宮島未奈の作品一覧

本の帯にあった『かつてなく最高の主人公、現る』どんな主人公かと思ったら、想像の斜め上をいく成瀬あかりだった。常に何かに挑戦する姿は、毎日をただなんとなく過ごしている自分に衝撃だった。
帯にあった、柚木麻子さんのコメントから改めてこの主人公の魅力を再発見した。
「可能性に賭けなくていい。可能性を楽しむだけで人生はこんなにも豊かになるのか」
私も、成瀬あかりほどではないが、今だからこそできる挑戦をしてみようと思った。新年に読んで良かった。

成瀬あかりを主人公としたはじまり。
ただの思いつきかと思いきや下調べや理由がちゃんとあって驚かされる。何もしないで終わるより誰かに笑われようと何かしようと思えるその心が素晴らしいと思う。読むと元気になれる一作。

成瀬が大好きすぎて、1作目を読み終わってすぐに本書を購入しました。
ステータスを「読んでいる」に帰る前に1日で一気読み！
ずっと成瀬を見ていたい島崎の気持ちがめちゃくちゃ分かる！！！
成瀬みたいな友達がいたら私も頑張れるだろうなぁ…
んー…でも、成瀬の場合、「頑張る」とは違って「ただ、やりたいことをやっている」だけらしい…
今年こそ本気になろう！と思えた本でした！
文句なしの5つ星！
続編希望です！

何も起きない物語。でも読み終わって、しばらくして、気づく。「成瀬って、すごいな」

何か事件が起こるから人は成長するのではなくて
自分の人生を自分で舵を切り、自ら挑戦し続ける生き方が、人を肥やしていくのだなと。

一気に全部読んでしまった。
一つ一つの短編で視点が異なる書き方で展開されつつ、すべての点が線になっていて、主人公である成瀬を中心としながらそれぞれの思いがわかる展開は良かった。
最後に成瀬視点で読めたのは、成瀬も普通の人の感覚があることがわかって次の作品も読みたくなった。
可能性をたくさん撒くという考え方が素敵だなと思えた。