イギリスやアメリカ、フランスなど世界10か国からインターネットユーザー50人を集めてスパムの被害者になってもらい、どのようなスパムが届くかを調査する実験がMcAfeeによって行われました(McAfeeの「THE S.P.A.M.EXPERIMENT」ページ、japan.internet.comの記事)。 この実験はMcAfee製のウイルス対策ソフトのみがインストールされたPCを被験者に与え、そのPCで無防備にWebを巡回、MLへの登録、スパムメールへの返信、掲示板への書き込みといった活動を行ってもらい、その結果どのような「危機」が発生するか、というのを調査するもの。実際にどのようなことが起きたかは、各参加者がそれぞれブログで報告を行っています。 実験は30日間にわたって行われ、最終的に50人の参加者は合計で10万4000通のスパムを受け取りました。最も多くスパムを受け取ったのはアメリカ、次