<世界の興行収入が驚異の2億ドル超!なぜここまでヒットしたのか、日本にゆかりのあるウィル・グラック監督に独占インタビュー> 久しぶりに、ロマンチック・コメディー(ロマコメ)に大ヒット作が生まれた。昨年12月に全米公開された『恋するプリテンダー』(日本公開は5月10日)は、全世界の累計興行収入が既に2億1900万ドル(5月2日時点)超。ロマコメ作品としては『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016年)、『クレイジー・リッチ!』(2018年)以来となる2億ドル突破の快挙を達成した。 シドニー・スウィーニーとグレン・パウエルという今注目の俳優2人が、惹かれあいながらもすれ違う男女を演じる、泣き笑い必至の王道ロマコメ。日本にゆかりのあるウィル・グラック監督に、本誌・小暮聡子が見どころを聞いた。 ――ロマコメながら、ヒットした理由をどう考える? 世界は「楽しい」映画を求めてい