アートだいじょうぶによるプロジェクション基礎に関する記事です。アート・デザインの展示における、プロジェクター使用の基本や、注意点・安全対策・設置方法概説など。
淡色に忍ばせた開催国の現実 パラ公式画、問い直す理念―山口晃さん〔パラリンピック〕 2021年09月01日13時32分 山口晃さんが描いた東京パラリンピックの公式アートポスター「馬からやヲ射る」(C)Tokyo2020 東京パラリンピックの公式アートポスターの中に、淡い色彩で描かれた1枚の絵がある。手の代わりに足で勇壮に弓を引く和装の女性が目を引くが、緻密に描かれた背景に目をこらすと、共生社会の実現をうたう大会理念とは裏腹な「開催国の現実」が浮かび上がってくる仕掛けだ。どんな思いを込めたのか、制作者の画家、山口晃さん(52)に聞いた。 〔写真特集〕2020年東京五輪招致 山口さんの元に制作依頼が舞い込んだのは2019年春のこと。大会をめぐる数々の疑惑や不祥事にあきれ、「復興五輪」「コンパクト五輪」といった主催者の説明にも不信感を持っていた山口さんは、「美術が体制側を賛美することにならないか
概要本プロジェクトは、主にZoomを用いてオンライン上で開催される美術と芸術に関する研究会です。 またジャーナルのページではエッセイや書評、レビュー記事等を定期的に掲載しています。 企画の主な目的は様々な専門分野や領域で活動している人に非公式的な議論と文化的交流の場を提供することにあります。 発表者や講演者および参加者を研究者・批評家・作家のみに限らず幅広く募集中です。 趣旨現在、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 拡大の影響で、展覧会や講演会、講義等が中止または延期や制限付きでの開催となり、 様々な作品やプロジェクトの発表や鑑賞等の機会が奪われてしまう事態が起きています。 そのような状況の中で、従来とは異なる仕方でオンライン上でのレクチャーやセミナーを企画・運営します。 内容は、作品や研究テーマに関するプレゼンテーション、論考やエッセイの投稿・寄稿等を行えるようなカジュアルな
小さな石6個を6人がひとつずつ持ち、5年毎に引き継ぎながら1300年間ただ持ち運ぶ。 日本の国東半島を起点に西暦2014年に開始し1300年後の西暦3314年に成立する、長い長い行為の連なりです。 この文章は西暦2014年に書かれています。あなたがこれを目にしている今日は、それから何年が経っているでしょうか?ひょっとするとこの文章には、あなたの生きる現在では実感を持ちにくい感覚も含まれているかもしれません。できるだけ想像力を働かせて読み進めてくださると嬉しいです。 さて、これらの石は、最初に持ち運ぶ6人によって選ばれて名付けられた何でもない石です。これらの石は宝石のような稀少価値もなければ、名工による彫刻でもなく、宗教的な歴史をもった遺物でもありません。たんなる落ちていた石です。石の特質上なにかしらの工作を施さない限り、何年経っても何千年経っても、そのへんに投げ戻してしまえば、ただの石にも
「新しい生活様式」にもだいぶ慣れ、日常が戻ったと感じる人もいるだろう。だが、実際はさまざまな場所や場面において、コロナの「後遺症」が残っているところは少なくない。美術館もその1つだ。 一時休館を経て再開した館でも、中止になった展覧会や、大幅に会期が延長になった展覧会が相次いでいる。一部の作品が展示できなくなった展覧会もあるなど、その影響は長引いている。それには、美術館が展示を決め、実際に作品を集めて開催するまでの「仕組み」が関係している。今回は東京と奈良にある2つの美術館に展示までのプロセスとコロナの影響を聞いた。 展覧会の開催には企画から2、3年かかる 東京駅から徒歩5分の八重洲エリアにあるアーティゾン美術館。印象派などのコレクションを誇るブリヂストン美術館を建て替え、今年1月に近現代美術館として開館した。 副館長の笠原美智子氏によると、展覧会は通常、担当する学芸員が調査・研究をし、展覧
2022年をもって活動を終えるANB Tokyo、クロージングイベント 「エピローグ⇆プロローグ」を開催!12月16日(金)ー18日(日)
感染症流行期におけるオンライン展覧会づくりの手引き @多摩美彫刻学科 A guide to creating online exhibition during an infectious disease epidemic @ tama art univ. department of sculpture 谷口暁彦 Akihiko Taniguchi トップページ 【考えてみる】2020年5月の状況:感染症とインターネット 【考えてみる】ネットアートの、展覧会という形式への試み 【考えてみる】いろいろなオンライン展覧会のかたち 【やってみる】歩き回れる3D空間を作る:その1 【やってみる】歩き回れる3D空間を作る:その2 【やってみる】小課題 : マルチメディアなコラージュを作ってみる 【やってみる】3Dスキャンのいろいろ 参考資料・素材など ヴィデオゲームアートのためのUnity講座 10/
AAC所蔵資料貸出「イタリアと日本の前衛 ―20世紀の日伊交流」ふくやま美術館 多摩美術大学アートアーカイヴセンター | 2024/04/09
