病気が無効になる日も近い? あらゆる臓器や組織になれる「万能細胞」として、これまでES細胞とかiPS細胞といったものが研究されてきました。でもそれら既存の方法には、倫理的に問題があったり、やたら時間がかかったりと言った課題がありました。でも今、日本の理化学研究所が古い血液細胞を30分ほどで万能細胞に変えられる方法を発見したんです。それも、細胞を酸に浸すだけで。 そうです。血液細胞をちょいと酸に浸しておくだけで、夢の細胞名づけて「STAP細胞」ができるんです。 理化学研究所の小保方晴子氏率いる研究チームは、環境ストレスによって普通の細胞が未熟な細胞に変化する現象を植物ですでに確認していました。そして新しい植物が、未熟な細胞から育っていく様子も。この現象は鳥や爬虫類において起こることが知られていましたが、研究チームではさらに哺乳類で実験してみました。ネズミの血液細胞を酸にさらすと、期待通りの変