大学が私設「止まれ」で反則切符 警察誤って取り締まり2008年11月18日21時1分印刷ソーシャルブックマーク 浜松医科大学(浜松市東区)が大学構内に法的拘束力のない「止まれ」の標識を設置したところ、地元の浜松東署員が誤って一時停止違反で学生ら16人に交通反則切符を切っていたことが、18日わかった。県警はすでに違反点数を抹消し、連絡が取れた15人に謝罪。反則金を支払い済みの12人に還付手続きを進めていくという。 標識は大学構内の私道から市道に合流する丁字路交差点の構内側に設置されている。大きさ、色、形とも正式なものと一緒で、同大が開学した74年ごろ、事故防止を目的に設けたという。県警交通指導課は「構内にあり、関係者以外はほとんど通らない私道のため、設置は違法とはいえない」としている。 浜松東署はこの標識を公安委員会が決定した標識と誤り、07年11月から今年10月にかけて違反切符を切っていた