おかしいと感じ始めた思春期-14歳 「もしかしたら自分は周りと少し違うのではないか?」そう最初に感じたのは、思春期の頃でした。 中学に上がると、それまでの少年時代とは少し友人たちの雰囲気が変わります。 何かに悩む人がいて、何かに反発する人がいて、時にいじめなどが教室と言う小さなコミュ二ティ内で発生します。 そして、時にピリピリとした空気が教室を包むことがあるのです。 僕はこれがとても嫌でした。 自分に対して向けられた怒りではないのに、 身体が不快な反応を示すのです。 お腹がまるで大量の空気を飲み込んだように膨張し、胃がキリキリと痛み、頭痛がすると同時に頭がクラクラとしました。 だからよく保健室に行って、授業をサボり、保健室に置いてある漫画を読んで過ごしていました。 また、違うことでも違和感を感じました。 僕は部活帰りの美しい夕日や、夕暮れにお隣さんが料理を作る音の風情、クラシック音楽などが