東京 中央区は、築地市場が来月移転されるのに合わせ、これまで市場に住みついていた野良猫を保護するための施設を整備することになりました。 保護団体ではいまでもおよそ20匹の猫を預かっていますが、団体の施設には十分なスペースがなく、飼育を続けることが難しくなっていました。 このため中央区は来月の市場の移転に合わせて、新たに猫を収容する施設を整備することになりました。 新たな施設は鉄骨平屋建ての2棟で、区立晴海臨海公園の中に設置され、空調や水道も完備する予定だということです。 施設は動物保護団体に無償で貸し出し、猫の保護や譲渡先探しの拠点に活用してもらうということで、来年4月までの完成を予定しています。 中央区では施設の整備費用として5600万円余りを一般会計補正予算案に計上し、開会中の区議会に提案しています。