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こころの声に正直であれ~自分らしく人生豊かに生きてみよう~

ファミリー > 平穏・時間・自由・健康 > お金

クリスマス・イブ

今日は、12月24日でクリスマス・イブです。

今日明日くらいは、うつ病の話は止めて、明るい話題でも書いてみようかと思いました。

この後、我が家では、クリスマスケーキを食べます。じいじとばあばから、子供たちへのクリスマスプレゼントもあります。子供たちにとっては、楽しみでしかありませんね。

また、我が家の子供は、まだサンタさんを信じているので、明日の朝にはきっとサンタさんからのプレゼントもあります。ところで、皆さんはいつまでサンタさんを信じていましたか?私は小学校1年生の頃、ベッドに入るも寝られず起きていたところに、両親がプレゼントを置きに来て、サンタさんの正体に気づいてしまいました(その時両親には言いませんでしたが。。。)

子供たちにとっての冬休みは、クリスマスが終われば、大晦日にお正月と、欲しいものやお年玉のもらえるイベントも多し。大人になってからは出費の多い時期でしかないのですが(苦笑

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誰から教わったのだろうか。

「良い高校に入り、良い大学に入り、良い会社に入る」、「結婚して、子供を授かり、マイカーを所有し、マイホームを建てる」等、誰から言われたわけでもないかもしれないけれど、それが良いこと、正しいことのように思っていました。もちろん、良い高校、大学、会社に入れることは悪いことではなく、むしろ社会からは評価されます。ひどいもので、就職活動においては、エントリーシートの学歴で一次審査が通る・通らないがあるのが現実かと思います。また、一流企業や公務員であれば、ローン審査が通りやすいといったこともあるかと思います。ですから、良い学歴や一流企業に勤めることを否定する気も全くありませんし、持てるものなら私も持ちたいステータスであると思います。でも、今の年齢になって思うのは、自分自身が決断し、納得していればそれで良く、他人の評価を気にしすぎるのは良くないと強く感じるようになりました。これは特に僻んでいるわけではありません。自分の人生という物語の主人公はあくまで自分なのです。誰から教わったかもわからない価値観に重要性を見出せないのなら、それもありだと思いますし、心からやりたいことがあれば、その道に進むことがきっと正解なんだと思います。

過去を振り返ってみると、私自身、高校と大学に関しては、塾や学校からは「なぜもっと上の○○を受けないのか」と言われたりしましたが、それは塾や学校からしたら、少しでも偏差値の高い学校へ生徒を輩出したほうが実績になるからだと思いますが、それって大人の勝手な都合であり、生徒の気持ちを尊重する気がないよなと思っていました。私自身、その時は自分の意志を曲げずに自分の行きたい高校・大学へ進学し、後悔はしていません。しかし、就職に関しては、自分の意志だったかというと、「ただなんとなくこの会社から内定もらえたし」くらいの気持ちだったかなと思います。正直、「自分に何が向いている」、「何がやりたい」等、全然わからないままで、迷子のまま社会に出てしまったと思います。ただ、そういう人も多いんだろうなと思います。一発で自分に合う会社に出会える方が奇跡であり、今の時代のように転職しやすい環境は望ましいと思います。

正直、今の仕事を選んだことについては後悔がないとは言えません。もちろん得るものもたくさんありました。ただ、なんとなくでやり始めた事にはやはり後悔の気持ちが出てしまいます。これが自分でしっかりと考え抜いて決めたことであれば、経験上、後悔しなかったのだろうと思います。今は休職中ですが、復職するにしろ、転職等をするにしろ、惰性で進むのではなく、自分らしく心の声に正直になり、「ファミリー > 平穏・時間・自由・健康 > お金」の価値観を大切にしていきたいと思います。このブログでは、こころ穏やかに、ファミリーと過ごす時間、自由で健康を感じられるファミリーと思えるような居場所、そのためのお金の考え方について、話題を提供できればうれしいなと思っています。

偉そうなことを言っているかもしれませんが、今の若い子たちの方が私のような30代、40代より、よっぽどドライに現実を捉えて生きているかもしれませんね。生まれる時代は選べないもので好景気か不景気によって、新卒時に売り手市場かどうか、初任給はいくらか、ある意味で運としか言えないような状況もあるかと思いますが、いくつ失敗したとしても、最後に成功したと思える人生にしたいです。

