そよさんのレビュー一覧
レビュアー
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切り口が面白い
王道なら、由梨と雪弥さんの話になって、梓と高宮さんはサイドストーリーになるはずなのに、まさかのサイドストーリーメイン!しかも同時進行(笑)
高宮さん、宇宙人並の能力が…
独白にきっちり返事するとか、笑顔で強引なところとか、最後まで慇懃な言葉遣いなのも、とても新鮮
ギリギリ、アウトローな方ではないということですが…
ちょっと続き読んできますねっ☆ -
ネタバレ 購入済み
うん。
ジレジレ両片思いのすれ違いカッルのストーリー…ではあったものの、パンチの効いた内容でした。
これは、ヤンデレ侯爵とリケジョのやり直し恋愛だな、と…
Rシーンの多いこと。バリエーションもいろいろで楽しめました。
なんで、敵方も薬を欲してたのか、あまり良くわかりませんでしたが、まあ、拗れたカップルの起爆剤になれたのなら、本望でしょう
絵が好きではなかったので、ちょっと残念。ストーリーの合間に挿絵入ってくるんですが、一瞬ストーリー展開にのめり込んでいたのが、冷めてしまう。
個人の感想なので、この絵師さんの絵が好きな方には申し訳ないです、 -
購入済み
大正という時代の息苦しさ
まずは小夜子さんが、かっこよかった。どんな逆境に立たされても、その時にできる自分の最善の選択ができる。それも、他者を思いやれるところが… 自分だってそれどころじゃないのに…ここに、彼女の人間性の真価が表れているといっても過言じゃない。
調教も、挿入なき官能… ここまで寸止めにされても、興が削がれない調教シーンて、私は初めてだつた。
これは、どこまで挿れずにいけるかも見も…ゲフンゲフン
あとがきには、朝ドラ『おちょやん』のタイトルが…(特に本作とはあまり関係がありません)最初の方はおちょやんの序盤みたいだなー、とはちょっと思ったけど…
それよりも、後半、九州の炭鉱王に嫁ぐって『花子とアン』で -
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生殺与奪を委ねるな
ヒロインはすごく頑丈な呪縛にがんじがらめにされています。
たぶん、このヒロインのことを、ウジウジ堂々巡りで、鬱陶しいって思う人も少なからずいるでしょう。
でも、自分の意見もろくに聞いてもらえなず、ずっと親の考える「幸せ」という箱に閉じ込められると、だんだん心が折れるんです。もとに戻らないんです。
生まれた時から自分を知っている親が、自分を「こう」と決めてしまったら、子どもはそうとしか思えなくなってくるんです。
だから、オミくんは、すごい我慢強い人だと思う。20年以上親の鎖に絡められたヒロインを、彼女の意思で自分に来るまで、待つなんて…
これぞスパダリ!エロも遠慮ないのに、ヒロインに配慮してい -
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こっちの話の方が好き
『愛妻観察日記』では、割とドライな感じのお姉さんだった沙也香さんですが、まさかのダメンズ製造機だったとは…
でも、たぶん、沙也香さんがダメンズを引き寄せてたんでしょうね。
面倒見が良くて、気風が良くて、美人で…
ある時、出会ったのが、佑さん。優しいだけじゃなく、相手を自立させるために時に厳しいこともきっぱりと言える人。なかなかいない人種。特に「お察し文化」の日本では。
誤解を与えないように、さらっとはっきりものを言うところは、イタイところを突かれた人には、煩わしいかもしれないけれど、こういう人が、結局、実は優しくて信頼できるんですよね〜
ちょっとサディスティックな、足フェチというよりお尻フェチ -
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まさかの第三弾
『今夜、君は僕のものになる』『君は俺の妻になるのだから』に引き続いての第三弾が読めるなんて…
相変わらず、カニンガムの面々は、惚れたら猪突猛進!てところが佳きですね。
エルダーのアプローチをみていたら、SMAPの『Dear Woman』がぴったりくる…!たしか、この曲、アジアンビューティーをコンセプトにしたシャンプーのCM曲だったはず
〈君がどんなに否定しても本当だから揺るがない 君がとても美しいという真実〜〉
今回、もしかしたら、作者様のテーマ曲になってたのかしら?あとがきあったらなー!読みたかったなー(笑)
