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もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて This is Not the End of the Open Web 2016.08.22 Updated by yomoyomo on August 22, 2016, 10:31 am JST すっかり旧聞に属しますが、Internet Archive が主催し、これからのウェブのあり方を議論するイベント Decentralized Web Summit が6月に開かれました。 このサミットには "Locking the Web Open" というサブタイトルが付いていますが、逆に言えば、主催者には現在のウェブはオープンではないという認識があるわけです。それにいたる流れを少し辿りたいと思います。 そもそも Open Web(オープンウェブ、開かれたウェブ)という言葉が特に言及されるようになったのは、2010年だったと記憶します。その背景の
Webはなくなるのかもな、と思います。 この記事の続きは「ブラウザが消滅して: APIベースのWeb」 あの頃のWeb 「Webとは何か」を定義しなければ、なくなるか/存続するかなんて議論は意味をなしません -- それは承知ですが、ここでは曖昧な、あるいは感傷的なWebのイメージに基いて話します。 Webはブラウザで閲覧するものでした。ブラウザはHTML文書の表示装置です。ハイパーリンクをたどってインターネットを“サーフィング”できます。あるいは、検索エンジンを利用して目的のWebサイトを探します。たまにフォームを使ってWebに“書き込み”をします。それが、今までの(「かつての」かもしれない)Web体験です。 このようなスタイルのWebの盛り上がりのピークは2005年からのWeb 2.0ブームだったと思います。Web 2.0の提唱者だったティム・オライリーの真意はどうであれ、Web 2.0
最近ネットで話題になるもの、話題になる以上になんらかの意図が強すぎて嫌だ。 無料だけど何かの商品サービスへの導線になっていたりするものを小難しい理屈を組み立ててフリーミアムと呼んでドヤ顔してる。 まとめサイトのリンクに飛ぶと、あたかも飛行機の乗り継ぎみたいに、沢山のまとめサイトの記事が載ってるページに一度飛ばされてからようやく該当の記事に飛ぶ。これだってなんらかの意図があるのだろう。おそらく滞在時間が伸びたりハブを作ることで他への導線になってるんだろう。 2000年代後半ぐらいに、仕組みやフレームワークに対する意識は急速に高まって、誰もがマーケティングという皮をかぶったインチキみたいな処世術を身につけた。 でもそれはマーケティングとは似て非なるものだ。だって顧客としての僕は理解もされていないし、満足もしていない。 ビジネススタイルだけでなく人の意識も変わった。 これからは個人の時代と言わん
・ 「ネットがつまらない」≒「自分がつまらない」 - シロクマの屑籠 いまどき「ネットが面白い」なんて人はまったくどうかしている。 まあ、半分くらいは好い意味で、だ。なぜなら彼らは、インターネットという社会インフラを「趣味」にしてしまった人たちだからだ。いってみれば、鉄オタにとっての鉄道みたいなものだろうか。一般人にとってのネットや鉄道は、もはや面白いとか面白くないとかいう興味の対象ではない。環境に近いものになってしまった。 もちろん、「ネットがつまらないのは自己責任!」というのも正論だと思う。そして、「ネット」の部分はあらゆるものに置き換え可能だ。ぼくが鉄道を愉しめないのは、ぼくのせいに違いない。たしかにぼくは、鉄道を愉しむための努力をしてこなかった。ネットも同じなんだとすれば、それはネットが高度に訓練されたネットオタクでなければ愉しめない、ただのありふれた風景になってしまったということ
先日、TechWave.jpの記事を中心に「ソーシャル」とはなんぞや?という騒動があった。 大学生が古典的な「SNS」の定義を持ち出して、最近の日本では間違った「ソーシャル」の定義が蔓延していると、ちょっと上から目線で批判。 それに対して、佐々木俊尚さんが、「この記事は100%間違っている」とツイートで批判したあたりから、いろんな意見が交わされている。 Togetter – 「蔓延する誤った「ソーシャルメディア」の定義 大学生が書いたTechWaveの記事への反応まとめ」 http://togetter.com/li/71864 で、それに対して、Market Hackにこんなエントリが載っていた。 先日「MarketHack」の姉妹ブログ・メディア、「Techwave」に水谷さんというブロガーが「蔓延する誤ったソーシャルメディアの定義」という勇気ある寄稿をしたら、それが一部の「識者」から