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うつ病の回復に向けての取り組み

1.正解はわからないけど、自己肯定することが大事

うつ病の回復に向けて、何が一番良い方法なのかは人それぞれなのかなと正直思います。散歩するのがいいと言うものの、動けないときにはできませんし、本を読むことも文字を受け付けない人もいるでしょう。睡眠をしっかりとることは大事ですし、太陽の光を浴びることも大事だと思っていますが、思うようにいかないこともあります。正解かどうかはわかりませんが、「できない日があってもしょうがないな」、くらいな気持ちでいるといいのかなと思って過ごしてきています。

健康な人からしたら、「当たり前じゃん。何言ってんだ。」と思われるかもしれませんが、うつ病を患っている人からしたら、「今日も生きている」、「今日は、いつもより早い時間から動けた」「今日は、本を〇ページ読めた」とか、そのくらいを肯定することが大事だと感じています。この感覚は、自分が元気な時にはわからなかったことで、仕事上でもうつ病患者と関わることもあったのですが、理解が全くできていなかったと思っています。風邪はみんな引くので、お互いの気持ちを理解できますが、うつ病は風邪のようにみんなが患うわけではないため、理解が進まないのもわかります。なので、少しでも理解してもらえる人が増えたら、お互いもっと穏やかな気持ちでいられるのかなと思います。

少し話が逸れますが、新型コロナウイルスについても同じことが言えると思っています。感染したことのない人からすれば「ただの風邪だ」と言われたりしますが、感染した人からすれば「ただの風邪じゃない。味覚に違和感が何か月もあるし。」となるかと思います。

2.おすすめ

さて、うつ病の回復に向けての取り組みの中では、日記や記録をつけるのがおススメです。YouTubeや書籍等でも紹介されていることなので、ありきたりかも知れないですが、やった方がいいと思います。文字に残すことで、「何気ない一日」を「意味のある一日」に変えてくれます。私は、鉛筆とノートでは昔から自分の思いを文字にすることが苦手なため、スマホのアプリを使っています。本当はパソコンのキーボードを打つ方が言葉が浮かぶのですが、うつ病初期の頃は、ノートパソコンを開くと気分が悪くなってしまうこともあり、スマホアプリで継続しています。また、日記をつけておかないと、記憶というのは実に曖昧なものだと感じています。後からであれば、良いようにも悪いようにも物事を変換して捉えてしまうので、その時その時に感じたこと、出ていた症状等は文字にしておく方がいいと思います。正直、うつ病の診断を受けた9月頃の記憶はかなり曖昧です。その頃の記憶だけごっそり抜けている感じです。今も戻っていません。特に仕事のことは全く覚えがないです。思い出そうとすれば、気分が悪くなる感じもあり、頭が拒否しているように思っています。

なお、なるべく「できなかった」と書くのではなく「できた」ことに目を向けることが大事だと感じています。心理学の用語でフレーミングというようです。仕事の研修時にも聞いた言葉で、その時はあまり響きませんでしたが、今は大切だなと感じています。

 

それから、推し活とまでは言えませんが、私にとっては家族と「ちいかわ」のグッズを集めたりすることも生きる活力となっています。例えば、散歩の目的地を「ちいかわ」のガチャガチャのあるお店にしたりして、散歩を楽しむようにしています。他にも新しい本を求めて本屋さんを目的地にしたりしています。妻も散歩に付き合ってくれることもあり、仕事をしていた時と比べて妻と話す時間が増えたことはある意味良かったと思っています。

妻には本当に感謝です。なかなか周りの人間がうつ病を理解してくれないということも聞きますが、妻は協力的でいてくれます。私が元気になって、妻が体調を崩した際には、今度は自分が助ける番だと思いますし、そうやって助け合っていける家族でありたいと思います。仕事に追われる日々の自分は無表情でイライラ、せっかちになっていたと言われましたが、うつ病を患って以来、穏やかな性格になった、とも言われます。もしくは本来の自分に戻ってきたのかもしれないです(自分で言うとなんか恥ずかしいですね)。

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精神科・心療内科への通院

1.通院日

今日は、精神科・心療内科への通院日でした。現在、うつ病の治療のため、2週間に1回通院しております。今日は、診断書の延長の話も含めての診察日でした。診断書等の話のない日は、「最近の体調はどう?」と先生から確認があり、近況を報告して5~10分程度で診察が終わる感じですが、今日は診断書のこともあるので、少し長めに話を聞いてもらえる日でした。初診の時と診断書等のような時以外は比較的診察時間は短いです。

