暮色を背に下り車両が駆けてゆく。夕刻はこの付近で撮影できないかと、ウロウロすることが多い。陽の高さや雲のかかり具合によって、色づく場所が変わってくる。車両が通過する頃にどんな景色になるのか。それはある程度想像するしかない。撮影後、あっちで撮ればよかったと思うこともしばしば。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前大野~越前田野 / 2019.9.14にほんブログ村...
今はなき早朝の福井発下り。ほぼ正面から陽の光が当たる貴重な撮影ポイントだった。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前薬師~越前大宮 / 2019.8.4にほんブログ村...
大野市内の田畑の畔には、芝桜が植えられている。花山峠の手前、福井市内ではみられない光景だ。所々といった感じだが、こうやって遠方からみるとそれなりの規模になる。撮影したのはまだ中部自動車道が建設される前。現在では高架の自動車道が、この風景のなかをど~んと横切っている。10月28日には九頭竜湖まで開通区間が延長される。紅葉の見ごろを計った、なんとも絶妙なタイミング。Canon EOS 7D / EF 300mm F4L USM / 越前田...
奥越らしい朝霧を周囲が覆う。朝日が霧に色づきを与え、幻想的な景色となった。この年は雪が少なく、どうにかこの場所で撮影することができた。戌山に登った人も多かっただろう。天空城となった越前大野城をを拝むことができたのだろうか。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 牛ケ原~計石 / 2019.2.3にほんブログ村...
朝から賑わっていたので、何事かと思えば。国道の路肩に何時間も前から置き脚立があったり。設置している様子を゙目撃したが、クルマは路駐。今回も胸糞悪い光景を目にしてしまった。それはともかく、折角なので記念撮影。そば畑と合わせることができればよかったのだが、今回は叶わず。秋らしい光景を撮ることができず、残念。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 市波~越前高田 / 2023.9.26にほんブログ村...
見ごろになるにあは、もう少し必要な時期だろうか。農作業もこの頃はひと段落といった時期なのか、軽トラの走行も疎ら。通りからは少し離れているため、静かな時間が流れてゆく。この界隈であまり他の撮影者と出会うことはないが、個人的に好きな場所。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 下唯野~越前富田 / 2019.9.8にほんブログ村...
夏がより一層暑くなり、収穫が次第に早くなっていくような気がする。稲刈りは秋の風物詩であったが、9月に入る前に刈られる方が多いのではないだろうか。もはや稲刈りは夏の光景となりつつある。コシヒカリは倒伏しやすく、穂が垂れる晩夏にはよく目にする光景。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 北大野~牛ケ原 / 2019.8.26にほんブログ村...
5月ごろには色づく麦も、山間では少々色づきが遅い。この時期でも青々とした畑がひろがっていた。その後はあっという間に色づき、まさに麦秋といった光景に。麦秋といえば夏の季語。5月までは春景色という認識なので、色づいた麦の光景はちょっと出しづらい。暖冬傾向で季節が早まったり遅くなったり。遅くなった景色の代表といえば、紅葉だろうか。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 下唯野~越前富田 / 2019.5.2にほんブロ...
深々と降っていた雪が、通過時直前に止んだ。澄み渡った冷気が漂うなか、雪を踏みしめて静かに走り抜ける。夏には鮎釣りの人々も訪れる場所ではあるが、冬は流石に人の姿はない。水の流れは穏やかだが、その流れは寒々とした景色と同様である。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 柿ヶ島~下唯野 / 2018.12.28にほんブログ村...
回送を入れても1日5往復しかない区間。美しい景色に車両と併せるのが難しい。夕暮れとあわせるることができる、貴重な時期といえる。雲ひとつない空では色づきがなく、雲が厚ければ太陽の光は届かない。この色づきは一期一会といえるだろう。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前大野~越前田野 / 2019.9.8にほんブログ村...
手前の水田を無視すれば、季節を問わず撮れる光景ではある。雨霧が何となくよさげで、思わず立ち寄りシャッターを切った。着々と進められる国道・境寺~計石バイパスの建設。工事が進めば、この光景は撮影できなくなるのだろうか。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前大宮~越前薬師 / 2023.7.8にほんブログ村...
