実際にやってもらった事があった。A4用紙一枚程度の簡易なレポート作成。 もちろん通常の業務としてではなく、キーボードが使えない人の問題点を洗い出すために。 そこで出てきた問題は、 入力速度はキーボードの約半分。タイプミスは目に見えて多かった。フリックで入力しづらい文字(記号など)を忌避する傾向があるため文章の読みやすさに難あり。画面が狭いためか、文章全体を俯瞰で確認する事が出来ず推敲がかなり甘くなった。指と視力の負担がキーボードよりも遥かに高い(もう一度同じレポートを打てるかと尋ねたら全員が無理と答えた)。段落の入れ替えや表記ゆれの統一といった指示への対応には相当な時間を要した。つーわけで、多少手間がかかってもとにかくキーボードの文書入力は必ず覚えさせようという事になった。