2010年08月24日07:00 USBメモリ経由で感染するマルウェア対策に強い味方 カテゴリセキュリティ 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の2010年上半期のコンピュータウイルス届出状況によると、継続して W32/Netskyの届出件数が多い状況だ。 しかしその一方では、2010年1月~3月にかけて、USBメモリ経由で感染を拡大する W32/Autorunの届出件数が増加し、6月には W32/Netskyに次いで2番目に届出件数の多いウイルスとなった。IPAでは、利便性が高いUSBメモリにおいても、ウイルスが潜んでいる危険性があることを認識するよう、警告している。 W32/Autorunの感染が増加した要因には、セキュリティガードの甘いUSBメモリが感染媒体として悪用されていることに加え、W32/Autorunの変種や亜種が大量に発生しており、セキュリティ対策ソフトを回避する機能を