全くといっていいほど雪が降らなかった2020年冬。その影響からなのだろうか。前年まで咲き誇っていた市波の桜は花をつけなくなってしまった。現在はすべてが伐採されている。時の移り変わりとともに風景も変わりゆくもの。ただ、このところの異常気象ともいえる天候で、そのスピードは加速しているのかもしれない。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 市波 / 2018.4.6にほんブログ村...
早朝の九頭竜湖行は営業運転から回送に。かつては停車していた勝原も、止まらない。停車中にバルブ撮影を何度か行ったが、同様には撮れない。そんなワケで、トレースを試してみることにした。停車している姿は夜に撮れるとは思うのだが、空気感がちょっと違う気がする。Canon EOS 7D / EF300mm F4L IS USM / 勝原 / 2022.2.9にほんブログ村...
晴れた日の朝。秋らしい爽やかな風が吹く。霧などで霞む日も多い地域ではあるが、この日は鮮やかな空がひろがっていた。空に雲が浮かべば、なかなか絵になる風景がとなる。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 北大野~牛ケ原 / 2022.11.7にほんブログ村...
朝の光は美しい。バックの竹林の緑が美しく、思わず立ち止まり撮影した。朝の福井行は2便あり、ちょうどその合間。まだ初夏の風が吹く、爽やかな朝の時間。それにしても今年の福井は暑い。連続猛暑日は8月13日に20日で止まったのだが。北陸のなかでも福井の暑さは一段上を行く感じがする。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 計石 / 2023.6.21にほんブログ村...
新緑というには、頃合いを過ぎただろうか。とはいえ、まだ深緑というほどでもない。どの季節でもそうなのだが、雨が降ると山肌から霧が立ち昇る。画面左下に写る白樺が何となく絵になるため、この場所で撮影する機会も多かった。いつ切られたのだろうか。今はその白樺はなく、なんとなく淋しい景色になったような気がする。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 計石~牛ケ原 / 2021.5.22にほんブログ村...
大雨の影響により線路が浮いた状態になり、7月13日より全線で不通になった越美北線。7月20日には福井~美山間で運行が再開。テレビ報道で映像を目にしたが、車両の行き先表示に「美山」がなく貼り紙で代用されていた。そして、当初の報道の通り7月29日に全線開通となった。8月に入り訪れることができたため、現地を確認。不通となった2日前に工臨が運行されたが、その時に多くの撮り鉄たちが参集した場所である。報道の画像をみる...
夜に降った雪も、朝には止んだ。木々には雪が積もり、美しい景色をつくりだす。冬の朝はまだ遅く、周囲がほんのり明るくなってきた頃。テールランプのトレースは、花山峠へと消えていった。Canon EOS 6D / EF70-200mm F2.8L USM / 牛ケ原~計石 / 2022.1.22にほんブログ村...
降雨により山々の斜面より霧が立ち上る。陽が遮られ、寒々とした空気が身を纏う。ふた昔以上前の機材では、さすがに画質的に厳しいだろうか。特にノイズが酷い状況だったのだが。Lightroom ClassicのAIノイズ除去は、なかなかの性能。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 一乗谷~越前高田 / 2019.11.14にほんブログ村...
朝の静かな時間。工臨による賑わいは、まだ数時間先である。足羽川は雨で濁り、鮎釣りの人々もいない静かな夏の日。鉄橋に佇む一羽の鳥は蒼鷺だろうか。濁ってはいるが、川の流れはまだ穏やかだった。降り続いた雨の影響で線路が浮いた状態となり、当分の間運転取りやめに。復旧には3~4週間かかるという。Canon EOS 7D / EF 300mm F4L IS USM(×2) / 市波~小和清水 / 2023.7.11にほんブログ村...
大野から福井方面へ移動中、カメラを構えた輩が所々で屯しているのを目撃。今日は工臨が走る日かぁ~。積極的に撮る気はないが、折角なので折り返しの回送を1カット撮ることにした。群れることがキライなのは、『家庭教師ヒットマンREBORN!』の雲雀恭弥ばり。誰もいない場所でのんびりと待つことにした。まぁ、車両を追う方々とは交わらない方が吉だろう。午前中は微妙に出ていた陽も陰り、次第に暗くなってきた。この天候でこの機...
左前方から差し込む朝日が、桜花の上部を照らす。透過光の輝きとなり、早朝の春景色を彩る。やや霞んだ空気が朝日の色を微かに含み、荒島岳の稜線を引き立ててくれた。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前富田~越前田野 / 2020.4.15にほんブログ村...