まずは現在の症状を説明しました。私の場合は、日記をつけているものを通院日前日または当日に簡単に振り返り、まとめるようにしています。正直記憶に自信が持てないことと、元気な時のようにアドリブで言葉が出てこないため、「これだけは先生に伝えなきゃ」と思うものは、文字にしておきます。睡眠障害があるため睡眠薬を服用していますが、その効き具合のこと、ネガティブ感情になることがあった際に、希死念慮が生じたこと(歩道を散歩していたところ、車道に吸い込まれる感覚がありました。)、できるようになったこと、職場からの休職時の条件等を説明しました。今回は、後ろの予約枠が空いていたようで、ゆったりと話すことができてよかったです。

2.休職期間延長

結果としては、もともと年末までの休職しての治療だったのが、2025年2月末日までの休職期間延長となり、加療を必要とする診断書が出されることになりました。正直なところ、パソコン作業が30分くらいしか続かないので、仕事はまだ無理だと思っていました。お金の問題もありますが、体調面のほかに仕事への意欲が湧いてこないことにはどうにもならない気持ちです。再発の話もよく聞きますし、焦らず回復できればと思います。焦らずというのは、自分自身へ向けて書いている感じです。どうしても気持ちが急いてしまうこともあるからです。自分自身では気づいていなかったのですが、どうやら、私の感覚は、自分のことになると、他人のことばかり気にして、人よりせっかちになるようです。

ちなみに、このブログも、30分くらい作業して、頭がパンクする前に目を閉じて休んだり、横になったり、疲れがひどいときは少し寝ることもあります。「そこまでして、ブログをやる意味あるのか?」と思う人もいるかと思いますが、日々の自分の気持ちを表現できることが今はうれしいです。また、同じような境遇の人たちとつながれる可能性を自ら作ったことが少し自信になりました。うつ病初期は、パソコンに15分も向き合えませんでした。それからすれば、私にとっては大きな一歩であり、もともとブログはやってみたかったものの1つであり、仕事に追われる日々で全く自分に余裕がなく、始めることができずにいたので、少しずつでもブログの作業をできることが楽しいです(ブログのテーマがメンタル的なものになるとは当初は想定していませんでした。。。)。

3.おわりに

私自身の人生は、他人のことばかり気にして生きてきてしまったので、これからは自分らしく人生を歩みたいと思っています。うつ病に関していえば、他人と比べる必要は全くないと思うようにしています。人それぞれ症状も違うし、治療方法も違うと思うので、いかにして自分自身に向き合っていくか、それが大事なのかなと思っています。またうつ病等の治療には、お金の問題も付きまとうと思っています。私の場合、株式投資を行ってきており、ある程度不労所得を確保できていますので、今後またお金にまつわる話もできればと思います。まだまだ回復途上の一患者の意見ですが、参考になる方がいるようでしたら幸いです。

 

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守るべきは自分:心の癒し ちいかわ

うつ病からのちいかわとの出会い

私が現在もうつ病を患っていることは、すでに記事にしましたが、今回は、うつ病の症状が出始めて、精神科・心療内科の病院の初回予約日までの数日間、自宅で動けず苦しんでいる中の出来事を書いていこうかと思います。

当時は仕事の引継ぎもろくにできないまま、連続して休むことになってしまい、自宅のパソコンから、なんとか1通のメールを送ろうとしていたことがありました。何気ない業務連絡のメール、普段であれば、5分~10分で送れる内容なのに、文章がうまく書けませんでした。また、性格的に慎重に仕事するタイプなため、普段でも送信前に読み返しているのですが、この時は何回も何回も文章を読み返しては、送信することに躊躇し、次第に動悸息切れが起き、動けなくなり、メール送信は後でやることにしました。

この時の痛みははっきりと覚えていて、ソファーに横になるだけでは、頭の中をネガティブな感情がグルグルグルグル駆け巡って落ち着かないなと思い、何か気が紛れることをしようと、テレビでAmazonPrimeをつけて、何気なく娘が好きな「ちいかわ」を観ることにしました。ちいかわは、クレーンゲームのプライズで娘に何個か取ってあげていたこともあったのですが、アニメを観たことはなく、何となく、ドラマよりアニメのほうが気が楽かなと思ったくらいでしたが、あの時の自分にとっては、大袈裟かもしれないですが、「命を救ってくれた」くらいの影響がありました。1話あたりが2分くらいと短いのも良く、かわいいんだけど、何とも言えない世界観にハマり、動機息切れが引いていきました。それ以来、私の最も安全な精神安定剤!?になっています。気づけば、家族との共通の話題になりました。ちなみに私と娘は「ハチワレ」推しです。妻と息子は「うさぎ」推しです。

