Ansible 1.5 から DB のパスワードや API の認証情報といった機密情報を暗号化する Vault 機能が提供されています。 あらかじめ設定したパスワードを使って機密ファイルを共通鍵認証で暗号化する機能ですが、そもそも Vault 機能を信じても大丈夫なのでしょうか? 機密情報を任せるのであれば、どういった暗号アルゴリズムで処理されているのかちゃんと理解しておきたいものです。 というわけで、ansible-vault コマンドの実装を読んでみました。今回読んだのは 5/25 にリリースされた v2.1.0.0-1 です。 GitHub 上のソースコードへリンクを貼っているので、詳しく読みたい方は参考にしてください。 Ansible のソースコードを読み解く ansible-vault コマンドの実体は lib/ansible/cli/vault.py です。 lib/ansib
Containers are popular for many reasons. One key reason: container images are easy to build and, once built, don't change. When Developer A says, "Hey, check out this new application, just download this container image and run it," Developer B doesn't have to ask the question, "How do I configure it?" Developer B can just download the image and run the container, and enjoy a high likelihood that
インフラをアレしてる佐野です。トレタのコア部分はEngineyardで運用していますが、事業拡大に伴いサブシステムも増えてきました。新しいサブシステムは主にAWSで運用しています。そこで今回は事例として弊社の新規部分のインフラ運用のやり方、そこで使われている道具(Packer, Terraform, Serverspec, Ansible, Roadworker, Circle CI)、考え方などについて書きます。これらの道具はもはやよく知られたものであり、あまり真新しくはないとは思っています。しかしながら弊社に遊びに来た方や採用の応募者の方などからトレタのシステム運用に関する質問をいただくことがあり、その説明資料のかわりになるかな、という目的もあって書かせていただきます。これ以外にも道具はあるのですが、なんとなく興味をもってくれそうなワードをタイトルに羅列させていただきました。以下、目次
2016-02-22「最速攻略! Ansible 2によるサーバ構築」という特集を書かれた新原 雅司さんから「サーバ/インフラエンジニア養成読本 DevOps編」の献本を頂きました。ありがとうございます! 特集1 「最速攻略! Ansible 2によるサーバ構築」私はレビュアとして参加させていただきました。「最速攻略! Ansible 2によるサーバ構築」の特集は 50 ページの充実した内容となっています。Ansible 2を特集記事で扱うのは紙媒体の書籍としては、おそらく世界初とのことです。 特集は4つの章から構成されています。 「第1章 Ansibleの基本」ではAnsibleの概要や動作環境、インストール方法、基本的な使い方が説明されています。 「第2章 Playbookの基本」では YAML の基本文法から始まって Ansible のモジュールを実行する記法について説明されています
2016/02/26 に出版される「サーバ/インフラエンジニア養成読本 DevOps編」というムック本にて、Ansible 2 について書きました。 本書は、昨今では普及してきた DevOps や Infrastructure as Code といったキーワードに関心がある方向けの本です。はじめに概念の定義や現状をおさえた後に、Ansible、Circle CI、Docker、Kubernetesなどツールを活用して実践する構成となっています。 Ansible 2 によるサーバ環境の構築 特集 1 である「Ansible 2 によるサーバ環境の構築」を担当しました。ここでは、Ansible の基礎をベースに、Vagrantを利用したサーバ環境の構築を解説しています。 Ansible には多くのユーザがおり、すでに多くの Playbook が公開されています。そこで、Playbook のシン
Ansible 2.0 がようやくリリースされましたね。さっそく、既存の Playbook をアップグレードしてみました。公式の移行ガイドは、こちらにあります。 まず、実行してみると、次のような警告が表示されました。 [DEPRECATION WARNING]: Instead of sudo/sudo_user, use become/become_user and make sure become_method is 'sudo' (default). This feature will be removed in a future release. Deprecation warnings can be disabled by setting deprecation_warnings=False in ansible.cfg. 今まで、実行ユーザを指定するとき sudo と sudo
Vagrant 1.8 で、ansible_local という新しいプロビジョナが追加されました。 これは、Ansible をゲスト(VM)側にインストールして、ローカルコネクションで VM 内で実行するものです。これは、まさに待ち望んでいた機能ので紹介します。 Vagrant + Ansible で気を付けること 以前から、Vagrant + Ansible の組み合わせでローカルの開発環境を作るなら、ホスト側に Ansible を入れるのではなく、ゲスト(VM)側に Ansible を入れる方が良いと考えていました。勉強会などでも良く話していたのでお聞きになった方もいるかと思います :) ホスト側に Ansible を入れない理由は、3 つあります。 まず、ホストに Ansible をインストールする手間が増える点です。Vagrant と Virtualbox のインストール(あとコー
13inch MacBook Pro を購入したので、開発環境の構築を行いました。 以前は、brew bundleで自動構築していたのですが、今回は Ansible を使って構築を行いました。このエントリは、Ansible Advent Calendar 2015 の 9 日目です。 今回の構築にあたっては下記のエントリを参考にしました。ありがたや。 HomebrewとAnsibleでMacの開発環境構築を自動化する | mawatari.jp Mac の開発環境構築を自動化する (2015 年初旬編) - t-wadaのブログ Xcode / Homebrew のインストール Xcode と Homebrew をインストールします。 $ sudo xcodebuild -license $ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubuserconte
