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【感想・ネタバレ】白い兎が逃げる 新装版のレビュー

あらすじ

劇団の看板女優・清水伶奈がストーキングされているという。脚本家の亀井明月は、ハチヤというストーカー男を追い払ってほしいと頼まれた。が、すぐにその必要はなくなった。この男が死体となって見つかったのだ。(「表題作」) 臨床犯罪学者・火村英生が鉄道トリックを華麗に暴く表題作をはじめ、本格ミステリ全4編を収録した傑作作品集!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

四編あるうち、表題の『白い兎が逃げる』がほぼ半分を占めていたが面白かった。ちょっと西村京太郎っぽかった。『比類のない神々しいような瞬間』ではダイイングメッセージが出てくる。なぜそんなわかりにくいものを残すのか説得力のある説明が必要、と作者が言うのはもっともで、現実ではなさそうなのにミステリー好きには心惹かれるものがある。ここでは、多少見たことがあれば想像できるもので意外性はあまり無かったが、伝えたい人には伝わるものになっている。

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2023年06月21日

購入済み

再読だが内容はほとんど覚えていなかった。
トリック重視なのは今だとちょっと無理やりっぽさもあるけどミステリを読んだ!という満足感が得られて嫌いじゃない。
とはいえシリーズファン向けなのは否めないかな。

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2024年09月21日

Posted by ブクログ

新装版の表紙に惹かれ手にした、はじめましての有栖川有栖作品。
実は途中なかなか読み進められずしばらく寝かしてしまった時期があったのだけど…結果面白かった。表題作は後半一気読み。
同時期に新装版になった、火村英生シリーズ2冊も気になってるけれど…本屋さんでまずはチラ見してみようと思う。

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2024年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

作家アリスシリーズにしてはアリス目線の少ない作品でした。

表題作の「白い兎が逃げる」は私が好きな言葉遊びが多めで読み応えもありました。鉄道トリックは頭がこんがらがる事も多いですが、これは読みやすいし分かりやすかったです。

森下刑事が好きなので彼が出てくるお話があって楽しかったですが、まぁ有り得なさすぎる話でした。笑

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2024年01月03日

Posted by ブクログ

4本の中編小説。
有栖川有栖先生のお話は初めて読みました。
読書中はサーフィンのようで、読み始めは特徴が掴めず何度もページを戻りましたが、徐々に文章に上手く乗れるようになりました。有栖川有栖先生の他のお話がどのような波をしているか気になります。

小説内に登場する地名を存じませんでしたので、知っていたらより楽しかったのかな?と思いつつ、意外な犯人の同期と崩されたアリバイに驚かされました。

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2023年09月07日

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