花山峠を越え、ひたすら下り降りる道。雪で木々が彩られ、車窓からは美しい景色を愛でることができる。よさげにみえる撮影地なのだが、意外と抜ける場所がない。1両が入るだろうという想像のもとフレーミング。実際に撮影してみて、思いのほかドンピシャだったのには驚いた。鉄道撮影の難しいところは、実際に車両がない画面で作画しなければならないところ。運行本数が多ければ、アタリをとることも可能なのだが。Canon EOS 7D / ...
陽の光が山の上から顔を覗かせる。その色づきが反対側に浮かぶ雲に映る。少しだけ雲が茜色に染まる。鉄橋の下の川の流れは丁度段差になっていて、轟音が響く。朝の冷たい空気を車両と川の流れが切り裂いて行く。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前田野~越前大野 / 2021.11.8にほんブログ村...
前回の記事で勝原に咲くオルレア・グランディフローラの写真を掲載した。その日は雨だったので、晴れの写真も撮りたいということで再び訪れた。見ごろは過ぎてはいたが、まだそれなりに名残りが残る白さ。他の花も咲いているので、彩りに関しては多少補えるだろうか。天気予報どおり晴れたが、絵的には雨のフラットな光線の方がイイ感じに思えた。いざ撮ってみると、期待通りの結果が得られないということも多々あること。まぁ、い...
勝原は花桃があまりにも有名になりすぎて、当該時期にはナカナカ足が向かなくなった。その喧騒も花桃の見ごろとともにおさまり、現在はひっそりとしている。ただ、季節に応じた花が次々に咲く様子は、いつ訪れても楽しいものだ。手入れをしているのは、元民宿のおばあちゃん。生きがいだといって甲斐甲斐しく世話を焼いている。何を育てるのか、いろいろと考えているとのこと。現在、白い花が一面を覆っている。そして、所々に黄色...
この界隈は稲・麦・蕎麦と栽培作物を輪作している。水田の年は、田植え前後の時期に荒島岳を映す。ただ、光線の状態で車両の映り具合がいまひとつ。現像時にいろいろ調整してみたのだが、自分の技術ではこれが精一杯。越美北線と荒島岳の組み合わせは、順光になる場所がない。イロイロと試してはいるのだが、なかなかモノにできないというのが現状である。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 下唯野~越前富田 / 2019.5.8に...
時の記念日。一乗谷にほど近い警報機のない踏切。金吾谷踏切といい、その近くに紫陽花が咲く。紫陽花と車両を併せて撮ろうと思い、この場所を訪れた。先着の方がおり、機材をセッティングしていた。その場所は、なんとバラストと紫陽花の間。この写真でいうと、赤丸付近あたりになる。(問答の前にスマホで証拠写真をとればよかったと、後で後悔。)先ず私の顔を見て、この場所で撮影しても入らないかという確認があった。その問い...
暖房が効いた車内。暖気に誘われて微睡みがやってくる。外は相変わらの朝霧。空気の層によって帯状に漂う。Canon EOS 6D / EF70-200mm F2.8L USM / 牛ケ原 / 2018.12.22にほんブログ村...
11月末日。近年は紅葉の時期が遅くなり、12月に入っても見頃ということも多くなった。ただ、朝夕の冷え込みは厳しくなり、山肌の上方には雪が降り積もることも。陽が低くなり、陽の光が照らす部分も少なくなってきた。空気の層が朝霧が昇るのを押しとどめる。冬の足音が聞こえる晩秋の朝の景色。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 小和清水~市波 / 2019.11.30にほんブログ村...
花山峠を抜けてから、上りは谷間を走る越美北線。足羽川の支流である羽生川が流れ、美山までそれを縫うように走る。谷間には田畑がひろがるが、両方の山肌が近い。線路脇に斜面が迫るこの場所は、晴れていれば夕刻前くらいまで影となる。梅雨明け前ということもあり、フラットな光線が功を奏した。昼前に通過する車両も、少々潤い気味に撮影できたのではないだろうか。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前薬師~美山 /...
マメ科植物であるレンゲは窒素固定を行うため、緑肥として利用されてきた。化学肥料の普及、田植えの早期化、害虫の進入などにより、日本の田園風景から姿を消した。近年はブランド米が各地で開発され、田植え時期が遅い品種もあるためか、ある程度復活しているようである。美しい場所だけに無断で農地に入ってしまい、問題となる例もみられるが。この場祖では疎らといった感じだが、今までなかった光景だったため撮影を試みた。も...
