あとがきに本作はカタルーニャ州に住む現職警官による実話ファンタジーでカタルーニャ語で書かれていて「よくわからんぞ」と思いちょっと調べた。バルセロナとかあの辺り、独立運動でデモが盛んで、フランコ政権の時(40年間)は民族自体を迫害否定されてきて、あの辺りではカタルーニャ、英語が優先で、むしろ国の母体であるスペインそのものが大嫌いだそうなー。そういう地区で墓荒らしたり、子供誘拐して臓器転売していた女が実際に捕まった歴史がある。話としては警察がんばってるもん!っていう実録で、むしろ地区の雰囲気が重要な作品と思う。