さてさて。肝心要のヒロイン、李帆さんはとても共感できる現代社会人でした。
親との関 -
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すっごい良かった
はー…純愛だ
紆余曲折あって、艱難辛苦を乗り越えて、森羅万象なぎ倒して、お互いのベクトルは、中学生のあの時のまま
何度連絡先を消されても、会おうと思えば会える
その人のために、努力を惜しまず、自分と相手を大切にする素敵なふたりの物語でした
ふたりを繋ぐものが、なかなか、いろんな妄想を膨らませてくれるのも良かった
ロダンの『考える人』、高村光太郎の『手』、上野動物園のパンダ
高村光太郎は、『千恵子抄』で有名な作家さんだと思ってたけど、芸術面でも有名なんですね。敢えて『手』を出してくる妙というか…
ロダンの『考える人』、地獄の扉の上から何かを考えていたんですね
西洋の思想に輪廻は存在しないから、 -
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私には刺さらなかった
…というだけの話なので
現実主義なヒロイン、いいと思います。しっかりとした金銭感覚、責任感
ただ、これは、本当に好みの問題なんですが、口調が砕けすぎてるのが…
異世界に飛ばされて、いきなり聖女になれって言われた、ただのOLさんですから、そりゃ、言葉遣いだって多少粗いのも設定上理解できる。
できるけれども、できれば、も少し丁寧口調の方が好きだな。
最初は、面白かったんだけど、役職名なのか(ナシラ、メレフ)世界の名前なのか、12の世界ってなんなのさ。なんで、そうなった…舞台設定が壮大すぎて、もう、話が長いもんで、だんだんよくわからなくなってきてしまった…
オツロを倒したかったのね。目的は分かった。 -
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めでたしめでたし
性癖は、まあ、人それぞれですから、当人同士が納得しあってする分には良いんじゃないんですかね?
どんなハードなプレイになるかと思いきや、割とソフトプレイですし。
人格破綻した父とそれに耐えきれず逃げ出した母の間で苦しんだでしょうが、どんな仕打ちにも耐え、それでも優しさを失わないグレースとはきっと最期まで幸せになると思います。 -
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ハラハラした
アニが…!本当に子どもの頃のまま大きくなって…!さすがは妻一筋のロルフィー(お父様)をまずメロメロにさせて、「お父様」と呼んでほしいと思わせた娘です。
おとなになって、魅力的で、人のために怒れる子です。
勘ではヤバいと思っていても、人を疑いたくない気持ちが勝って、墓穴掘る掘る落ちる落ちる…もう、この子は元気溌剌だけども、ちょっと止まりなさい!!って何度思ったか!
あと、カストルと本当に仲が良くて良かった。大人の都合に振り回された赤ん坊が、お互いがお互いを大事にしてるってステキです。
カストルは、まあ、お父様の子だね〜的なところがあるけれど。お父様よりツメが甘いのがまた可愛いんだけど。(あなたの -
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純愛
『何にするかを知っていて、勇気がある』何度も窮地に追いやられた内弁慶なヒロインは、ヒーローに言われた言葉で、己を鼓舞して立ち向かいます。
夫のため、子どものため、国のため、王妃としての決断と行動をしていくヒロインはとてもカッコイイ!
小さな恋の物語から、大罪人として引き裂かれたエピソードまでは、辛くて読んでる方も苦しかった…
でも、どんな時も、お互いを愛し合っているとわかっていたから、安心して読めました。
人は本当に怖いですね。自分の正義に反した人間には、どんな石を投げてもいいと思う。そして、状況によって手のひらをあっさり返すんです。
ヒーローもヒロインもよく頑張ったと思います。 -
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おもしろかつた
どんな悲劇的なお話になるのかな、と思ったら、とんだコメディでした!
とんだコメディって日本語何?
イェルマがものすごく素直で、天然炸裂してましたね…
まさか、未来でネタバレ見てきて、元の世界で修正する話なんて思わないじゃないですか!