「ブログリーダー」を活用して、のっちさんをフォローしませんか?
秋になれば陽が低くなり、山間を走る路線では光が届きにくくなる。そのなかで、朝でも光が届くのがこのポイントだろうか。周囲は山々に囲まれているものの、比較的開けている場所である。足元の草の穂が山から顔を出した太陽の光を浴びて、美しい光景となる。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 市波~越前高田 / 201.11.8にほんブログ村...
朝日が昇る頃の真名川も良いが、夕焼け空も美しい。夏の空はまだ青さが残り、雲には陽の光の赤みが射す。昼から夕刻へと移り変わる、何となく淋しい気分になる時間帯。ここ数年の酷暑は辟易するが、この時間になれば幾分は過ごしやすくなる。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前田野~越前大野 / 2024.7.28にほんブログ村...
田畑の脇に咲く、まだ小さな桜。何年もすれば大木となり、見事な桜となるのだろうか。二十数年前、一乗谷(西山光照寺跡)の桜は幼木といえるほど小さかった。それがいつしか桜の名所となった。しかし、線路脇の桜はてんぐ巣病となり、現在では葉をつけるのも樹木全体の半分にも満たない。近いうちに、木全体が病気で朽ちてしまうだろう。数年前の暖冬を境に、沿線の多くの桜がこの病気に罹ってしまった。暖冬が影響しているかどう...
整備されたゲレンデ。平日とはいえ、この状況はどうなのだろうか。スキーブームを知る世代としては、何ともやるせない気持ち。混雑しているゲレンデもイヤだが、ここまで誰もいないのもツマラナイ。Canon EOS 7D / EF 70-0200mm F2.8L USM / 九頭竜湖~越前下山 / 2024.1.11にほんブログ村...
旧美山町はその面積の約9割が山林であった。よってこの区間は山間という色合いが濃くなる。木々が少しずつ色づき、秋らしさが増す季節。この景色に戦国列車の色彩が似合うのか否か。金色が所々に施されているため、何とも微妙な感じではある。Canon EOS 6D / EF 300mm F4L IS USM / 小和清水~美山 / 2023.11.6にほんブログ村...
8月に入ると流石に夏至の頃に比べ、朝日が昇るのが遅くなったと感じる。かつては九頭竜湖まで運行されていた越前大野発の便も、現在は回送となってしまった。まだ明けきらぬなかを2両編成のキハ120が駆けてゆく。この時間の河川敷はひと気がなく、段差を落ちる水の音が響く。行って帰ってくるのは1時間後だろうか。その頃には真夏の空から燦々とした陽の光が降り注ぐ。Canon EOS 6D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前大野~越前田...
ゴールデンウィークを過ぎれば木々の緑もより深さを増す。そして、水鏡には絶好の季節。昨年夏の大雨により、線路の盛土が崩れた場所。復旧するまで17日間を要した。水田も元の状態となり、今年は無事収穫を終えたようである。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前薬師~越前大宮 / 2022.5.14にほんブログ村...
冬も終盤、雲の隙間から射す朝の光も次第に強くなってきた。薄っすらと雪が積もり、木々の様子が美しい。晴れてはいるが、はらはらと細かい雪が舞う。谷間の上流側から射す陽の光がその光景を一層引き立てていた。Canon EOS 7D / EF 70-0200mm F2.8L USM / 越前大宮~越前薬師 / 2023.2.14にほんブログ村...
木々が色づけば、もう秋も終盤。国道と平行して走るこの区間。色づきをより楽しめるのは、木々に近い鉄道ではないだろうか。計石を過ぎれば花山峠に差し掛かる。峠に向かって緩い上りが続くため、気動車が吐く煙が微かにみえる。国道のバイパス工事が進んでおり、線路の裏側まで工事が迫ってきた。バイパスができた後、もしかしたら美しい光景は撮れなくなる可能性がある。個人的には工事の進捗が気になる場所となっている。Canon ...
福井県で唯一の百名山「荒島岳」。勝原駅から旧勝原スキー場を経由する登山コースがある。そういった意味では景色だけではない繋がりがあるといえる。真名川は九頭竜川水系で、夏には鮎釣りも行われる。この鉄橋付近でも、釣り人をよく見かける。真名川の河川敷はグランドになっており、撮影場所はグランドゴルフ場横。流石に夏の昼間は暑く、近年は陽の高い時期にプレイする人はいなくなった。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS...
