日本の住宅の断熱性能が相対的に低いことをご存じだろうか。部位ごとにみれば窓の性能に大きな課題がある。窓の重要性について啓蒙活動を続ける松尾設計室の松尾和也代表は、「『窓』先進国の欧州に比べればもちろん、日本と気候が近い中国や韓国にも劣っている」と話す。松尾代表に、近年の傾向を踏まえて解説してもらう。日本は世界から見て、「ものづくり先進国」「超一流の工業国」というイメージがあると思います。しかし
Unlike previous attempts to use nanotechnology in concrete, which have focused on modifying the existing components of cement, the new technique allows a layer of graphene to be suspended in water. The method produces a high yield of concrete without defects, which can be used in conjunction with modern manufacturing techniques and could be scaled up, the researchers believe, at a relatively low c
購入した国有地の地中からごみが見つかったのに、国が撤去費用を支払うまで4年以上かかり、業務に支障が出たなどとして、兵庫県の金属加工業者が国に約3600万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こすことがわかった。 同じく国有地からごみが見つかった学校法人「森友学園」のケースでは、約1か月で撤去費用を算定しており、業者側は「対応を変えているなら不公平で納得できない」としている。 訴えなどによると、業者は2011年9月、工場用地として大阪府豊中市内の国有地(約390平方メートル)を約2700万円で購入する契約を国土交通省大阪航空局側と結んだ。 ところがくい打ち工事中の12年12月、地中で大量のごみを発見。業者は契約に基づき、国に撤去費用約2390万円などを請求したが、大阪航空局が約2160万円の支払いを認めたのは17年7月だった。
【AFP=時事】米連邦地裁は12日、ニューヨーク市にあったグラフィティ(落書き)の名所「ファイブ・ポインツ(5 Pointz)」を取り壊した住宅開発業者に対し、壁に描かれていたグラフィティ・アートの作者21人に計675万ドル(約7億2300万円)の損害賠償を支払うよう命じた。連邦法でグラフィティ・アートを保護すべきとした画期的な判断となる。 【写真】バンクシーが「世界最悪の眺め」のホテル開業 パレスチナ自治区 ニューヨークの連邦地裁のフレデリック・ブロック(Frederic Block)判事は、同市クイーンズ(Queens)地区にあった「ファイブ・ポインツ(5Pointz)」の再開発で失われた45作品にそれぞれ法定損害賠償の上限に当たる15万ドル(約1600万円)の賠償額を認めた。 ファイブ・ポインツの所有権者である不動産開発業者のジェリー・ウォルコフ(Jerry Wolkoff)氏は20
兵庫県姫路市のJR姫路駅近くで行われていた市有地の整備事業が、思わぬ形で中止となった。 半世紀前の高層ビルの基礎工事で打ち込んだ杭(くい)が変形し、容易に抜けなくなったためだ。「駅チカ」の一等地だが、このままではビルなどを建てるのは困難で、市は跡地利用に苦慮している。 1966年完成の高尾ビル(10階建て)で、3、4階部分が、70年代まで姫路市内を走っていた「姫路モノレール」の大将軍駅として利用。モノレールの運休(74年)、廃止(79年)を経て、賃貸住宅などとしても使われたが、老朽化のため、市が2016年度から5億円近くかけて解体工事を行っていた。 ビルを撤去後、地中に埋まっている基礎部分のH形鋼の杭(長さ約16メートル)を抜こうとした際、機械が破損。杭を振動させて引き抜く特別の工法で抜いたところ、先端部分が変形していたことが判明した。H形鋼は約200本残っており、市は「振動を伴う工法を使
1972年の黒川紀章の代表作の一つ、「中銀カプセルタワービル」(東京・銀座)が存続か解体かで揺れている。 床面積約10平方メートルのカプセル140戸をボルトで固定した分譲マンション。オフィス、書斎、趣味の部屋など利用は様々だ。 部屋に魅了された所有者が2014年11月に「保存・再生プロジェクト」を立ち上げ、注目度が上昇した。現在、月に1戸以上のペースで取引され、値段は2年前の3倍以上の1千万円近くに上がった。プロジェクト代表の前田達之さん(49)は「世界に影響を与えた日本の建物の象徴としても残してほしい。子どものときに夢見た近未来がある場所」と大規模修繕を希望し、存続を訴える。その一方で、完成から44年たち、半数以上の部屋は使用できない状態という。雨漏りで内壁が崩れ落ちた部屋もある。管理会社は老朽化から建て替えを提案。今年末の所有者の総会で決まる予定。
サンフランシスコの住宅市場に関して、こんな記事を見かけた。 www.vox.com どうせ君たち読まないだろうから、何が書いてあるのか教えてあげると、サンフランシスコはいま、Uberが立地したりアレとかこれとかがきたり、ブルーボトルコーヒーが出てきたりで、すごく活況を呈していて、人々が流入してきているのに、建築規制がやたらに多くて、新しい住宅がほとんど市内にできず、賃料などが高騰しているよ、というお話。記事はオークランドの話だけど、ベイエリアの他の地区も状況は似たようなものだ。 これはまさに指摘の通り。サンフランシスコを筆頭に、カリフォルニア州はこの点で悪名高くて、やれ高さ制限だ、やれ立て替え制限だ、やれ環境規制だ、やれ緑地保護だと規制ばかりがうるさくて、新しいものが全然建てられない。これは、かのヒッピー文化とアップルを生んだ自由な文化の発露であり高い環境意識と保全意識を持った高度な市民性