でも、いくらネタバレ見たって、素直に反省し周りに迷惑をかけたと認められる人物だったから、元の世界でやり直しができたのかもしれない…
最初こそ空回りしていたけれど、それすらも、どういう行いが誰の目にどう映るのかを気づかせるもののように感じました。
それにしても…エジェンとの初夜性交がなかなか成らないからって、膝から崩れ落ちて嘆かなくてもいいのに。大爆笑じゃないです -
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上に立つ者の義務
権力があるということは、義務を果たさなければならない。
義務を果たしてくれる領主だから、領民は付いてきてくれる。
ヒーローは、嫌と言うほど思い知らされて生きてきたのだろう。
ヒロインは、辺境の地で暮らしていたので、これから母のした行いの影響を知り、報いていかなければならない。
親と子は別とは、現代の感覚で、やはり親の行いは子の人生に影響するし、子の行いは、親が責任を持たなければならない。
因果は巡る。
幼い頃、私が母によく言われたことのひとつに、「あなたがしたことは、良いことも悪いことも、あなたに返ってこなくても、あなたの身内に返ってくるかもしれない。だから、自分の行動には気をつけなさい」とい -
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脳筋
面白かった。初めて読んだ作家さんだったので、ドキドキしましたが、一気読みでした☆
ヒロインは、覚醒してから、ヒーローを爽やか王子にしたかったし、なったと思ってるんだろうけれど、その方法が、走り込みに筋トレって…
ヒーローを爽やか脳筋と評していたけど、いや、ヒロインのほうが脳筋では…(震え)と思ってしまいました。
ヒーローが戦場から戻ってきたあとから、王太子になるまでのエピソードが、なんだか間延び感が…。そこは、ちょっとしんどかった。
出会ってから最後まで、一貫してヤンデレだったヒーローはいっそ清々しかったです。
最後のマラソン大会…王太子妃の名を冠したイベント作ったのに、ヒロインには一切出さ -
ネタバレ 購入済み
まんまと引っかかった(笑)
一人称の小説は、その人の視点からしか語られないので、この、ひっじょーに複雑なお話は、だいぶストレスが溜まりました。特にヒーローが何考えてるのかわからない😂
それがまんまと作者様の思惑だったなんて…お見事!でした。あとがきを読んでやっと腑に落ちました。
きっとすべてのエピソードが回収されないと気がすまない!という方には消化不良に陥るかもしれません。
だって、主にはヒロイン視点ですが、後半から差し込まれる、登場人物それぞれの視点によって、「ヒロインはこう思っていたけれど、実はこの人はこの時こういう想いだった」というのが判明するのですが、十人十色、登場人物の数だけ事情があるので、「なぜここに行き着い -
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本音のホンネ
聖女の生まれ変わりヒロイン、初っ端から、かつての経験が美談にされていることや、突然聖女にされて役目を背負わされた身上を、歯に衣着せぬモノローグで軽快に黒歴史としてましたね〜
最上級種の竜も引きこもり高齢蜥蜴扱い。
女神は、ヒーローん家の侍女頭ときた。
人間にしたら後期高齢者かもしれないヒーローですが、彼の寿命に対して現在の年齢を鑑みるに、まあ、思春期拗らせた青年くらいの感覚で良いのでは…
それを日本社会問題の引きこもりに当て嵌めるあたり、ヒーローへの遠慮のなさが痛快でした。
クレインさんにしては、ヒロインとヒーローのラブ描写がおとなしかった気がしましたが、ラブに専念する前に処理しなきゃならない -
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壮絶なヤンデレ
相手を赦すことは、たとえどんなに罪を犯そうと、自分の尊厳を奪おうと、全てを受け止めるということ。
ヒロインは、どれだけ鋼の精神を持っているのか…1ヶ月やそこらでたどり着ける境地ではないから、物心ついたときから身についた処世術の為せる業なのでしょうね。
隣国にあって、宗教観がヨーロッパとアジアほど違うというのも珍しい。
過去植民地とかだったのかしら…
それにしても、逆仮面夫婦っていうのがあるんですね。しかも史実にある…!