この場所で桜が愛でることができるようになり、もう何年たっただろうか。特にこの場所が名づけられている感じはないが、「上野の桜」といったところだろうか。上野踏切が近く、平日なら近所の荒島保育園の園児たちが散歩に訪れる。ちなみに「上野」と書いて「うわの」と読む。木々が生長するにつれ、撮影に訪れる人も増えてきた。撮影時に通過した車両は当時まだ走っていた恐竜ラッピング。ゆるキャラシリーズのラッピングは3両あ...
荒島岳の方角より朝日が昇る。目を凝らせば越前大野城も見渡せる。地元の方からは天空の城撮影と思われていたりもするようである。この界隈でこの方角は国道の建物などが少々目障りだったりする。まだ薄暗く、少し靄っているためあまり目立たずに済んだ。その日の状況で写真の印象が随分変わるものだと、しみじみと感じた一枚。ちなみに、天空の城を撮影するのであれば戌山登山をしなければならない。積雪がある時期でも、夜明け前...
そばの白い花が咲く。まだ汗ばむような陽気のなか、単行の車両が通り過ぎてゆく。少し走ると30キロ制限の区間となるため、さほどスピードも出ていない。のんびりとした時間が過ぎてゆく、という感じだろうか。輪作しているため、毎年秋に同じ場所にそばの花が咲くというワケではない。2年で稲、麦、蕎麦がまわるので、1年おきが基本。ただ、作付けする作物が変わることもある。毎年水田であった場所が里芋畑に変わり、春に水鏡が撮...
国道と線路との間。狭い土地ではあるが、この辺りはそういった場所に植木や畑がある。そこにあるムクゲの木。暑さで元気がなくなる夏に多くの花をつける。花の名前に疎い自分は今までにwebでいろいろと調べてきた。かつては「みんなの花図鑑」というサイトがあり画像から調べることができた。しかし昨年の8月末でサービスが終了。代わりの手段を調べてわかったのがGoogleの画像検索を使う方法である。検索バーで Google レンズアイ...
2000年秋から撮影を行っている越美北線。西山光照寺跡に咲く桜をはじめて目にしたのは2001年の頃だった。まだ木は小さく、絵になる光景というほどではなかった。木が生長して大きくなったためか、10年くらい経ったころから桜の撮影を目的に多くのカメラマンが訪れるようになった。ただここ数年は線路脇に咲く桜の病気の進行が進み、絵にするには難しい状況となっている。2019年に撮影したこの写真ではまだ多く花をつけているが、病...
12月中にまとまった積雪があるのは、少し前ならあまりなかったような気がする。ただ、近年は降ったり降らなかったりの差が大きいと感じる。地球温暖化の影響だろうか。積雪があまりに多いと運転取りやめになってしまう。この日はまとまった積雪はあったものの、無事に運行された。木々に着いた雪は、昼前になっても半端ないほどのモコモコ感。Canon EOS 7D / EF 70-0200mm F2.8L USM / 越前薬師 / 2022.12.18にほんブログ村...
ベッドタウン化が著しい越前東郷。この撮影を行ってから6年近く経つが、現在も近隣で住宅の分譲が行われている。ホーム上のほとんどが学生で、通学の足として利用されていることがわかる。秋も深まり、学生服の色も次第に濃さを増している。Canon EOS 6D / EF 300mm F4L USM(1.4×) / 越前東郷 / 2018.11.2にほんブログ村...
踏切の脇にある紫陽花。イイ絵が撮れそうな感じなのだが、なかなか難しい。線路のすぐ脇で撮影しようとしていた人がいた。グループで写真展もされているという年配の方なのだが。流石にそれは指摘せざるを得ない状況だった。まぁ、そのくらい微妙な位置にある。撮影可能な場所から何とか構図を整え、撮影を行った。使用したこのレンズは円形絞りではないので、絞り開放にしないとボケに角が立つ。なので車両があまりボケ過ぎると、...
