普段自分が考えていることを整理したいとき、あるいは解決の糸口が必要だがどうしても行き詰まってしまっている時、人はそのことばかり気になって考えてしまう。 そこで良いアイデアを出すために、オズボーンのチェックリストやKJ法やマインド・マップやマンダラノート……など、色々試してみるが、なんとも突破口が見つからない。 そんな時、もっと楽にアイデアを生み出すために必要なことがある。 いや、逆に言えばもっと楽にしなければ、良いアイデアはなかなか出てこないということだ。 方法その1: 寝てみることわざにも「果報は寝て待て」とあるように、まずは、その課題や問題に対して一旦距離・時間をおくこと、忘れること、見つめ過ぎないこと、だ。 “見つめるナベは煮えない” – P32 どうして、「一晩寝て」からいい考えが浮かぶのか、よくわからない。ただ、どうやら、問題から答えが出るまでには時間がかかるということらしい。