売春の客待ちをする、いわゆる「立ちんぼ」が問題となっている大阪・梅田の繁華街で、道路を「黄色」に塗装して防犯意識を高める対策が行われ、10日、工事が完了し、関係者にお披露目されました。 大阪市北区太融寺町のホテル街の一角では、女性が売春目的で客待ちをする「立ちんぼ」による違法行為が問題となっていて、地域住民から「この場所の雰囲気を変えていきたい」との意見が寄せられていました。 こうした問題を受け、警察や区役所、地元の防犯協会などは、薄暗かった場所に街灯を取りつけたり、道路の色を変えたりするなど環境を変えることにより「立ちんぼ」行為をさせにくくする対策を施すことになりました。 黄色の塗装は、警察庁「科学警察研究所」の専門家のアドバイスのもと、派手な色にすることで、暗い路地のイメージを少しでも明るくする狙いがあるといい、デザインを学ぶ地元の専門学生が考えた「水族館」をイメージしたイラストなども