紅白の花桃と菜の花が咲く。手前にボケている紫色はヒメオドリコソウというのだろうか。春になると線路端でよく見かける植物である。国道と平行して走り、道路越しにカメラを構えた。クルマが通れば被ってしまうのだが、バイパスができたためその心配は限りなく少ない。建物や高圧線の鉄塔が入らないようギリギリで構図を整えた。現在は鉄塔が増設されたため、どうしても切りたいと思うものが入ってしまう。車両は朱色がよかったの...
下りの車両がホームに停車し、上り車両の到着を待つ。前方が次第に明るくなり、上り車両がやってくる。車両のなかは暖気が漂い、眠気すら誘う快適さ。双方の車両は同時刻に美山を出発する。出発後は周囲に響くディーゼル音が消え、一気に静かになった。バイパスができたため、駅前の往来も少なくなった。夜になると、本当に静かな空間となる。Canon EOS 6D / EF 70-0200mm F2.8L USM / 美山 / 2019.1.3にほんブログ村...
桜がと花桃はほぼ入れ替わりで花開く。この季節の主役は花桃で、普段は人けのないこの場所に多くの人々を引き寄せる。とはいえ、駅裏は庭園風に整備され、多くの花々が咲いている。撮影時にやってきたのは浅葱色のラッピング車両。色彩のマッチングとしては適任だったかと思う。昨年10月に浅葱色ラッピングは復活したが、近年の勝原は訪問者が多すぎて足が向かない。車両が通過すれば一斉に群がるため、同様の絵を撮影することはも...
午後に順光となり、晴れていれば青空との組み合わせが魅力的な場所。ただし、雪が多いとこの場所にたどり着くのが難しい。この年は幸い雪が少なく、比較的容易に撮影場所にたどり着くことができた。そういった事情のため、山々に積もる雪も少ないというのが残念なところ。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前田野~越前大野 / 2019.1.12にほんブログ村...
花山峠に向かう早朝の下り車両。濃い霧に覆われるのは、この土地の日常でもある。峠を越えたら晴れている、というのもよくあること。所々に木々が色づいているが、霧のせいでぼんやりとしている。晩秋ともなればさすがに早朝の光線はあまり届かない。それなりの感度で撮影するには、流すしかない状況。数世代前の機材なので、高感度の画質は最新機種と比すべくもない。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 牛ケ原~計石 / 201...
日差しは雲に遮られ、湿った重たい空気が漂う。梅雨時の潤いで、次第に木々の緑も濃くなってきた。斜面の影になるため、晴れていれば午後の遅い時間までは撮影が難しい場所。フラットな光線で、早朝より撮影ができた。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前大宮~越前薬師 / 2021.6.29にほんブログ村...
現在は廃止されたが、かつて5時過ぎに越前大野発の上りが始発として運行されていた。水が温み田植えの前になると、周囲も明るくなってくる。微かに色づいた朝焼けが水面に写り込む。畦の芝桜も花開き、春めく季節を感じさせる。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 北大野~牛ケ原 / 2018.5.1にほんブログ村...
薄っすらと積もった雪。一乗谷を出発した車両は踏切に差し掛かる。車窓からの灯りとテールランプの帯が横切ってゆく。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 一乗谷~越前東郷 / 2021.2.9にほんブログ村...
線路脇を走る水路。その両脇にススキが繁り、秋になれば穂をなびかせる。陽が低くなり、15時台ではあるが少々色づいた光が当たる。牛ケ原駅の前後に植えられた桜の木も紅葉し、秋景色も最盛期といったところだろうか。Canon EOS 7D / EF 300mm F4L USM(1.4×) / 牛ケ原~北大野 / 2019.11.13にほんブログ村...
太陽はすでに沈み、空の淵が朱く染まる。ライトアップされた越前大野城が、亀山の上に浮かび上がる。シルエットとなった車両は、室内灯の灯りを車外に漏らしながら進んで行く。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前田野~越前大野 / 2019.8.26にほんブログ村...
山の向こうに太陽が差し掛かった頃、車両が通過。薄っすらと霞んでいたため、イイ具合に光線をカットしてくれた。空は薄っすらと藍色となり、太陽が沈めば宵闇に包まれる。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前大野~越前田野 / 2018.4.3にほんブログ村...
雪はいろんなものを隠してくれる。普段は絵にならない光景も、雪が変えてくれた。午後になると美しい景色は消えてしまうものだが、この輝きは美しい。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 牛ケ原 / 2022.1.15にほんブログ村...
