前編はこちら。 北海道のマイホームを守るため、再起をかけて埼玉に戻ってきた竹下家。到着早々、即日入居ができる物件を探しに、不動産屋を訪問。しかし仕事が決まっていない状態で、なおかついますぐ入居できるという物件がなかなか見つかるハズもなく、何軒もの不動産屋をハシゴするはめに。気がつけば日は暮れ、車の中で長時間待機している娘たちも、さすがに疲れてきた。そしてようやく、預金通帳を証明書代わりとして扱ってくれる、一軒家の貸主が見つかり、どうにか契約。疲労困憊で新居にたどり着いたときは、既に夜おそく。北海道の家と比べると、さすがに狭くはなったが、背に腹は変えられぬ。慌ただしさのあまり、気がつけば今日はじめてとなった食事を、コンビニ弁当で摂る一家。入居早々、お母さんが障子に穴を開けてしまったり、なぜか家財一式を新調したため、退職金があっと言う間に消えたりもしたけど、まずはおつかれさま。 翌日からは、一
これはやばいなあ。現代日本の家族の闇を描いた衝撃作だろう。フジテレビがひっそり流すザ・ノンフィクション「漂流家族 竹下家の9年間」である。 いろんなところで反響があるようで、id:tada-woさんから録画DVDを借りて見たのだが、絶句してしまった。彼のブログから引用する。非常にうまくまとまっている。 http://d.hatena.ne.jp/tada-wo/20090616/1245138703(因果鉄道999・埼玉-北海道(前編) - アマルフィ 日和) 埼玉県に住む竹下一家。家族構成は父母と6人姉妹(全員、女の子)の8人家族。彼らは心機一転として、北海道の浜頓別(はまとんべつ)という田舎町で行われる、街の活性化を目的とした本州からの移住計画に参加(いわゆる田舎で暮らそう、というやつ)。この計画は、移住して三年の間に、浜頓別に家を建てて定住することが条件で、その間の住居は地元の自治体
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