送信できずとなっていた仕事のメールは、ちいかわを観て、気分が落ち着いたところで、もう中身は見ずに送信ボタンをポチッと押し、それ以降、仕事のメールはPCで見ないことにしました。今振り返ってみても思いますが、仕事のメールを見ても全く良いことはないです。見たところで自分に何かできるわけでもないし、体調が悪化するだけなので、自分から動く必要はないです。用件があれば、職場からメールや郵便で連絡があります。うつ病の原因は、仕事だけとは限らないと思いますし、人それぞれでしょうが、少なくとも私の場合は、仕事のことを考えるだけで胸周りがざわつき、神経痛がチクチクとしてきます(今は少しばかりマシになりました)。とにかく頭、こころ、体を休めるのが大切だと感じています。

もし今、頭がボーっとして仕事に集中できない、ミスが増えた、朝起きられない、体に痛みがある等、少しでも異変があるようでしたら、無理せず体を休める、病院へ行くことをお勧めします。「自分は大丈夫、まだやれる」といった感情で、頑張ってしまうそこのあなた、もう十分に頑張っていると思いますので、傷が深くなる前に休む勇気を持ってくださいね。

 

 

 

www.anime-chiikawa.jp

 

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50%定位置で!

1.おすすめの曲

今日は、つい先日の12月13日(金)にリリースされた、Official髭男dismの50%という曲の歌詞が、あまりに日本の現代社会に刺さる歌詞だなぁと思いまして、紹介しようかと思います。私自身、ヒゲダンにそこまで興味はなかったのですが、子供たちとテレビアニメで観ていた「はたらく細胞」が、映画「はたらく細胞」として上映され、その主題歌というとこともあって、何気なく聴いたものになります。

 

2.歌詞

50% 歌詞

 

後悔のないように 誰かに誇れるように

生きてみようだなんて 奮い立つのは良いけど

ストレスがあっても 耐え抜く事こそが美学だなんて言うなら

ここでひと息つこう

 

競争の義務はない リングもコースもない

だからこそ手にする幸せもあるんだろう

 

[50]パーで生きたいのにね [100]じゃなきゃダメなんて

Oh いつ教わったんだっけ?と

我に返って 割とすぐにまた間違えてを繰り返して

すり減るまで 灰になるまで

悪かねえ なわけがねえ!

 

泡と消えたスローライフ

滑り込んだ休日に 誰かの輝いてる姿に

勝手に焦り悔やみ 現状に苛立ち 眠れぬまま朝になる 昼夜逆転が癖になる

立ち止まってる場合じゃないと重い腰を動かし

身の丈に合わない速度のトレッドミルに乗っかり

転び 風邪ひき 自己管理も出来ない自分に何を成し遂げられると言うのだろう?

なんて言わない! あまり病まないように

よーいドン!もゴールもない 記録もない人生も愛したい

とはいえ現代社会しゃあない

生きてくためにやらないわけにいかない時はせめて

[80]パーくらいを上限にしよう もう負けとかどうでもいいよ

自分のやりたい事だけ永く続けたい!

 

競争の義務はない リングもコースもない

だからこそ手にする幸せもあるんだろう

 

[50]パーで生きたいのにね [100]じゃなきゃダメなんて

Oh いつ教わったんだっけ?と

我に返って 割とすぐにまた間違えてを繰り返して

すり減るまで 灰になるまで なぜかねえ

 

ってかきっと背負い込み過ぎていない?

でも下ろしたいわけじゃない? 

自分の身体への問いかけを忘れてはいけない

そう言う事みたい 心の肩こりを緩めたならさあ Oh

改めて今日から俺らは50%定位置で!

 

ホルモン腸脳関係 ジャンク疲れの自律神経

労って熱いハグで 全体気をつけんで

休んで備えて ここぞでだけで 放って君の[100]%!!!

 

[50]パーで生きたいのにね [100]じゃなきゃダメなんて

Oh いつ教わったんだっけ?と

我に返って 割とすぐにまた間違えてを繰り返して

すり減るまで 灰になるまで なぜかねえ

 

ってかきっと背負い込み過ぎていない?

でも下ろしたいわけじゃない? 

自分の身体への問いかけを忘れてはいけない

そう言う事みたい 心の肩こりを緩めたならさあ Oh

改めて今日から俺らは50%定位置で!