皆さんこんにちは。 アキバです。 久しぶりにエントリ書きます。 突然ですが、今、システムをデプロイすると言ったら自動化しますよね。 そこで、皆さんは何を使っていますか? 私は、最近、DockerとAnsibleを仕事でガチに触る機会がありました。 ※本番運用のサーバもDockerを使って動作させました。 今回は、そこで得たことについて書きます。 皆さんの参考になればと思います。 命題:Dockerを使うべきか、Ansibleを使うべきか。 作るべきシステムは、いわゆるWebシステムで、WEBサーバとAPサーバで構成しています。 WEBサーバとAPサーバはそれぞれN台のクラスタ構成です。 ※以下の図は、本番運用で想定しているサーバ構成を今回の説明用に抽象化したものです。 N台のクラスタ構成ということで、Dockerを使おうとなりました。 コンテナでスケールアウト出来るから…ですね。 さてここ
I’m a maintainer and big fan of Docker Machine for quickly generating and using Docker hosts in the cloud and elsewhere. Creating and accessing machines, however, is only the beginning of the battle, as most drivers will leave you with a machine which is a relatively blank slate, and you may want to customize the machines to your liking with a provisioning process of your own in addition to Docker
Ansibleではinventoryに対象ホストを定義します。 適用したいインフラ構成が複数ある場合、playbook毎にグループ化してください。 グループ化した場合、変数はそれぞれのgroup varsに定義できます。 詳しくは、前回のエントリーを参照してください。 inventoryの構成方法には幾つかのパターンがあります。 対象とするシステムの規模や特徴にあわせて選択しましょう。 なお、パターンを整理するにあたって、Ansibleのインベントリファイルでステージを切り替えるを参考にしました。 ベーシックパターン 開発環境・検証環境・本番環境といった目的毎に環境を作る必要がなく、ひとつの環境(本番環境)のみの場合は、inventoryファイルもひとつで十分です。 hostsという名前のファイルを作成し、inventoryを定義しましょう。 構成は次のようになります。 . ├── gro
Today, we announced a definitive agreement to acquire Ansible, a popular IT automation tool launched in early 2013. Like in any acquisition, customers and partners will likely have a number of questions, so let me get straight to the point and cover the top three questions I anticipate: Why an IT automation solution? Why Ansible? How does Ansible fit in Red Hat’s management strategy? Why an IT aut
論文紹介 ”Long-Context LLMs Meet RAG: Overcoming Challenges for Long Inputs in RAG” @GDG Tokyo
webservers.ymlの修正 webservers.ymlを修正し、ロールにこれから作成するwebtierを追加します。 webservers.yml --- - hosts: webservers roles: - common - webtier webtierロールの作成 WordPressを動かすために必要なウェブサーバの設定を行うロールとして作成していきます。 httpdの追加 commonロールと同じ要領で作っていきましょう。 roles/webtier/tasks/main.yml yumでApacheをインストールし起動します。 --- # httpd - name: httpd is installed yum: pkg=httpd state=installed tags: httpd - name: httpd is runnning and enabled s
PythonやJavaでコードを書く場合、コードカバレッジの測定は、よくやりますよね。最近、Ansibleでもコードカバレッジを測りたくなったのですが、それらしいツールがなかったので、作ってみました。名前はKirbyです。今回はKirbyがどんなツールなのか紹介してみます。 ks888/kirby · GitHub どんなことができるのか Kirbyは、AnsibleのPlaybookやRoleに対して、タスクレベルのカバレッジを測定するツールです。 例えば、次のようなPlaybookと、Serverspecのテストがあったとします。Playbookでは2つのタスクを実行しています。Serverspecのテストでは、Playbookの一つ目のタスク(create dir1)に対するテストをしています。 ~/src/kirby_demo% cat create_2dirs.yml --- -
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? Ansible 2.0 変更点まとめ Ansible 2.0のアルファ1.0がリリースされましたね! (2016.01.13追記: Ansible 2.0出ました。Qiita上ではリリースニュースを Ansible 2.0リリース! という記事で訳していただいています。) まだ開発中ではありますが、CHANGELOGを元に大きめの変更点をまとめてみます。 (よく使われそうと主観的に思うものと、個人的によく使うものについての記述粒度が細かくなってます。) 下記情報は全て2015年8月28日時点での公式ドキュメント・リリースノート・git
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