知らない土地へ嫁いできた姫にとっては、非常に胆力がいることですが、この前向きで純粋なヒロインの前では、事情さえわかればお安い御用のようで。でも、わかるまでがつらかったね。ヒーロ -
購入済み
これは…
ヒロインは、とても好感が持てました。前向きで努力家。教養もばっちりで、分別もある…んだけど、前世引きずり過ぎじゃない?いつまで推し推し言ってるのさ。あなた、もうこの世界の一部なんだから、拝んでないで、人と人の対話をしなさいよってなんど思ったことか…
あと、ヒーローな。王太子の自覚あるか?初対面の令嬢とことに及ぶのは良いとして、最後までやっちゃったらまずいでしょ。
これでヒロインが懐妊しちゃった上に、王太子妃ひいては王妃の器じゃなかったら、どうするつもりだったのか…あるいは、ヒロインの親戚が小物界の野心家だったりしたらどうするつもりだったのか
パケ買い、半分後悔…でも最後まで読めた…ので、☆2. -
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シンプルisベスト
感情も言葉も人間関係も全て。ただ単純に、簡潔にしてしまえば、こんなにも自由なのに…
これは、タイムリープしてるんでしょうね
ヒーローの強い意思で
ヒロインの人生の岐路にまで戻って
そして、力業(物理)でヒロインを手に入れる
まさに、執愛の物語だと思いましたとさ
アンブロワーズよ。何度遡っても、己かわいさゆえの執着心では、人の心は手に入らないんだゾ☆ -
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正解☆
パケ買いでしたが、大正解☆悪役令嬢の巻き戻りストーリー
でも、彼女が悪役令嬢になってしまったのは、プライドうんぬんよりも、彼女の魅力を引き出せなかった結果ダナー。どこのストーリーも、王太子はアホで何より。
悪役令嬢話は、乙女ゲーム系の話によりがちなので、あまり好きではないけれど、何か雰囲気が違うな、と読んでみたら、もう!溺愛ものじゃないですか!
しかも、ヒロインが天然たらしだ(笑)
無条件にたらしなのではなくて、賢さ、美しさ、人を思い遣る気持ちに打算的なものが全くないから傍にいると、とても心地よいのだと思う。
しかも、本能でなのか、彼女の倫理観からなのか、逆行して未来を知っていることを、誰にも -
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無垢!
ヒロインちゃんが素直で純粋で無垢で可愛い!!バーナードさんは、このヒロインちゃんに都市伝説を植え付けないでください。
あらすじを読んで、私も「純潔を貫くと大魔法使いになる」を信じてしまった()
アーロンは、、、縄を用意してください。緊縛はSの必須ではないのですか?(偏見)でも縛られるヒロインちゃん見てみたいですな -
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お姫様の冒険譚
2国の王位を持つって可能なんですね…か弱い姫なら重責に負けて、言われるまま、流されるまま結婚しちゃったとしてもしょうがない。けれど、反旗を翻す。逃亡するという選択肢をちゃんと持っていて、行使する。かっこいいお姫様の冒険譚でした。
あの、エンツォ…キャラ立ち過ぎて面白かった。二十代半ばから後半って書いてあったけど、どうしても、十代後半から二十代前半の青年に見えてしまうぅ
あと、ユーモア溢れるストーリー描写。敵も本気出す逃亡5日目、江戸っ子がでてきた!(笑) 遊び人風エンツォ「〜でやんす」検問の内容教えてくれる人も野次馬江戸っ子風
イノケンティウス七世も、大活躍で!『ロミオの青い空』がよぎりまし -
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復讐と禁断の恋というには…
ちょっと、中身がペラかったな。いや、着眼点は良かった!