出典:オフィシャル髭男dism公式Youtubeチャンネルより

 

MVはこちら

www.youtube.com

Amazon musicはこちら

amzn.to

 

3.感想

いかがでしたでしょうか。日常に疲れている人にこそ、刺さったりしませんか。

ポジティブなメッセージソングはいくらでもあるかと思いますが、さりげない優しさに溢れた、傍に寄り添ってくれるような1曲かと思います。

人間生まれた時から、気づけば社会の中の競争に巻き込まれ、生き残っていくには、その社会のルールの中で、嫌でも生きていくしかないと思ったりして、でもこれって、学校社会からのある意味で洗脳であって、大人になってもその考え方が抜けず、頑張っちゃったりしてませんか。私はこれまで必死にしがみついてきましたが、「そんなの正直どうでもいいよな」と最近は考えるようになっています。80%程度で生きることでいいと言い聞かせても、気づけば100%で頑張ってしまう自分がいたりして、でも「50%定位置で!」って言われると、「それならできそうかも」と思える気がしませんか。

 

 

www.youtube.com

 

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「こころの声」と向き合うきっかけ(その2)

※本記事は前回投稿の続きとなります。

3.うつ病

幸いにも、1週間後の9月末に診察してもらえる病院を見つけることができ、いざ診察へ。午前中は動けないことも多かったので、午後からの予約にしていたのですが、朝からずっと診察のことばかりがグルグルと頭の中を駆け巡り、神経痛や胃痛がしていました。幸い、問診票は事前にwebから提出できるところだったので、時間をかけて準備できて良かったと思います。診察では、家族関係、会社のこと(職場でのハラスメントや労働時間等)、現在の症状等をいろいろと聞かれました。正直、細かなことまでは記憶にないです。結果として「うつ病」と診断され、1か月間、休職することとなりました。この時の気持ちは、「自分がうつ病?」というより、うつ病と診断されたことに「ホッとした」という気持ちだったことを今でも覚えています。「とにかく何の病気でもいいから、しばらく休ませてほしい」と、こころと体が悲鳴を上げていたんだと思います。

翌日、職場へ連絡し、そのまま休職生活がスタートしました。私の場合、一日中寝ていることしかできない日ばかりではなかったので、朝は無理でも、午後からは動ける範囲、やれる範囲のことをして過ごしていました。また、妻も協力的だったため、一人ではできないことでも、妻が付き合ってくれたおかげでやれることもあり、周りに理解者がいるのがどれだけありがたいことかを痛感しました。

加えて幸いにも、今はYoutubeや書籍などで、うつ病の情報もたくさん溢れているので、動けるときには色々動画を見たりして、どう過ごしていくのがいいのか参考にしていました。人それぞれなのでしょうが、趣味だったゲームには興味が湧かなくなり、また、テレビはノイズでしたが、Youtubeを見ること、読書や漫画を読むことができたことは良かったと思っています。ただ、集中力が持たないので、はじめは15分くらいで休憩といった感じでした。頭がパンクするという感覚はわからないかもしれませんが、本当に何も受けつけなくなり、ただただ、ボーっとして動けるまで待つしかない状況になりました。それでも、寝るだけが休みではなく、楽しむことも休むことの一つだと思い、読書は少しずつ続け、うつ病になるまでは読んでこなかったジャンルの「うつ病」、「心理学」、「自己理解」といった本に出会いました。

幸か不幸か、うつ病を患ったことが、私が「こころの声」と向き合うこととなるきっかけになりました。

4.「こころの声」と向き合う

11月に入ってから、少しずつ、自分の内面と向き合うよう時間を設けられるようになりました。とりあえず、いろいろ見ていたYoutubeや読んでいた本をアウトプットしていこうと思ったわけです。なかなか人間生きていく中で、ゆっくり立ち止まって自分自身のことを考える時間というのはないと思うので、うつ病を患って休んでいることは、貴重な機会であると、ポジティブに考えるようにしました。正直、つらいことを思い出したりすることにもなるため、焦らず、マイペースで進めました。そんな中で出てきたキーワードが「ファミリー > 平穏・時間・健康(こころ・からだ) > お金」だったわけです。これらの価値観に辿り着いた過程は、また別の機会に発信したいと思います。

 

2回にわたり、「こころの声」と向き合うきっかけについて、日記を頼りにまとめてみましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。まだまだ書き切れていないこともありますので、少しずつ発信していきます。

この記事を書いている現在まで、体調は少しずつ良くなっていますが、睡眠薬がないと寝られなかったり、日常生活が安定して継続できる状況にはなっておらず、急に「〇にたい」といった気持ちに襲われることもあったり、気力が湧かず寝込んでしまう日もあります。おそらくうつ病の回復期と言われる時期には入っていると思いますが。そんな状況で休職期間は延長しています。正直、復職する気持ちはまだ湧いてきておらず、まだ不安も大きい状況ですが、焦らず生きていきたいと思います。このブログの記事を書くのにも、まだ1時間は継続して集中できないですし、頑張ってしまうと、頭がパンクしてしまう感覚があるため、無理をしないようにしようと思っています。

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