津田大介がDOMMUNEで参加作家・村山悟郎と対談。「明確なゴールの共有を」 あいちトリエンナーレ2019の芸術監督・津田大介が18日、瀬戸内国際芸術祭とあいちトリエンナーレの横断企画としてDOMMUNE「いま、津田大介が考えていること」に登場。両芸術祭に参加しているアーティスト・村山悟郎と対談を行った。 海外作家たちの展示中止が相次いでいる「あいちトリエンナーレ2019」芸術監督・津田大介が、瀬戸内国際芸術祭とあいちトリエンナーレの横断企画としてライブストリーミングサイト「DOMMUNE」に登場。両トリエンナーレの参加作家である村山悟郎と対談を行った。 冒頭、村山は今回の「表現の不自由展・その後」に端を発した一連の流れについて、「『表現の不自由展・その後』の情動性が展覧会全体に非常に悪い影響をおよぼしている」とコメント。トリエンナーレ全体のキュレーションについて、「こんなことになるなら先
【2019年8月16日追記】 昨日公表した「あいちトリエンナーレ2019『表現の不自由展・その後』に関するお詫びと報告」の中で、「1つは、自分を批判する人を見つけたら『コロス』リストに入れると言った発言についてです。これは、アンガーコントロールの一環として、怒りを覚えた相手について、『コロス』リストに入れることで、その人に対する怒りを静めようとしたものであり、公開する気もなければ、もちろん、実行する気もありませんでした。特定の人に対する怒りを静めるために、怒りを覚えた相手を記録することで怒りを静めるやり方は、XXX協会や、XXXで推奨されている方法です。」と記載したところ、その協会が「コロスリスト」を推奨していると誤読した方々からたくさんの問い合わせや抗議が来ていてとても迷惑しているとの苦情をXXX協会から受けるに至りました。本日電話で対応に当たられた皆様には、この場を借りてお詫びいたしま
『表現の不自由展』アートの専門家は?「政治家による批判、職責超えている」。一方で「議論に接続する仕掛け必要だった」 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展の一つ「表現の不自由展・その後」に抗議が殺到し、3日目で中止になる事態に。アート界の専門家はどう見たのか。
2019年8月1日、あいちトリエンナーレ2019が開幕した。同年8月3日、その中の展示の一つ「表現の不自由展・その後」が、中止となった。 あいちトリエンナーレと「表現の不自由展・その後」 あいちトリエンナーレは2010年から3年ごとに開催されている国内有数規模の国際芸術祭で、2019年はジャーナリストの津田大介氏を芸術監督に迎え、「情の時代」をテーマに掲げた。作家の選定にあたってその男女比を同等にすることを打ち出すなど芸術祭の枠を超えて話題となる要素も多く、実際前売りチケットの売り上げも開始2カ月前の時点で前回より2倍多かったという。 その中の展示の一つである「表現の不自由展・その後」は、「その後」という名称からもわかるように、今回のトリエンナーレでゼロから企画されたものではない。オリジナルの展覧会である「表現の不自由展~消されたものたち」は、2015年の1月から2月にかけて、東京・江古田
「時間」が見える。3Dプリンタで実現できるようになったアート作品2019.05.30 17:1514,347 Mugendai 渡邊徹則 いろんなシリーズで見てみたい。 優れた新技術が登場すると、形を変えながら一般社会に溶け込み、やがてアートの世界で活用される例は珍しくありません。以下の動画も、とあるテクノロジーを応用してつくられています。 バレエをする人影が円を描き、まばゆい光の動きと連動する。何ともいえない魅力を持った作品ですが、IBMのWebメディアMugendai(無限大)にて、この動画の作者さんが登場していました。 3Dプリンターで「時間」を立体として表現登場していたのは、アーティストの後藤映則(あきのり)さん。2017年のSXSWにて、約200作品から選ばれる5作品に入選するなど、新進気鋭の若手です。 「toki- BALLET #01」と名付けられた冒頭の動画。実は実際に踊っ
消滅した村落を照らす小さな光。副田一穂評 蜜ノ木「くずれる家」展三重県伊賀市島ヶ原に暮らす若者たちによるグループ「蜜ノ木」による展覧会が、この秋開催された。本展は、伊賀の美術史、1920年代の地元青年団の活動、伊賀ゆかりの現代美術作家による展示の3つを軸に構成。三重、愛知の学芸員らと協働でリサーチを行うなど、土地の持つ記憶へ独自のアプローチを行う「蜜ノ木」が実施した本展について、愛知県美術館学芸員の副田一穂が論じる。 文=副田一穂 共同体の繕い方 三重県伊賀市島ヶ原地区(旧島ヶ原村)に暮らす20代の若者たち十数名が、2013年に結成した島ヶ原村村民芸術「蜜の木」を前身とする「蜜ノ木」の活動は、展覧会やイベントの企画のみならず、空き家の再生から地域の寄合や祭礼への参加まで多岐にわたり、いわゆるアート・コレクティブというよりは、旧来の青年団のそれに近い。 蜜ノ木のメンバーはいずれも旧島ヶ原村に
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