6日午後4時20分頃、東京都千代田区霞が関1の農林水産省本館前で、女性が頭から血を流して倒れているのを通行人の男性が発見、同省警備員を通じ119番した。 同省林政課などによると、女性は林野庁林政部企画課の係長(36)で、病院に搬送されたが、頭などを強くうち、まもなく死亡が確認された。 警視庁丸の内署幹部によると、本館7階の林野図書資料館の窓が開き、係長のものとみられる靴がそろえて置かれていた。同署は、係長が窓を開けて飛び降り自殺したとみて調べている。遺書は見つかっていない。 係長は、今月1日付けで同庁森林整備部から同資料館に異動したばかりだった。