昨日のエントリでジョブズ氏のDRM不要論に対する音楽業界側の主張も聞いてみたいと書いたところ、さっそく全米レコード協会(RIAA)から反論がありました。 RIAAの主張は、「AppleはレーベルにDRM撤廃を求める代わりに、競合他社に自社のDRM技術を開放するべきだ」というもの。「FairPlay開放? レーベルこそDRMを廃止すべきだ」とするジョブズ氏とは平行線です。 RIAA会長のミッチ・ベインワル氏は、FairPlayを開放すれば、iTunes Storeで購入した楽曲をiPod以外のデバイスで再生できないようにしているハードルがなくなるとコメントしています。「Appleほど洗練されていてスマートな会社ならば、音楽コミュニティーと協力してそれを実現できると確信している」と、ちょっとイヤミっぽい(?)ですね。 この調子だと、音楽配信はしばらく現状のままということになりそうですね……その