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BLOGTIMES
2009/11/23

著作権はいつから70年が世界標準になったのか

  licence  copyright 
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ベルヌ条約では50年以上となっていて、それで国内では50年なんですが、世界標準だから70年にしようというのはちょっと乱暴すぎだと思うんですけどね。文化の保護という建前ですが、結局は利権の保護ということでしょう。そういえば、近所のNTTのビルが増床されて中身はデータセンターになるみたいなんですが、その反対ののぼりに「子供たちを電磁波から守れ」って書いてあるのと見たときと同じような感覚を覚えます。何でデカいビルが建つのは嫌ですと言わないのか、なんていうかこういうやり方はホント気にいらないです。

著作権は音楽家だけのものではないと考えます。僕の論文だったり、ソフトウェアも立派な著作物ですが、死後50年の現行制度でも十分文化に貢献できて、不都合はないわけです。伸ばしたところで日本の国際競争力が向上するわけでもなさそうですし。

「著作権保護期間70年への延長実現に最大限努力」鳩山首相が明言 -INTERNET Watch

鳩山 由紀夫首相は18日に開かれた「JASRAC創立70周年記念祝賀会」において、著作権の保護期間を現在の「著作者の死後50年」から、欧米などと同等の「著作者の死後70年」に延長するために最大限努力するとの考えを示した。

これに対して、MIAUは反対のコメント。これについてはいつもどおりという感じ。

MIAUが著作権保護期間延長に反対、鳩山首相の発言受けて -INTERNET Watch

その上で、「メリットは無いのに、デメリットは確実にある」というのが、国内外を問わずに多くの専門家の意見が一致するところだとしている。さらに、この点については、文化審議会著作権分科会の「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」でも確認され、2年間に及ぶ慎重な審議の結果、保護期間の延長が見送られることになったと説明。

正直、政府はこんな事をやっていないで経済政策をきちんとして欲しいところです。


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