バンダイは28日、懐かしのテレビゲームの音だけを聞いて頭の中で画面を妄想して楽しむ新感覚の「妄想コントローラー」を3月20日に発売すると発表した。価格は888円。20〜30歳代の男性をターゲットに、2010年末までに20万台の販売を目指す。 ゲーム機のコントローラーをモチーフにした玩具で、スピーカーから流れる懐かしのゲームのBGMや効果音を聞きながら、十字キーやボタンを操作し、頭の中でゲーム画面をイメージしながら楽しむ。 第1弾は、1980〜90年代に一世を風靡したファミリーコンピューターやスーパーファミコンのゲーム。格闘ゲームの代名詞ともいえる「ストリートファイターII」やシューティングゲームの「ゼビウス」、野球ゲーム「ファミスタ」など全5種類をそろえた。今後、第2弾、第3弾とシリーズ化していく予定だ。