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ICMP の TTL は OS によって違う?
networkingちょっとサーバの構築をしていて、ネットワーク機器にping
を打っていたら機器やサーバによって TTL の値が違うことに気づきました。
† TTL とは
IP パケットの TTL (Time to Live) はパケットがネットワーク上でルータ等を介して転送しても良い回数を表しています。ルータ等を通る度に TTL は 1 ずつ減少し、0 になるとパケットは破棄され、送信元にはエラー(ICMP time to live exceeded in transit)が返される仕組みになっているので、パケットが無限にネットワークを流れ続けることがないようになっています。
† 値によって N/W機器、Windows, Linux が区別できるみたい
この TTL の値は 255 までの整数を取ることになっていますが、どうやら OS 等によってデフォルト値が違うようです。
ネットで検索してみると、TTL で OS を知るみたいな一種のインテリジェンスとして使われているみたいですね。ちなみにLinux 等の場合は 64、Windows は 128、ネットワーク機器は 255 と考えれば良いようです。実際に僕が試してみた画像でも、Linux が組み込まれたルーターは 64, Windows は 128, Yamaha のルータは 255 を返しています。
Identify Operating System Using TTL Value And Ping - OSTechNix
The default initial TTL value for Linux/Unix is 64, and TTL value for Windows is 128.
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