存在すらしないよりも炎上アテンションのほうがまだマシ ネットへの情報漏洩をどう防いでいくか、あるいは漏洩しても問題のないよう自らの行いをどう正しくしていくか……それに対する合理的な思考は、残念ながら日本ではできないように感じる。 海外では万が一情報が流出したとしても、その結果「得」の方が多ければ気にしない。それが日本では得:損=9:1(9よくても1のリスク)でダメ! となり、そこでツブれる。あまりにもセンシティブな思考停止……。 欧米の一部の攻撃的な企業はもちろんディフェンスもするが、それだけでなく、むしろ流出情報がいかに結果としてポジティブな印象を与えられるかについての実験や姿勢もある。 日本人は何に関しても潔癖に安心を求める。食にも、セキュリティにも。これを前向きに捉えれば、消費者の厳しい目がより衛生的な食品を作り出したり、より信頼性の高いクラウドを作り出したりすることに繋がる。しか
大手SIerにてSalesforceビジネス推進/プリセールスエンジニア/Evangelist業務を担当。 所有資格:Salesforce.com認定 SalesCloud/ServiceCloud/Pardotコンサルタント、 著書:IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入
ここ数日で、今後数年のネットを左右しそうなニュースが連続して来ている。 TwitterのつぶやきにMIDIや顔文字の埋め込みも可能に − @IT 【レポート】米Apple、「Concert Ticket +」による電子チケット販売で特許申請? (1) iPhone/Macを使った電子チケット販売 | パソコン | マイコミジャーナル Tech Wave : 【解説】Google時代の終焉宣言するFacebook新戦略【湯川】 最初のは、Twitterの「アノテーション」という新機能の発表。 「アノテーション」とは、140文字のつぶやき一つ一つに、プログラムで処理できる任意のデータを埋めこめるという話。「任意」というのが重要で、ネットの重要な技術は「任意」という言葉がつきもの。 たとえば、「つぶやきに位置情報を埋めこむ」と言われると、そのデータが何に使われどの程度の広がりを持つ話なのか、誰に
『ウェブを炎上させるイタい人たち-面妖なネット原理主義者の「いなし方」 (宝島社新書 307)』 中川 淳一郎 宝島社 700円(税込) >> Amazon.co.jp >> 本やタウン インターネットの関連書籍のタイトルを見ると「革命」「衝撃」「進化」「・・・を変える」「次世代」といった言葉が目に飛び込んでくるが、はたして本当だろうか? 「イケている人をますますイケている人にし、イケてない人との格差を広げるのがインターネット」と、ニュースサイト編集者で『ウェブを炎上させるイタい人たち』『ウェブはバカと暇人のもの』の著者・中川淳一郎氏は指摘する。 2009年、グーグルがテレビCMを開始した。テーマは「さがそう。」。これは、グーグル検索をすることにより、どんどん知りたい情報が手に入り、それが自分の夢につながることを表現したもので、グーグルの検索画面だけで構成されている。 「おとなになっ
2010年02月26日14:13 「たこつぼ」と「際崩れ」 カテゴリインターネット kinkiboy Comment(0)Trackback(0) 「たこつぼ」現象という言葉があります。嗜好や考え方、また当然、関心事が近い人たちが集団となって、独特の世界をつくり、その世界のなかにひきこもることです。 社会現象を語る言葉として、この言葉が登場したのはいつの頃からだったでしょうか。おそらく1980年代あたりだったと記憶しています。人びとはそれぞれのライフスタイルや好みで分衆化し、お互いい別個の世界で生きはじめている、だからマスとしての市場はどんどん分断化されてきていると言われ始めたころでした。 その後、企業や業界の特殊な文化やものの見方へのひきこもりを「たこつぼ」として表現されることもありました。 ネットビジネスの終わり (Voice select) 著者:山本 一郎 販売元:PHP研究所 発
