いよいよ新卒採用シーズン。根性がある、などと根強い人気を誇るのが「体育会」出身者だが、競技やポジションごとに特性は多種多様だ。「個人競技より団体競技」「献身的なフォワードがいい」……。企業のホンネは結構細かい。対極と思われていた「旅人」出身者も最近は人気急上昇。専門の人材サービスの会社も現れた。そこで企業に聞いた。体育会VS旅人、どっちがほしい?■一押しは「主将より寮長」「早く辞めてしまう社員
かつて東京大学から霞が関といえば、典型的なエリートコースでした。しかし、今の東大生には自分たちが進む道として魅力的に思えないようです。(“霞が関のリアル”取材班 三浦佑一) 「大学院でデータサイエンスの研究を」(工学部・男性) 「銀行に就職します」(文学部・女性) 「コンサルタントをやらせていただきます」(経済学部・女性) 「司法試験を受けて企業弁護士を目指します」(法学部・男性) 10人以上に聞きましたが、官僚になる人はいませんでした。そんなに、『東大→官僚』というコースを歩む人はレアなのか…。 それでは、どうして官僚を選ばなかったのかと尋ねると、「ゼロから新しいものを作るという意味で、民間のほうがおもしろいことができるのでは」とか、「社会貢献できるのは官僚だけではないという考え方を持つ人が増えたのかな」などという答えが返ってきました。 とはいえ、これまで多くの官僚を輩出してきた東京大学
京都大学のカウンセリングルームによる手引き「留年について」が、心優しい名文と注目を集めています。公式サイトに掲載されているもので、留年を悲観的にとらえずに向き合うべきと、学生を優しい文章で導いています。 「留年について」 文部科学省の調査によると、4年制学部を4年で卒業するのは、入学者の約8割弱とのこと。京大でも事情はほぼ等しく、学部全体では約2割の学生が留年するそうです。同学は、これだけの人数に及ぶ留年や退学は、単に個人の失敗としてのみとらえるべきではないとし、「現在の日本の社会において、大学というシステムは一定数の留年や退学を生み出すようにできている」ことを指摘。そこには入試や企業の採用のあり方など、さまざまな要因が多重に関与していることを理解したうえで、留年に取り組むべきと提案しています。 留年に至るケースには、学業面の困難や修学意欲の喪失など、不本意な要因によるものもあります。この
――「産業の新陳代謝とベンチャーの加速」が、安倍政権の政策の目玉の1つにかかげられました。成果指標は「新規企業の開業率を現在の5%から10%台に倍増する」というもの。これは実現できるでしょうか。 よく開業率の議論だけをしますが、開業率が高くなるということは、廃業率の上昇とセットの話。どの国でも、どちらかだけが高いわけではない。開業率が低くて廃業率ばかり高かったら、それは滅びていくということ。普通に成長している国では、開業率も廃業率も日本より高い。要するに、日本は老化しているってことなんです。「新陳代謝」がない。だから成長戦略ということでは、開業率と廃業率の両方を高くするしかありません。廃業率が高いということは、じつは廃業しやすくする、すなわち起業で失敗したときのリスクを小さい社会システムにするということです。そうでなければ起業する人は増えません。 「新陳」の施策はほとんど実施済み ――人間
The Economist で見つけた記事。 イタリアファッション:縫い手がいない! (2013/6/22号) 全部訳すのはあまりに煩雑なんだけれど、つまるところ現在、イタリアの縫製業界が人手不足で困っているという話。イタリアのファッション業界がきわめて高い評価を得ているのは周知のことだけれど、それはデザインだけじゃない。当然ながら、その高度なデザインを支える高い縫製技術があるから。ところが、そうした人々はどんどん高齢化する一方で、若者はそういう職につきたがらない。するともうイタリアファッションがいずれ支えられなくなるのでは、というお話。 イタリアは一方では高失業率で悩んでいる。でも一方ではこういうところで、人手不足がたくさん生じている。でも肉体労働や手作業、工業の現場に対する蔑視があって、みんなホワイトカラーのオフィスワークで楽な高給取りになるのを夢見ている。だから給料はどうあれ、そうい
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2009年5月18日 キヤノン株式会社 採用センター 標題の件につきまして、弊社の新卒採用活動における人材要件及び大学院教育における人材育成に関する受入企業側としての見解を記載いたします。 1.弊社が新入社員に求めている能力 (1)教育歴に関わらず、全ての入社者に共通して求めている能力 1. 三自の精神(弊社行動指針) 自発:何事にも自ら進んで積極的に行うこと。 自治:自分自身を管理すること。 自覚:自分が置かれている立場・役割・状況をよく認識すること。 2. コミュニケーション能力 自分の考えていることを相手に伝え、説得して、行動を起こさせる力。 チームワーク(人の和)を重視し、集団の中で自分も周りも活かすことができる力。 3. 「創造力」と「想像力」 クリエイティビティとイマジネーションを豊かにして仮設を立て、その仮説を様々な手段を用いて検証していく力。 (2)修士号および博士号取得者
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