香川県の浜田恵造知事は27日、世界的建築家の丹下健三さんが手掛けた県庁舎東館の耐震化工法を「高層棟塔屋を耐震補強し、高層棟、低層棟とも基礎免震構法で耐震化する免震改修案が最も適当」との考えを示した。同日の定例県議会の代表質問に答えた。 県庁舎東館の耐震化について、県は9月定例県議会で耐震補強、基礎免震構法と耐震補強による改修4案、改築2案の計6工法案を提示。その後、専門家の助言を受けながら耐震性確保▽執務機能確保▽コスト▽工期・工事中の利用制限▽文化的価値への影響▽騒音や震動など環境への影響などから総合的に評価した。 高層棟と低層棟の基礎免震は基礎下に免震層を新設し、高層棟塔屋の耐震補強には耐震壁を設置する。 最適とした免震改修案は9月定例県議会で示した工法案比較によると、概算工事費は約42億円、工期は約2年。 浜田知事は免震改修について、防災拠点施設としての耐震性能が確保されることや建物
日本財団は19日、熊本地震の被災地に対し、総額93億円の緊急支援策を発表。避難者への医療・福祉支援や非常用トイレの配備、被災者への見舞金といった急を要する支援策とあわせて、30億円の「熊本城再建のための支援」が盛り込まれた。 「毎日暗い話ばかりが流れている。沈んでいる人が多くいる中で、明るいニュースを届けたかった」と、同財団担当者はその意図を説明する。熊本県の象徴である熊本城の再建支援をいち早く約束することで、「被災した人々の心の支えになればと考えました」。 災害時に後回しになりがちな文化財保護支援を迅速に決めた背景には、東日本大震災での経験と教訓があったようだ。同財団は2011年の東日本大震災の約半年後から、12億円規模の文化財保護支援を始動。被災地の沿岸部の漁村で、津波で流された神社の再建やお祭り道具の支援を続けてきた。同担当者は「地域のお祭りが復活すると、それまで離れて避難していた住
都市はなぜ魂を失ったか ―ジェイコブズ後のニューヨーク論 (KS社会科学専門書) 作者: シャロン・ズーキン,内田奈芳美,真野洋介出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/01/12メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 58回この商品を含むブログ (4件) を見る ニューヨーク論。基本的な主張はもう単純で、ジェントリフィケーションいくない! 気に入らない! スタバだめ! おされなカフェとかブチックとかいやいや! どろくさい移民街みたいな貧乏人ががんばってなんか地区の特性が自然にできたのとかがいいの! ということ。 で、彼女はジェイン・ジェイコブズを非常に意識する。ジェイコブズは、マンハッタンのグリニッジビレッジあたりの再開発や道路開発に反対して、ここには住民と商業と街路との有機的な関連があって、それが都市の活気と安全をもたらすんだ、と論じた。大規模再開発はそれを単
ここに建てられる新国立競技場には、どんな木材が使われるのか?(写真:Natsuki Sakai/アフロ) 2020年の東京オリンピックに向けて新国立競技場のデザインが2案発表された。 新国立競技場に関してのゴタゴタは改めて言うまでもない。莫大な建設費のかかるザハ案が撤回されて、工期も限られる中で出された建築デザインだが、ここで注目されているのは、どちらも「杜のスタジアム」という名称で、木材を豊富に使うことだ。 もともと基本要項の中に「日本らしさ」「木の活用を図る」ことが入っているためだろうが、2案とも木材の使用が目立つ。加えて環境を意識した結果だろう。 実は、この要項には林業・木材関係者からの強力なプッシュがあったと聞く。新国立競技場の建設を通じて林業振興を図りたい意図があったのだ。 おかげで日本の林業界には歓迎の声が上がっている。これを機に木造(正確にはRC造と併用)が見直されれば、長期
1960年代に始まった建築運動「メタボリズム」を具現化する建物として世界的に注目された東京・銀座のマンション「中銀カプセルタワービル」が、揺れている。 築40年以上となり、建て替えを求める声がある一方で、建物の魅力にひかれ、保存を呼びかける所有者も。12月6日の管理組合総会での意見集約は、難航が予想される。 カプセルタワーは、国立新美術館などを設計した建築家の黒川紀章氏(2007年死去)が設計し、1972年に完成した。「生命体が細胞の代謝を繰り返すように、カプセルの交換によって建物本体が生き続ける」との理念を基に、13階と11階建ての2棟に140戸のカプセル型の部屋をボルトで固定。1部屋約10平方メートルで机やユニットバス、トイレが付いている。 バブル期は約3000万円した部屋も今は数百万円が相場。約10年前から傷みが目立ち始め、雨漏りや漏水が頻発し、5年ほど前には配管が壊れて給湯が停止さ
専門家が選ぶ、物理的に「?」な映画の吊り橋破壊場面ワースト52015.11.27 14:008,764 satomi この2014年ハリウッド版ゴジラのゴールデンゲートブリッジ破壊シーンは、専門家に言わせると全然ダメらしいですよ? 空爆でケーブル千切れても道がびくとも揺れなくて、兵士が足を踏ん張ってバス走ってますからね。 以下の「パシフィック・リム」冒頭の怪獣による破壊シーンも、なぜか倒壊するのはゴールデンゲートブリッジの真ん中だけ。両端は元のかたちのまんま残ってます。
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