農作業の人手不足を農繁期の異なる地域どうしで補おうと、山形県の農家など2人が南相馬市を訪れ、ほうれんそうの収穫作業などを行いました。 これはJA全農=全国農業協同組合連合会が行っている取り組みで、旅行会社と連携し「農作業ツアー」として人材を募り、人手を求める農家のもとに派遣します。 今回は冬野菜の収穫で人手が不足する福島県の農家を補おうと、春と夏に農繁期を迎える山形県で参加者が募られ、男性2人が南相馬市の農家を訪れました。 20日はほうれんそうを鎌で刈り取って収穫する作業や穴のあいた葉を仕分ける作業が行われました。 ツアーは1回当たり7日間ですが、この農家には参加者が交代で来年1月まで派遣されるということで、ほうれんそうとブロッコリー合わせておよそ3ヘクタール分の人手不足の解消が見込めるということです。 参加した山形県のさくらんぼ農家の軽部賢太さんは「さくらんぼの収穫で福島の人たちに協力し