東北楽天ゴールデンイーグルスがいい感じである。91試合終了時点で首位オリックスとは1.5ゲーム差の2位。2ゲーム差で追っかけてくるロッテとソフトバンクもいるが、位置取りとすればまるで東京五輪陸上5000mで金メダルを獲得したチェプテゲイ(ウガンダ)のそれと酷似している。残り一周を55秒で走った彼のスタミナとスピードは一旦置いといて、現時点で完璧な位置取りである事は間違いない。 そしてそんなチームにおいてここまでの戦いMVPは誰だ?と聞かれたならば迷わず答えるだろう。 安樂智大だと。 33試合に登板し3勝0敗12ホールド防御率1.06。昨シーズン両リーグ最多の32試合の逆転負けを喫したチームにおいて縁の下の力持ちとして先発投手から受け取ったバトンを時にはイニングをまたぎながら後ろへ繋ぐ難しい役割を今シーズンは完璧にはたしている。 衝撃的で未だに忘れられない安樂との高校野球トーク 2014年ド