『生涯投資家』を書いた村上世彰氏。『多動力』がベストセラーとなっている堀江貴文氏。対談の3回目は、ふたりが考える未来、それぞれが目指していること、そして世の中を変えるために必要なこと。 ◆ 「お金なんて必要ない時代」に必要なこと 村上 堀江は「もうお金なんていらない時代」と言うけど、例えばどういうこと? 堀江 オキュラスVRっていう、バーチャルリアリティーのデバイスの今のムーブメントを作ったデバイスがあって。これは数年前にパルマー・ラッキーという18歳の子が、スノーボードのゴーグルを改造して、Androidのスマホ2台とレンズをパソコンにつないだものから始まってるんですよ。それでクラウドファンディングしたら大反響で、たしか7〜8億円ぐらい集まって、2年後にはFacebookが20億ドルで買収した。 村上 それはすごい。 堀江 こういう時代になってくると、世の中の流れを見ながら新しいプロジェ