新たなラッピング車両「ディノスター号」の運行が10月20日より始まった。今夏に星空保護区に認定された大野市の星空、アンモナイトやティラノサウルスが描かれている。土手に茂るのはセイタカアワダチソウだろうか。生態系被害防止外来種に指定されている厄介モノだが、現在では広く分布するようになった。もはやこの黄色は秋の風景の一部となっているというのが現実だろう。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 小和清水~市...
まだまだ高い位置から降り注ぐ光だが、少々傾いてきた時刻。稲の葉の裏側にあたる光は、濃緑を黄緑がかった淡い色に変えてくれる。リバーサルフィルムをライトボックスでみる美しさと同じだろう。現在では、フィルム時代を知らない写真愛好家もかなり多くなってきた。フィルムの価格が相当高くなり、ちっと試すのも躊躇われてしまうという現実。それだけ自分が古い人間になったということか。透過光の美しさを知る自分としては、知...
長いトンネル区間を過ぎれば終点・九頭竜湖まで直線区間。400メートルほど走れば、駅に到着する。勝原から九頭竜湖まではほぼトンネル区間。新緑や紅葉を車窓から愛でるというワケにはいかない。車窓からの紅葉狩りは、勝原手前の九頭竜峡がメインスポットとなるだろう。10月28日より中部縦貫自動車道が九頭竜湖まで延伸された。ただ、これも同様にほぼほぼトンネル区間となる。景色を楽しみながら移動するには、国道をクルマで走...
水で融雪するというのは、道路をはじめ北陸の至る所で見られる光景である。東北など寒い地域では凍結するので、融雪に水が使われることはない。同じ北陸でも平野部に住む自分にとって、大野は寒いイメージがあるのだが。水で融雪しているということは、凍結することがほぼないということなのだろう。あまり積雪が多くなると除雪された雪の山が視界を遮るので、この時期ならではの光景である。Canon EOS 7D / EF 300mm F4L USM(×2...
秋になると暮色を背に下り車両が駆けてゆく。夕刻はこの付近で撮影できないかと、ウロウロすることが多い。陽の高さや雲のかかり具合によって、色づく場所が変わってくる。車両が通過する頃にどんな景色になるのか。それはある程度想像するしかない。撮影後、あっちで撮ればよかったと思うこともしばしば。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 越前大野~越前田野 / 2019.9.14にほんブログ村...
今はなき早朝の福井発下り。ほぼ正面から陽の光が当たる貴重な撮影ポイントだった。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 越前薬師~越前大宮 / 2019.8.4にほんブログ村...
大野市内の田畑の畔には、芝桜が植えられている。花山峠の手前、福井市内ではみられない光景だ。所々といった感じだが、こうやって遠方からみるとそれなりの規模になる。撮影したのはまだ中部自動車道が建設される前。現在では高架の自動車道が、この風景のなかをど~んと横切っている。10月28日には九頭竜湖まで開通区間が延長される。紅葉の見ごろを計った、なんとも絶妙なタイミング。Canon EOS 7D / EF 300mm F4L USM / 越前田...
奥越らしい朝霧を周囲が覆う。朝日が霧に色づきを与え、幻想的な景色となった。この年は雪が少なく、どうにかこの場所で撮影することができた。戌山に登った人も多かっただろう。天空城となった越前大野城をを拝むことができたのだろうか。Canon EOS 6D / EF 70-200mm F2.8L USM / 牛ケ原~計石 / 2019.2.3にほんブログ村...
朝から賑わっていたので、何事かと思えば。国道の路肩に何時間も前から置き脚立があったり。設置している様子を゙目撃したが、クルマは路駐。今回も胸糞悪い光景を目にしてしまった。それはともかく、折角なので記念撮影。そば畑と合わせることができればよかったのだが、今回は叶わず。秋らしい光景を撮ることができず、残念。Canon EOS 7D / EF 70-200mm F2.8L USM / 市波~越前高田 / 2023.9.26にほんブログ村...
見ごろになるにあは、もう少し必要な時期だろうか。農作業もこの頃はひと段落といった時期なのか、軽トラの走行も疎ら。通りからは少し離れているため、静かな時間が流れてゆく。この界隈であまり他の撮影者と出会うことはないが、個人的に好きな場所。Canon EOS 7D / EF 24-105mm F4L IS USM / 下唯野~越前富田 / 2019.9.8にほんブログ村...