新型コロナウイルスの影響で全国の学校が修学旅行を相次いで延期していることを受け、年間100万人の修学旅行生が訪れる京都市は、秋以降の受け入れに向けて感染防止対策を徹底するとして、全国の自治体に対し、京都にぜひ来てほしいと文書で依頼しました。 京都市は、全国から年間およそ100万人の修学旅行生を受け入れていますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でことしは4月から来月までに予定されていた修学旅行のほとんどがいったん延期されたままです。 京都市は、観光政策のロードマップに沿って今月19日以降は、府外の観光客を段階的に受け入れる方針で、修学旅行についても実施を促したいとして、11日までに都道府県の教育長や政令指定都市の市長などにあわせて206通の依頼文を送付しました。 依頼文では「ウィズコロナ社会における修学旅行生の安心・安全の確保に全力で取り組む」としていて、修学旅行生が京都に滞在中に感染の