印刷 関連トピックスTwitterフェイスブック露天風呂に30分入れた人工乳房=17日午前9時43分、福岡県那珂川町、福岡亜純撮影 乳がん摘出手術で人工乳房をつける人に安心して温泉を楽しんでもらうための「おっぱいリレー」が17日、全国各地で一斉に始まった。人工乳房を温泉などに浸して色や形が変わらないか調べる初の試みで、メーカーと温浴施設の共同企画。人工乳房をバトンがわりに湯から湯へ、北海道から鹿児島まで19地域の計95施設を巡る。 17日朝、福岡県那珂川町のスーパー銭湯「湯あみの郷(さと)」。営業前に、従業員が炭酸カルシウム入りの人工温泉に人工乳房を浸した。30分後、色や形が変わっていないか確かめ、写真に収めて「検証」は終了。永倉篤彦支配人(42)は「よかった。人工乳房をつけている方に安心してうちの湯に来てもらいたい」。3日以内に次の湯に届け、31日までにゴールする。 検証に使うのは