あらすじ
手掛けた着物の評判もよく精進を欠かさない律の元に、名指しでの着物の注文が二件も来た。しかしそのうちの一つは「地獄絵」を描いて欲しいというもので、律はためらい悩む。そんな折、夫の涼太が出かけたまま翌朝になっても帰らない。心配していると、「りょうた」という者が川に落ちて死んだと聞き、番屋にかけつけるが……。似面絵の腕も冴えわたり、妻として、上絵師として生きる律の好調・好評シリーズ第10弾!
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Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより)
喜びも悲しみも、憎しみも慈しみも
一筆一筆に思いを込めて――
律の人生は紡がれてゆく
手掛けた着物の評判がよく、律に名指しで着物の仕事が入る。しかしそれは、死装束に「地獄絵」を描いて欲しいという注文で、律の気は乗らない。そんな折、親類の弔問で訪れた王子で知り合った上方言葉の男・余助が、突然、律の仕事場になってきて――。
似面絵の腕前も冴え、妻として絵師として充実した日々を送る律が人生の新たな局面を迎える。好評シリーズ第十弾!
令和6年11月29日~12月1日
Posted by ブクログ
所変われば/春告鳥/藪入りにて 弐/照らす鬼灯
律が過ごす日常。なんの変哲もないように見えて、いろいろあるものだやはり。
さて できることからやっていこうか