あらすじ
十二年に一度行われる、十二支の名を冠した戦士達の戦い――その名は『十二大戦』。 だが、その第十二回大会は十二星座の戦犯に狙われていた。 戦士と戦犯の、苛烈にして壮絶な殺し合いが幕を開ける――!!
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Posted by ブクログ
『十二大戦』同様、予想外のはじまり方(そして幕引きも)。人数が倍になったため、一人ひとりの掘り下げが減っちゃったかな。不思議と十二戦士の方を応援したくなるのは、馴染みだからか、それとも判官びいき?
Posted by ブクログ
十二大戦は小説・アニメ・漫画と全部読んでいたから、念願の続編にわくわく読み始めたら、あまりに容赦のないキャラの退場に腰を抜かした。
そういえば十二大戦もこんな感じだった。
西尾維新先生に容赦を期待してはいけないと言う戒めを、第一戦目から叩き込まれる。
十二大戦で掘り下げの少なかったキャラクターの活躍や心情が多かったのは嬉しいな〜と思って読み進めていたら急に良質な百合をお出しされてさらに腰を抜かした。拙者、ある女に対してクソデカ感情持っている女が大好き侍にて候。
前作で登場が少なかったキャラが「そんな過去があったんかい!」や「そんな事考えとったんかい!」と気付けるのは楽しかった。
しかし登場キャラ24(25)人でキャラ被りが無いのもすごい。各章のキャラ紹介でキャラ掘り下げをしてるのは面白い手法だな〜と思う。このキャラ紹介も面白いんだ、これが。
あとは言葉遊びの羅列!羅列!羅列!が立板に水で書かれてるのは本当に面白かった!
意外かつ呆気ないオチだったけれど、納得できる落とし所なのも流石。
とても面白かった。買って正解でした。
Posted by ブクログ
やっべ…泣かされた!前作もやけどちょこっと感動モン入れてくるよな〜!
全体的にはスピード感ありすぎて呆気なく出番が終わってしまうキャラが多かったので、また番外編みたいなんで24人それぞれをピックアップしたストーリーが読みたいなぁ!
Posted by ブクログ
あれ?今って2017年‥?18?(カテゴリつくってなくてびびった)
おもしろかった~
前回も言われて干支順に死亡してるって知った(笑)(笑)(笑)
けど
今回は見事に逆だった~
前作読み返したくなった
けっこうノシシちゃん(ゾロリ‥)がすきだった
今回はもっと掘り下げてほしいキャラクター多かった
牡羊座ちゃんがかわいい(外見は)
Posted by ブクログ
十二支と十二星座を冠する24人の戦い
人数が多いせいか展開が早く呆気なく退場していった。
アニメが面白かったので、楽しみにしていたが少し物足りない結果だった
Posted by ブクログ
十二大戦はアニメで履修。
第2作目(というか別作?笑)の今作は小説で。
キャラが立ってて素敵。
前作は十二戦士同士のバトルロワイヤルだったけれど、今作は十二支の戦士VS十二星座の戦犯という構図。
(さすが西尾先生、キャラだけでなく言葉遊びも…よく思いつくなぁ…ほんと天才)
十二大戦の時とは(たぶん)逆の順序で敗北していく。
(子丑寅卯辰巳馬羊申酉戌亥)
爆乳クレイジー銃乱射嬢:亥ちゃん推しだったので、すぐ殺されてしまった十二大戦とは違い、最後まで生き残ってくれてよかった!
ていうか…
十二戦犯、可愛すぎない????
牡羊座のフレンドジープちゃん…
強すぎ。可愛すぎ。イカれすぎ。めぇめぇ。
この子のせいで十二戦士だいぶやられた。
でも可愛い……けなげ…戦犯になった理由もけなげ。
ルックミーも可愛い。
誓います誓いますうるせーーーけど笑
でかい花嫁。最期がかっこいい…(のか?)
ゴートゥヘヴン、可愛い。
毒舌ネガティブなところ、可愛い。
すぐ地雷設置するところ、可愛い。
あれですな、中村光先生の絵も相まって可愛さが際立っている。スキ……
ドクターフィニッシュ(ノクターン不二)ちゃん、、
めっちゃ可愛い。
出会った瞬間に推しになった。なってしまった。
キャラデザもさることながら、キャラクター性があまりに可愛すぎる。てか好み。好みなだけ。戦犯としては12人中一番イかれちゃってるけど可愛い。可愛すぎる。
最後まで生き残り、フレンドシープちゃん並みに戦士を減らした。可愛すぎかよオイ、頭もいいし可愛い(うるさいw)
……というわけで、西尾維新の趣味が爆発しているシリーズだと思う。書きたいこと書いてんなー楽しいんだろうな、楽しくてしゃーないんだろうな(笑)という感じ。
次作ないかな〜
(十二大戦対十二大戦のアニメ化も期待したい…!!)
でも次作やるとしたらどの12だろう…
12ヶ月の誕生石とか……?
12って干支と星座くらいしか思いつかんぞ…
考察:
西尾維新にしてはレトリックもライトで読みやすい。
西尾維新初心者にはオススメできる。
ストーリーよりキャラクターメインなので、読めばきっと推しキャラが出てくるはず!
読みやすさ☆☆☆☆☆
西尾維新感☆☆☆☆
Posted by ブクログ
キャラが増えた分、一人一人の人は魅力をアピールする場が減った気がする。なので、以前から馴染みのある干支チームの方が馴染みあり、勝ってほしいなぁ、という思い入れ。
死ぬ順番が前後逆になってるのでこの前あっけなかった猪さんがなんだかとっても人間的なキャラで好きになりました。
2018.4.29
Posted by ブクログ
ひねくれた感が西尾先生らしいちゃらしいけど、展開が早過ぎてなんだかな、という感じ。
ビジュアル的にはドクター・フィニッシュとフレンド・シープが好き。
Posted by ブクログ
あり得たかもしれないもう一つの十二大戦。ジャイアントキリング――大逆転の物語。終わってみれば、本当に前作の内容を百八十度ターンさせたような、大逆転の物語でした。
優勝した子は、開戦の前から死に、
皆殺しの天才である丑は、ただの一人も殺せずに死に、
酔い続けて正しいことをして死んだ寅は、素面のまま正しいことを何もできずに死に、
死体作りの卯は、一人もお友達ができないまま死に、
バラバラに死んだ辰と巳は、一緒に死に、
死んでも操られることがなかった午は、操られて死に、
得物である爆弾を使うことなく死んだ未は、爆弾を使い切って死に、
実力を発揮することなく交渉すらできずに死んだ申は、交渉中に死に、
逃げないことを選んで死んだ酉は、逃亡を図って死に、
じっと伏すことを選んで死んだ戌は、待てずに飛び出して死に、
最初に死んだ亥は、最後に死んだ。
殺し合う戦争のはずが協力し合う戦争になり、
たったひとりが生き残る戦争のはずがひとり残らずいなくなり、
いるはずの審判員はおらず、
生き残るための戦争は、死ぬための戦争だった。
前作があっての今作なので、前作やマンガの読者やアニメ視聴者へ向けたお楽しみ要素に重点を置いた、オマケ的作品と思えば十分な内容。