このレーベルなら、まあ、及第点かなぁ
とか何様目線で、レビュー書いてますが…
いやぁ、なにより、マリアが男前だった件(主人公どこいった…)
なかなか、貴族同士の駆け引きには、ドキドキさせられました。
父親の冤罪死刑に対する、ヒロインの復讐の狼煙から物語が始まってましたね(いや、タイトルからそうだよ)
でも、冤罪とはいえ、わずか2年でお家再興、貴族の粛清、王の断罪までしてしまうって、このレーベルだと、まあ、それくらいか…なんですが、せめて10年は復讐に費やしてほしかったなぁ
あんまり、ヒロインのお父様の冤罪の扱いが、軽くなる
もっと泥水啜っ -
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リズにはくしゅ☆
こんなかっこいいヒロイン、初めて!一本気で純粋でブレない。こんなヒロイン、ヒーローでなくても惚れてまうやろ!
どんなに立場が悪くなろうと、揺れる気持ちをぎゅっと戒めて、ヒーローを信じ切ったヒロインに大拍手です💮 -
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神話の続きかもしれないね
神話と人間世界をブレンドしたお話。それも、作者様独自の神話なのかしら…でも、とても佳きでした。
神格に引き上げられた人間、その咎で冥界に堕とされた神。その二柱がどうなったかは、神話にはないという。それは、その続きがまだどうにもなってないとしたら…
神格を持ったかつての人間は、人間に戻され、人間を無理やり神格に引き上げた神は、その罰に苦しめられて、光のない場所に蹲っていた神を、光の世界へ連れ戻す…
二柱の間にはきっと愛があったんだと思う。
今回のお話で、神話が完結されたのだとしたら、人間の身には重すぎる宿命だわ
でも、ちゃんと乗り越えられた。
ヒーローとヒロインは、強い精神力と互いを思い遣る気持 -
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惜しい
ステキなお話でした。コミュ障の2人が両想いなのに告げられなくて、相手の気持ちを思い遣るばかりに、自分の価値観とかで身動き取れない様になるジレジレは、たまらん!
未来の旦那様と出会ってヒロインの旦那様をみる目が変わった。そして、今度は過去へ…
過去に干渉はできないけれど、俯瞰で二人の関係を見ることができた。
ここまでは、すごくよかった。
あとはなー…過去でいろいろ見すぎ。ヒロインが知らないヒーローの行動とか、事件の真相とか、カンニングしすぎ。
そこは、現代に戻って、過去のすれ違いをヒロインの力で正してほしかったなぁ
あと、詐欺師集団のボスが落ちた庭の落とし穴がでかすぎるイラストに、侯爵家のボクは -
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ねっちょり変態だ
作者さんのキャラ設定に偽りなし!!
こんな、危険人物、周りにうろつかせたらダメでしょーーーー!と思ったけど、まあ、ヒロインに直接的な害はないし、完璧に隠してるなら、まあ……
結婚まで待てなかったかー…待てないよね〜ヒロイン大好きだものね〜
密かにレナルドお兄様がお気に入りです。もう少しガードきつくてもよかったかなって思いました。
お兄様のお話があればスピンオフでぜひ!ないかな…セドリックよりもシスコン強めの普通の人って感じだしな -
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苛烈
背中合わせで手をつないでいるような二人だと思った。離れられないのに、見ている景色が、方向がまるで違う。
それは育ってきた環境によるものが大きいんだけど…
5歳で異国に嫁がされて、12歳で一方的に離婚されて、帰った家には知らない家族がいて、下働きさせられて、日常的に虐待を受けて、それで、やっぱり愛してるから結婚しようって連れ去られても、ねぇ…
ただヒーローの愛は濃厚で苛烈で執着の塊なので、ヒロインが奪われた自尊心も何のそのって感じで押せ押せラブという感じ
ごちそうさまでした -
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まもりたい、その笑顔
推しは辛い日々を乗り越えさせてくれる活力剤。
転生モノでも、2次元へ転生するお話は、あまり好きではなかったんですが、このお話は、秀逸です。
前世の人格から始まって、現世へ目覚め、アルシオーネの中に早都子の人格や記憶が、切り離されたところにある感じから、徐々に、アルシオーネに溶け込んで、早都子の記憶がアルシオーネの一部となる…面白いですね。最後は完全にアルシオーネが主体になっていました。
こんな滑らかに立場が入れ替わっても違和感なくお話が進むのは、早都子が全てを賭けて推したランベールを、アルシオーネもまた、愛していたからなんでしょうね。
現代の女性の感覚とは違う貴族女性は、気持ちを口に出したり行 -
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なんてひどい話だ
没落令嬢と騎士団長のジレジレ両片思い…のはずが、まさかの予言のおかげで急展開!
