入出力端子は全部、接点復活剤でゴテゴテのさびさびで駄目なのですべて交換しました。使いやすいように入力はRCAタイプに交換、ボリュームを増設しました。 電源のコンデンサーはRSで同じサイズのものがありました。16000uF/63Vです。整流ダイオードも交換しました。 元々の配線はけっこう細い線で、まるで配電盤のような整然としたものでしたが、その再現はしませんでした。試しで数日鳴らしてみたところ、とても好みの音がしてくれたのと、調整箇所もないので、測定などはせずに完成としました。 このアンプは”カレントダンピングアンプ”と言われている方式らしく、普通のトランジスターアンプの回路と様相が違っていて、シングルA級の小出力アンプと、ゼロバイアスのプッシュプルB級アンプが並列になっている感じです。NFB はオペアンプの次の2段目TRに戻っていて、オペアンプの入力にはDCオフセットのみが帰還されていて、