ミジンコは、誰もが「学生の頃に教科書で見た」身近な存在です。 非常に小さくありふれているため、圧倒的に弱いことや無価値なことを「ミジンコのようだ」と表現することさえありますね。 そんなミジンコたちが、私たち人間を含む地球のピンチを救ってくれるかもしれません。 イギリス・バーミンガム大学(University of Birmingham)生物科学部に所属するルイーザ・オルシーニ氏ら研究チームは、ミジンコを利用して汚水をろ過するシステムを考案しました。 テストでは、重金属や工業用化学物質をミジンコたちが捉えて汚水を浄化できることを実証しています。 研究の詳細は、2023年9月25日付の科学誌『Science of the Total Environment』に掲載されました。 Waterfleas hold key to cleaner environment and better human