ジレジレする間があったら子作りしなさい、と命じられた2人。
いや、この2人だから、子どもがそうなるわけで、こんな無理やりせっつくもんでもなかろうに。
案の定、ヒロインもヒーローもそれぞれに複雑な想いを抱えて物語が進んでいきます。
身分差、性差、大義の前では個人的な事情なんて…といった問題が見え隠れしています(いや、隠れてはないか)
それでも、ヒーローが、すごくまともな人でよかった。飄々としているけれど、愛情深くて、「予言」を言い訳にこれ幸いとヒロインに無理強いすることなく、しっかりと、ひとりの男として、ヒロインのこ -
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まちがいない!
大好きな絵師さんであるCielさんの絵にぴったりなお話。
エルフの末裔と言われている国の王太子にふさわしい絵柄で、ヒロインも可憐ででも芯が通った聡明で慈愛に満ちた姿で眼福でした~
お話の方も、本当に面白くて、長編小説なのに、全然長さを感じませんでした。
そして長編だからこそ、年下の夫と心を寄り添わせていく過程が丁寧で、長い年月をかけて夫婦になっていくさまに無理がない。年下ヒーローは割と押せ押せが多いように思っていたのですが、自己研鑽を重ねてヒロインに相応しくなろうと努力するリシャールに好感が持てました。
また、ヒロインも、つらい境遇に負けず孤軍奮闘し、徐々に人心を掴んでいくさまは、とても健気で -
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両片思いの極み?
最初に牽制なんかするからさー、素直になれなくて…
短いお話だから、余計な設定は全部切り捨てて、護衛騎士と皇宮侍女のワケアリ事情で話を展開しないと、設定だけか上滑りして、キャラが薄くなっちゃう💦
筋はいいんだけど、すごくあれやこれやのエピソードが浅くなっちゃって、全体的にヒーローの株が下がる下がる。自分勝手すぎる。カラダの関係が伴うなら、純情なヒロインじゃなくて、後腐れない娼婦雇いなさいよ。
たぶん、設定上、娼婦に痣付けるのは無理だからこその、このヒロインなんだろうけど、読者にとって、何の旨味もないジレジレ両片思いの淡白な話になってしまって、物足りなく感じてしまいました。 -
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まさかのシリーズ3段
また『ヤンデレ〜』の世界が読めたことに感激です!
全く酷い世界があったもんだ。人間なんて、利己的なもので。
どんな時代でもどんな世界でもそれは変わらない。
自分に都合が良ければ正義で、都合が悪くなれば悪になる。それに振り回される方の悲劇は計り知れない。
それでも、『愛は世界を救う』んだと。いうて、何の力もない数と知性だけしか持ち合わせない人間は、ただひとりの選定者のただひとりに注ぐ愛情のおこぼれで生きていられるのだ。
アリスにはちゃんとララという存在がいて、世界の均衡は、かろうじて人間側に傾いているけれど、ララやコーディの存在は奇跡なのだと。彼女らの献身が、自己犠牲を是とする存在が、どれだけ選 -
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いい夫婦
思慮深く、他者を思い遣る優しい王女と、英雄騎士とまで言われた武勇の雄であるにも関わらず、礼儀正しく穏やかで、飄々としている公爵子息(子爵叙爵)のお話。
微笑ましい限り。
このレーベルらしくえっちも濃厚ですし。
ヒロインは真面目すぎて思い詰めるところがあるけれど、ヒーローがあっけらかんとしていて、とてもバランスのとれた2人でした。お似合いです。
姉は…思い込みの激しい人デスネ。ちょっと引いてしまうほどに…
あと、ずっと気になっていたのが、大貴族の次男坊だけど、爵位は持っていなくて、実力で子爵を叙爵した実力者のヒーロー。
ヒロインは三女とはいえ、王女なのに、あっさり子爵夫人に納められてしまうのが、 -
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好き
いわゆる「悪役」令嬢だった彼女のその後の話。『皇弟〜』のスピンオフ。
でも、こっちのヒロインは、とても人間味のあるヒロインです。
聖女ではない。黒歴史を持っている。でも、悔いて懺悔しようと頑張っている、とても親近感の持てる淑女です。
そして、衣装から時代は大体16世紀のヨーロッパと仮定して、女性の地位がないに等しかった時代に、モノのように扱われてきた令嬢の心情が赤裸々に描かれています。
エリザベス1世の御代か(話に全く関係ないです)
やはり淑女に求められるのは、純潔性であり、それが一般常識。
それも、皇帝から下賜されたというなら、ヒロインもここまで悩まなかったはず。清貧を旨として、信仰深く、己 -
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ファンタスティック!
