2月9日、米NRCはジョージア州のボーグル原子力発電所3、4号機の建設と運転を認可した。建設認可は約34年ぶり。写真はNRCのヤツコ委員長。ホワイトハウスで昨年3月撮影(2012年 ロイター/Kevin Lamarque) [東京/ロックビル(米メリーランド州) 10日 ロイター] 東芝<6502.T>は10日、子会社の米ウェスチングハウス(WH)製の原子炉を採用するボーグル原子力発電所(ジョージア州)3、4号機について、米原子力規制委員会(NRC)が建設と運転を承認したと発表した。米国の原発新設は34年ぶり。 昨年の東京電力福島第1原発事故を受けて、NRCは米国内にある原発104基の安全性を調査。原発需要の旺盛な新興国でも、価格より安全性を重視する傾向が強まっている。米国は1979年のスリーマイル島原発事故以降、凍結していた原発建設を再開することになり、原発大国の米国が建設を許可したこと