UDPと組み合わせてRTPを使う場合、RTPのパケットは図3のようになります。 RTPは、リアルタイム情報を運ぶための汎用ヘッダであるRTPヘッダと、実際のデータを格納するRTPペイロードにより構成されます。 図3. RTPパケット RTPでは、転送などの挙動に関する詳細をあえて不完全なままにしています。 これらの詳細は、RTPプロファイルとRTPペイロードフォーマットにより規定されます。 RTPプロファイルは、挙動に関して記したものです。 RTPペイロードは、運ぶフォーマット(例えばMPEG1、MPEG2、MJPEG、L16など)毎に別々のRFC(Request For Comments)として定義されています。 図4. RTPヘッダ