細山田(背番号36)を前に笑顔の工藤。侍Jの城島、阿部を育ててきただけにWBCは気になるが(写真:夕刊フジ) 現役最年長の横浜・工藤公康投手(45)が、11日のオープン戦に登板。昨年まで早大で“佑ちゃん(斎藤佑樹投手)の女房役”を務め、ドラフト4位で入団したルーキー、細山田武史捕手(22)に「城島になれ」とゲキを飛ばした。一方で、WBC2次ラウンドのキーポイントに巨人の捕手、阿部の打撃を挙げた。 【フォト】城島、攻守に絶好調! 名投手が名捕手を育てる。侍ジャパンの正捕手、マリナーズ・城島は若き日のダイエー(現ソフトバンク)時代、工藤に育てられた。工藤は当時の王貞治監督から「城島を一人前に育てたい」との意向を受け、時には実戦で疑問の残る城島のサインにもあえて首を振らず、打たれた試合後に、理詰めで存分にお灸を据えた。 そんな工藤がこの日、新人ながら開幕1軍が有力となっている細山田と実戦で