意図的な生まれ変わり…ヒロインにすれば…の話ですが。
魅力的なキャラクターばかりで、大好きになりました。
まずヒロイン。お転婆で猪突猛進なところはあるけれど、素直で、注意を聞き入れる大らかさを持ち合わせています。他者を優先して考えられる王族は、国民からさぞ慕われていたでしょうね。
豪快なお兄様と揃って、公務の際は、賑やかに歓迎されてそう…
ヒーローは一途ですねー。がんこで融通がきかないところがまた…
でも、ヒロインとだけ話すときの、ともすれば片言みたいな口調、すごくツボです。
クールビューティーと見せかけて熱い漢ってたまらないデスネ
『ヴォルフ公の結婚』からこちらにきたんですが、いやぁ、そうか -
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かわいい
甘いかわいい好きーーーーー!!!
なに、このかわいいカップル。溺愛の仕方が、あくまでもヒロインに無理ないように、っていうヒーローの配慮も、控えめなのに積極的なヒロインもかわいい!そして新鮮……積極的なのに下品にならない不思議…
もう、一気読みでした。
一角獣が、死の匂いを好む生態がもう少し解明されたら、「死の淵を彷徨ったんだな」という認識以外にも、いる意味が深まったかな、と期待したのですが、まあ動物の生態なんて、異種の人間には未知数で、神秘的で、わからないことが多いほうがいいこともある。
ジェイド兄さんの恋愛話も気になるので、もしシリーズで出される時にはぜひ!
その時には、幼獣から育てている一 -
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背中合わせの両片思い
お互いに、なかなか内側を見せようとしないから、見れないしわからなくて、お互い噛み合わないまま進んでいく前半は、歯がゆかったです。
でも、ヒーローのモノローグとでもいいましょうか、初夜から追い出されたあとのヒーロー最高に面白かった!
先に5男と4男の話を読んでいたので、彼らとの性格の違いに「おにーちゃーーーーんwww」と心の中で叫んでしまいました。
やー、これは、早く長男さんと3男の話も読みたいですね〜
九条さんちは、みんな美形で優秀なのに、「優秀な自分」に重圧を感じてないような、いい意味でそれぞれ我が道を行くタイプの兄弟で、ほのぼのしてていいですね。
さて、ヒロインは、「母親の呪い」に随分と苦 -
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くじょう…?
次男さんのお話はまだ読んでないのですが、『義弟〜』は読んでいて、九条…。兄弟??というのでテンション上がりました。
兄弟、それぞれクセ強なのに仲がいいのが佳きデスネ。
それにしても、ヒロインを取り巻く環境には、本当に『解決策なんてあるの』と思うほど過酷なものでした…
そのヒロインに対して、ヒロインの話もろくに聞かず、押せ押せのヒーローは、最後まで読むと丁度いい塩梅だっんだな、と思いました。
口調や精神年齢がややおさなめなので、忘れがちになりましたが(笑)そういや、仕事できる設定だった!財力もある!
ヒロインが幸せになれて拍手喝采のエンディングで良かったです。
…ソフトヤンデレ…言い得て妙…しか
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