■うかつじゃ済まぬ 炎上→人生のつまずきにも ネットのブログやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に一般のネットユーザーが自分の犯罪行為や不道徳な行為を“告白”した文章が、匿名掲示板などに転載され、現実に社会的な制裁を受ける騒動が後を絶たない。事実かどうかを問わず、会社や学校にまで迷惑をかけてしまう結果を招いたケースも少なくないにもかかわらず…。一方で、“告白”を転載した側が名誉棄損に問われる可能性も。書く側も写す側も「うかつな発言」には注意が必要なようだ。 ◆飲食物にゴミ? 今月5日、会員制SNSの大手「ミクシィ」に、大手カラオケチェーンでアルバイトをしていた男子大学生が「気に入らない客の飲食物にはゴミや虫など異物を入れていました」などと書き込んだ。11日になって巨大掲示板「2ちゃんねる」に転載されるやいなや、学生や同社に対する批判が相次いで書き込まれ“祭り”状態になった。 同社
どころか、自分はこう考えている、考え方が違うのは仕方がない、という合意すら得られることはそう多くない。ウェブみたいなオープン環境(それは、目に入ってしまうかもしれないけど、気にしなければよい環境でもある)において、そもそも考え方が違う同士で議論する羽目に陥っている時点でその結論は目に見えているんだけど。 ただ、議論の果てに、お互いの立脚点が違うことに気がつかないで相手を罵倒して去る、というみたいなのは単なるアホか、あるいは絶対正義の化身(つまりバカ)か、どっちかなんじゃないかと思ったりはする。分かり合うことなんてそもそも必要なくて、お互いのポジションを見極めて、落としどころを探るだけで十分だし、それは結論付けなくてもよい。立場上、落としどころを明示することが出来なくても、議論の過程の中で、きっとこの落としどころはここだろう、ということが暗黙的に合意が得られるというのはよくある。 議論の前提
じっくり、、(ってなことが、ここでできるのかは、定かではない、、) きびしい現実、、てか、それが当然? http://terutell.at.webry.info/200504/article_2.html#comment (過去1990~2005年の彼的印象より) http://d.hatena.ne.jp/noharra/20050406#c1112918930 http://terutell.at.webry.info/200504/article_3.html#comment http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/myhoney0079/20070110/p11 てか、この話題での議論のながれ、別件として もう少し追ってみるかなはてな、、 ぺんぺん草も生えない?とも思われる、その落穂ひろい、、。拙速?の落穂?、、とりあえず、前へと進ん
インターネットそのものは、世界各地のネットワーク同士を相互に接続する、巨大ネットワークです。 アメリカで発明されたインターネット技術そのものが世界に広がったという事実は、技術の輸出そのものに限定されず、むしろアメリカ文化やアメリカ的価値観の輸出も同時に行われたと最近強く感じるようになってきました。 例えるならば、日本が漫画やアニメの輸出をすることで、結果として日本文化や価値観や考え方を輸出しているのに似ているのでしょうか? インターネットとともに輸出された、アメリカ気質は日本気質とはかなり異なっており、異文化が混ざり合う事で新しい「何か」が生まれつつあるような気がしています。 ただ、日本気質とアメリカ気質には、かなりの隔たりがあり、その「何か」が生まれる過程として様々な副作用が表面化しているような気がしてなりません。 例えば、現在のネット上での一時的かつ極端な意見の偏りや、炎上騒ぎや、実名
梅田さんの発言記事がネットで盛り上がっている模様。 日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編) (1/3) - ITmedia NEWS Web、はてな、将棋への思い 梅田望夫さんに聞く(後編) (1/3) - ITmedia NEWS 404 Blog Not Found:梅田望夫は「残念」なただ一つの理由 (他はこのDan Kogaiの中にリンクがいっぱいあるので参照) 渡辺千賀といい、あーあ、言っちゃった、何か心境の変化でもあったのかな、などと思いつつ。 叩かれるのは覚悟の上で言ったんだろうけれど、少なくとも私の見える範囲で彼の発言を叩いている内容を見る限り、梅田さんのフラストレーションは当たってるなぁ・・・と思ってしまう。以下は私の解釈ではあるが。 梅田さんが「好き」であって、日本でもその登場を期待したネットの世界とは、「バーチャル・アテネの学堂」だったんじゃないかと思う。
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